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やまぐち「はしっこ」特集

「ふくのひれ酒」vs「ヒラメのえんがわ」

山口県の美味しいはしっこグルメを紹介!
「ヒラメのえんがわ」を肴(さかな)に、「ふくのひれ酒」で乾杯!

山口県には海の幸がいっぱい!萩市の「瀬つきあじ」や「アマダイ」、周防瀬戸の「タコ」や「タチウオ」、「西京はも」、「車エビ」、下松市の「ヒラメ」、当然、下関市の「フグ」も!数え上げたら、きりがないくらいです。
その中から、今の時期が旬の魚「ヒラメ」と「フグ」のはしっこをいただいてきました!


冬のある日、私とカメラマンM氏の二人は浮かれ気分で、とある和食屋さんにやってきました。

えんがわの写真

下松市の名物、笠戸(かさど)ヒラメに舌鼓!

お店に入って席に案内され、早速えんがわを注文。M氏は「えんがわ弁当とかあったらいいのにな。俺、毎日でも食べるのに」と言うくらいのえんがわ好き。下松市の名物、笠戸ヒラメを目の前にして、今にもはしをつけそうな勢いです。まだ写真、撮ってないんですけど(笑)
おあずけをくらい、切なそうな目をしながら、バッグからカメラを取り出し、セッティングをします。さすがプロ、カメラを持ったら真剣な目に戻っています。

笠戸大橋の写真

撮影中、お店の方に笠戸ヒラメについてお話を聞いたところ「笠戸島周辺の海は水質がよく、ヒラメの養殖に向いていて、身が締まり、お刺身、焼き物、煮物、 どれもとてもおいしいですよ」とのこと。えんがわの名前の由来について尋ねたら「身の形が家の縁側に似ているからですよ」とのお返事が。魚の縁(ふち)だ からえんがわと思っていましたが、それは思い込みでした。

えんがわの写真

撮影が終わり、M氏、待望のえんがわをいただきます。次々にえんがわを平らげていくM氏。「うまい!今まで食べてきたものの中でも特にジューシーだ!」と感動しています。えんがわを食べた感想で、コリコリしてるなどのコメントはよく耳にするの ですが、ジューシー…?私の困惑した表情を見てM氏は「淡白な白身のヒラメでも、えんがわは一番脂がのってる部位のひとつなんだぞ」とのこと。どうやらM 氏は、脂がのっている刺身のことを、ジューシーと表現するらしい。 実際に、えんがわは他の部位より脂ののりもよく、うま味があるそうです。

ひれ酒の写真

寒い冬にピッタリ!体の芯から温まるひれ酒

えんがわを半分ほど食べたころ、次のはしっこグルメ、ふくのひれ酒にかかります。山口県では、フグのことを福とかけて「ふく」と呼んでいます。
ひれ酒が運ばれ、お店の方から「よろしいですか」の声。何がよろしいのか、分からないまま「お願いします」と返事。すると、マッチに火をつけ、ひれ酒に被せてあったフタを半分ほど開けて、すばやく点火。一瞬、青っぽい炎が上がります。手際の良さに「おぉ」と声が出ます。

点火の瞬間の写真

ふくのひれ酒それではいただこうと、手を触れると、熱い!飲んでみようと口をつけると、もっと熱い!お酒をふぅふぅしながら飲むのは初めての体験です。ぐびぐび飲めるわけもなく、ちびちびとやっていたのですが、 あぶったひれから出る、香ばしい匂いとうま味で止まりません。M氏もお気に召したらしく「このひれ酒は、少し甘口の日本酒が使ってあって、お酒というよりも、これは料理だな」とおいしそうに飲んでいます。

家庭でひれ酒をおいしく作るコツを教えてもらいました。「フグはご存じのように猛毒を持った魚です。ですので、釣ってきたフグでひれ酒を作るようなことは 絶対にしないでくだい。タイやエイで代用できますし、それぞれに違ったおいしさがあります。そして、ひれを切り落とす時は、少し身も一緒に切って、あぶっ た方がうま味が増します。ただ、ひれをあぶるのはなかなか難しいので、慣れないうちはあぶってあるものを使うのもオススメです」とのことでした。

今回は寒い日に、ジューシーなえんがわをつまみながら、熱々のひれ酒をいただき、体を温める。そんなぜいたくな「はしっこ特集」でした。
次の特集は寿司でも取り上げてみようかな。
山口県には、まだまだたくさんの海の幸がありますからね。

(平成22年12月11日)