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特集「やまぐちレトロ散歩」 四階楼


特集「やまぐちレトロ散歩」四階楼

まるでタイムスリップしたみたい!?
明治、大正、昭和と、その時代ごとの景観や空気を今に伝える建物が山口県にはあります。そんな建物の数々をご紹介する「やまぐちレトロ散歩」。
─あなたも山口で歴史浪漫にひたってみませんか?

四階楼(しかいろう)は明治12(1879)年、幕末に第二奇兵隊参謀として活躍し、明治維新後は廻船問屋を営んだ小方謙九郎(おがた けんくろう)が建てた、全国でも珍しい4階建ての擬洋風木造建造物です。擬洋風建築とは、西洋の建物を見聞した日本の大工が、自らの技術で西洋の外観などを模した和洋折衷の建物のことです。
建設当初は迎賓及び宿泊施設として利用されていました。
平成10年度から12年度にかけて保存修復工事等が実施され、平成17年12月27日に国の重要文化財に指定されています。

四階楼外観の写真

四階楼外観


外観は大壁造漆喰塗(おおかべづくりしっくいぬり)で、四隅のコーナーストーンも漆喰でつくられており、1階と3階部分には蛇腹を回し、2階の軒庇(のきひさし)に付けた垂れ壁には牡丹、4階四隅の円柱に昇り龍などの鏝絵(こてえ)を施してあります。

2階部分・牡丹の鏝絵の写真

2階部分・牡丹の鏝絵

4階部分・昇り龍の鏝絵の写真

4階部分・昇り龍の鏝絵

1階に入ってすぐ、菊水(きくすい)紋の鏝絵が目に入ります。右側に玄関のような位置に扉がありますが、こちらは飾り玄関なので開けることはないそうです。海から訪れるお客様に良く見えるように設置されたのだとか。

1階・菊水紋の鏝絵と飾り玄関の写真

1階・菊水紋の鏝絵と飾り玄関


2階は一般的なおもてなしの部屋として使われていました。宿泊にも使用されていたようで、お手洗いもあります。また、この階に一つだけ、当時のまま残されている窓があります。写真ではわかりにくいので、ぜひ現地で質感の違いを確かめてみてください。

2階・おもてなしの間の写真

2階・おもてなしの間

当時のまま残されている窓の写真

右が当時のまま残されている窓

3階に上がると大きな唐獅子牡丹(からじしぼたん)の鏝絵が!
3階は上得意のお客様をおもてなしするお部屋だったそうです。お茶室と部屋の四隅に椿の彫刻が施された部屋まであります。なるほど、確かに1階と2階よりも豪華です。

3階・唐獅子牡丹の鏝絵の写真

3階・唐獅子牡丹の鏝絵


椿の彫刻の写真

椿の彫刻

唐獅子牡丹の鏝絵と椿の彫刻の写真

唐獅子牡丹の鏝絵との位置関係

お茶室の窓の形が全て違うというところに、上得意様に対する意気込みを感じます。

3階・茶室の写真

3階・茶室

3階・茶室控えの写真

3階・茶室控え


4階に上がりましょう。当時の方は着物でこれを上がっていたのかと思うほど、階段の一段一段が高いです。

4階への階段の写真

4階への階段


さあ、4階大広間です。当時は宴会の為の部屋だったのだとか。
天井の中央には鳳凰(ほうおう)の鏝絵が飾られており、四方の壁にはフランス製のステンドグラスが!こちらのガラスは当時の技法でつくっているそうで、気泡が混じっています。

鳳凰の鏝絵の写真

4階・鳳凰の鏝絵

鳳凰の鏝絵とステンドグラスの写真

4階・鳳凰の鏝絵とステンドグラス

窓の留め具の写真

窓の留め具にも時代を感じます

ステンドグラスの写真

短冊状、三角状に入れられたステンドグラス

4階のステンドグラスの窓からは瀬戸内海を眺めることもできます!
歴史浪漫にひたった後は、海峡の町ならではの新鮮な魚料理はいかがでしょうか。
四階楼の向かいには、新鮮な海の幸を味わえる道の駅「上関海峡」がありますよ。
四階楼にお越しの際は、上関町観光協会のホームページで周辺の観光情報をぜひチェックしてくださいね。

「四階楼」の地図
「四階楼」
所在地
山口県熊毛郡上関町大字室津868番1号
開館時間
10時から17時まで (入館は16時30分まで)
休館日
月曜日(祝祭日の場合は翌日)・年末年始(12月29日から1月3日まで)
入場料
無料
問い合わせ
電話:0820-62-6040(FAX兼)