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特集「妄想オーストラリアの旅」その2

山口県でオーストラリア気分を満喫!?

想像を絶する大きさに仰天!

高さも太さも樹齢も何もかも桁違い!

バオバブの木の地図 クスの森の地図 バオバブの木の写真

アフリカやオーストラリアなどに生息するバオバブの木は、1度見たら忘れられない特徴的な形状をしています。

高さは約20メートル、直径が約10メートルに及ぶバオバブの木。バオバブの大木には約10トンもの水分が幹に蓄えられており、乾季になると葉を落 とし休眠して、休眠中はその水分で生き延びます。年輪が無いため樹齢を知ることは難しいが、数千年に達するといわれ、中は空洞になることが多いそうです。 南アフリカでは、バオバブの木の空洞を酒場や家として利用しているものもあります。実際の大きさが想像できますね。


クスの森の写真

木が生い茂っているように見えますが、1株の木なんですよ。真ん中に私が写っているのが見えますか?(クリックで拡大)

それに負けないほどの巨木が山口県にもあります。下関市川棚(かわたな)にある国指定天然記念物のクスの森です。
高さ約25メートル、幹の周囲は約11メートル、樹齢は1,000年といわれています。
四方に伸びる枝の最長のものは約27メートルもあるそうです。
写真ではその迫力は分からないでしょうが、とにかくでかい!枝1本で、普通の木の1株はあります!

根元付近に立って、上を見上げると木漏れ日が差してきてとても気持ちがいい!1株から四方に枝が長く伸び、周囲を広く覆っているので、まるで森の中にいるようでした。
このクスの森は、内日(うつい)ダムから豊田町の野谷(のたに)まで続く、中国自然歩道コースの行程のちょうど中間地点に当たり、それらしい格好をした方もちらほらと見受けられました。

クスの森であれこれ写真を撮っていると、あっという間に昼時に。これから山口県の郷土料理をいただきます。

瓦そばの写真

川棚といえばやっぱりこれでしょう! 瓦そば!
熱した瓦の上に茶そばと具を乗せた料理です。テレビなどで取り上げられることも多いので、ご存じの方も多いでしょう。山口県の家庭では、瓦の代わりにホッ トプレートなどを使って一般的に食べられています(少なくとも私の家では月に2回は瓦そばが食卓に上がります)。


角島大橋の写真

川棚から北浦街道(国道191号)を北上すると、角島(つのしま)大橋もありますよ。

オーストラリアの国鳥エミューが山口県の蓋井島に生息!

蓋井島の地図

蓋井島(ふたおいじま)は下関の響灘(ひびきなだ)にある、人口約100人の小さな島です。
周辺海域は、アワビ、サザエ、ウニなどの海の幸が豊富に採れる海産物の宝庫!
そんな蓋井島にエミューがいるそうです。


オーストラリアの紋章

オーストラリアの紋章。コアラ、エリマキトカゲ、ワラビーなどを抑え、堂々とカンガルーとタッグを組むエミュー。 どことなく誇らしげだ。

ところでエミューってご存じですか?
もともとオーストラリアに生息している、ダチョウに似た、巨大な飛べない鳥です。
そのエミューは、カンガルーと共にオーストラリアの紋章にされているのだそうです。
予想外にメジャーな鳥でした。
こうした紋章は、裁判所や国の主だった施設には、シンボルとして掲げられているそうです。


蓋井島へは、1日3往復(11月から3月までは2往復)運航されている定期船に乗って渡ります。また船の旅です。以前訪ねた見島の旅を思い出しました。蓋井島行きの定期船は吉見(よしみ)港から出ており、所要時間は約35分です。
デッキに出て外を眺めていると、同乗していた釣り人に「にいちゃん釣りするには軽装だねぇ」と声を掛けられました。エミューを見に行くと伝えると「エミュー牧場は島の少し奥まったところにあるからマムシが出るかもしれないし、島には医者がおらんから、気を付けるんだぞ」と忠告されました。エミューを見るのにそこまでの覚悟がいるとは知りませんでした…。

売店みなと屋の写真

蓋井島唯一の売店みなと屋。道案内や、エミューについていろいろ教えてもらえました。

古い家屋に狭い道の写真

古い家屋に狭い道。クルマなんて通りません。てくてく歩いて坂を登ります。

民宿から見える海の写真

見晴らし最高の高台にある民宿からの眺め。民宿は築100年を超える古民家です。


船を降りると、釣り人たちはそそくさと釣り場に向かっていましたが、今回は、釣りはなし。蓋井島で唯一の売店で民宿の場所を聞き、向かいます。
民宿へ向かう途中の坂道ですが、雰囲気が素晴らしい!
石垣も、潮風も、古民家も、到着してたった10分でこの島が大好きになりました。

民宿に着いたら早速カメラを取り出してエミュー牧場へ出発です。
先ほどのみなと屋さんに道を聞いたところ、歩いて行くには山を2つ越えなくてはならないとのこと。それでも20分程度だろうということなので、教えられた通り、海沿いの道を散策がてら徒歩で向かいます。

看板の写真

一番最初に現れる看板。看板はあるのですが、見落としがちなので要注意。

看板の写真

こうなってくると、どっちに進めばいいものか。
(実際は右と左で異なるエミュー牧場に着きます)

山ノ神の写真

エミュー牧場に向かう途中、所々にある山ノ神。立ち入ることも枝を切ることも禁じられている。


道は舗装してあり、とても歩きやすいのですが、目印というものが何もない島なので、道を教えてくれた売店の方も説明に困っていました。
ただ看板があるので、それを目印に進めば到着します。道草に埋もれて見つけづらかったり、どっちに進めばいいのか分からなかったりする看板もありますが、 それも全てアミューズメントです!島の雰囲気が私を寛容にしてくれています!細かいことはいいんです!なんとかなるもんです!(※看板を見落として、1時間迷いました。)


牧場のエミューの写真

牧場のエミュー。飼育というより放牧と行った感じ。約20羽のエミューが伸び伸びと餌をつついています。

エミューの地図

眼光鋭いエミュー。リーゼントスタイルが決まっています。

歩き始めて20分が過ぎたころ(※迷子の時間を除く)、目の前に牧場らしきものが見えてきました。
好奇心旺盛なのか、カメラを構えるとこちらに寄ってくるものもいます。
見た目は地味なダチョウ。ダチョウがタンチョウヅルだとしたら、エミューはナベヅルといったところでしょうか。

顔立ちは、エミューの方がキリッと引き締まってます。リーゼントのようなヘアスタイルが、さらにワイルド感を醸し出しています。
さすが国を代表する鳥。風格があります。
が、そんな見た目と裏腹に、「ポコポコ」とかわいらしい声で鳴きます。さらに、だんだんこちらになれてきたのか、もともと人懐っこいのか、フェンス越しに何羽かが、私の後をついてくるようになりました。かわいいやつめっ!


エミューの卵の写真

写真はエミューの卵。去年生まれた無精卵です。
時間がたって色が落ちてきたのですが、本来はもっと濃い緑色だそうです。大きさもスゴいのですが、見た目以上に重く、600グラムほどあるそうです。
この卵を見ていると、でっかいエミューに育つわけだと納得。


エミューの取材も無事に終わり、一番の楽しみ夕食です!
民宿のおばあちゃんが、これでもかというくらい、たくさんの料理を作ってくれました。

夕食の写真
煮魚の写真
天ぷらの写真

刺し身から始まって、煮魚、天ぷらと、蓋井島の海の幸がどっさり!
お客さんが来るときは、朝の3時くらいから港に行って仕入れてくるそうです。おばあちゃん、ありがとう!
上の写真全てが、晩ご飯1食分です。他にもウニ飯も用意してあったみたいだけど、さすがにおなかがいっぱい。明日の船の中で食べられるようにとにぎってもらいました。

食後にお茶を頂きながら、おばあちゃんと談笑。
エミュー牧場に向かう途中、所々にあった山ノ神について聞いてみると、島内には「一ノ山」から「四ノ山」があり、4つの山の森から「山ノ神」を家へ迎え、3日2夜の間、盛大にもてなし、再び山の森へ送り届けるという神事が、7年に1度行われるそうです。
神を迎える家は「当元」と呼ばれ世襲されており、おばあちゃんの家は二ノ山の当元だそうです。
7年に1度の神事、とても神秘的だと思いませんか。機会を見つけてまた来たい、そんなすてきな島でした。

  • やまぐちの島々(蓋井島)
  • 「妄想オーストラリアの旅」(平成24年度製作)

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