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特集「やまぐちレトロ散歩」 旧秋田商会ビル


特集「やまぐちレトロ散歩」 旧秋田商会ビル

まるでタイムスリップしたみたい!?
明治、大正、昭和と、その時代ごとの景観や空気を今に伝える建物が山口県にはあります。そんな建物の数々をご紹介する「やまぐちレトロ散歩」。
─あなたも山口で歴史浪漫にひたってみませんか?

国道9号沿い、唐戸交差点そばに建つ「旧秋田商会(きゅうあきたしょうかい)ビル」です。
大正4年(1915)竣工のこの建物は、日清戦争後に創立した海運会社、秋田商会のオフィスだったもので、なんと、西日本最初の鉄骨鉄筋コンクリート造の事務所建築なのだそうです。
平成27(2015)年で建設からちょうど100年目を迎えました。
下関は古くから大陸との通商の要衝として発展していたため、明治時代から、官公庁の施設や商館、銀行などが立ち並び、賑わっていました。
旧秋田商会ビルは、現在、当時の繁栄を今に伝えるランドマークの一つになっています。

外観を見てみると…年月を経たコンクリートの風合いが目を引きます。
外装・内装ともに改築は最小限で、建設当時の姿を保っている、貴重な建物だそうですよ。

旧秋田商会ビル外観の写真

旧秋田商会ビル外観


屋上の写真

屋上には一体何が…?

歴史を感じさせる素敵な外観…と見入っていると、ふと屋上に目が留まりました。
…松? 樹木が生い茂っているようです。そして、日本家屋のような屋根も。
あれは一体……?

謎の屋上の秘密は、後ほどご紹介します♪
さっそく中へ入っていきましょう!


ビルの1階は、かつて商会の事務所として使われていたそうで、真っ白な漆喰の壁がおしゃれな純洋風の造りになっていました。
現在は下関の観光情報センターになっていて、観光スポットをパネル展示したり、周辺地域の観光パンフレットを置いたりしています。
もちろん、商会を創立した秋田一族についても、パネル展示で学ぶことができますよ。

1階の様子の写真

1階の様子


パネル展示の写真

秋田一族についてのパネル展示

秋田寅之介さんの写真

秋田商会の創立者、秋田寅之介(あきた とらのすけ)さん

壁時計の写真

建設当初に設置された壁時計

米国製の壁時計は、ビルの建設当初に設置されたものだそうです。
周りの装飾が細かくて、とっても可愛い!


和室の写真

広―い和室!

簡単な閲覧手続きを済ませると、2階以上も見学することができます。
階段をあがると…あれ?
1階とはガラリと雰囲気が変わり、和風の造りになっています!


2、3階は、経営者たちの居住スペースや、宴会場として使われていたそうで、畳に障子、床の間という和の空間が広がっていました。 とにかく…広い! 大広間はなんと、仕切りをはずせば38畳もあるのだとか!
まるで時代劇に出てくるお城のようです。
部屋の各所に、歴史を感じさせる家具類が展示されていました。

 オルガンの写真

レトロなオルガン

中国製の丸テーブルの写真

中国製の丸テーブル。中国にも支社があった秋田商会の当時の繁栄をしのばれるものです

ペンダントライトの写真

和モダンなペンダントライトがおしゃれ!


続いてはいよいよ、生い茂る木と、立派な屋根が見えた謎の屋上へ。 階段をのぼっていくと…!?びっくり!日本庭園が広がっています。 ここは、秋田商会の創立者・秋田寅之介がビルの建設時に設置したもので、日本の屋上庭園の中でも最古のものの一つではないか、ということです。

屋上庭園 棲霞園の写真

「屋上庭園 棲霞園(せいかえん)」

庭園はたくさんの樹木が植えられた、緑豊かな空間。
まるで天空に浮かんでいるような、不思議な気分になります。


茶室内部の写真

茶室内部

庭の中心には、小さな茶室も備えられていました。
外から見えたのは、この茶室の屋根だったんですね。
こんな場所でお茶会を楽しめるなんて、優雅です…。


緑豊かな庭の写真

緑豊かな庭

この屋上庭園は普段は非公開ですが、取材で訪れたのは一般公開の日。とても貴重な機会です。年に2回ほど公開されていますので、一度足を運んでおきたいですね!


旧秋田商会ビルの地図
旧秋田商会ビル
所在地
下関市南部町23-11 JR下関駅よりバス7分「唐戸」下車すぐ
開館時間
9時30分から17時まで(最終入館16時40分)
休館日
12月29日から1月3日まで
入場料
無料
問い合わせ
下関観光情報センター 083-231-4141(FAX兼)