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特集「山口県のローカル線めぐり」
SL「やまぐち」号 前編


「山口県のローカル線めぐり」/SL「やまぐち」号 前編

JR新山口駅から、島根県の津和野(つわの)駅までを走るSL「やまぐち」号。平成23(2011)年には、乗車数200万人を達成した人気の蒸気機関車です。今回の「山口県のローカル線めぐり」は、このSL「やまぐち」号に乗って、終着の島根県・津和野駅を目指します。前編は、路線の中間地点・篠目(しのめ)駅までのご紹介です。

復活したSL「やまぐち」号

国鉄の近代化・合理化により、昭和48(1973)年に一度姿を消した、山口線の蒸気機関車。しかし、多くのSLファンや地元住民の声を受け、昭和54(1979)年に復活しました。それから36年、現在SL「やまぐち」号として新山口・津和野間を走るのは、「C57形1号機」と、「C56形160号機」の2種類です。今回は「C57形1号機」通称「貴婦人」に乗り込みました。夏休みということもあり、SL「やまぐち」号は、子どもたちを連れた家族で大にぎわい!

新山口駅1番ホームの写真

1番ホームはレトロな雰囲気

C57形1号機と人だかりの写真

新山口駅に停車する「C57形1号機」。すごい人だかりです

県鳥「ナベヅル」をあしらったヘッドマークの写真

県鳥「ナベヅル」をあしらったヘッドマーク

「貴婦人」の愛称で親しまれるC57形1号機の写真

「貴婦人」の愛称で親しまれています

レトロムードあふれる客車

それでは、いよいよ津和野駅へ向かって出発です。この日は快晴! 絶好のローカル線日和です!

5つの客車は、明治、大正、昭和時代、そしてオリエント急行を思わせる欧風客車など、内装が工夫されています。 山々にこだまする力強い汽笛を聞きながら、レトロな座席に座っていると、どこか違う時代にタイムスリップしたような、不思議な気持ちを味わうことができます。

5号車の内装の写真

5号車・大正風客車のシートは背もたれが高くゆったりした乗り心地

4号車の内装の写真

4号車・落ち着いた色合いでまとめられた明治風客車

3号車の内装の写真

3号車・旧型の電灯と板張りの床が渋い味わいの昭和風客車

2号車の内装の写真

2号車・ヨーロッパの長距離列車「オリエント急行」を思わせる欧風客車

最後尾となる1号車には展望デッキが。景色を一望することができます。駅員さんに手を振って、次の駅を目指します。

1号車の展望デッキの写真

1号車の展望デッキから。駅員さんに見守られて駅を出発します

蒸気機関車の煙がたなびくレールの写真

レールの上に蒸気機関車の煙がたなびきます

迫力満点! 仁保から篠目までの急勾配

宮野ののどかな風景を抜けたSL「やまぐち」号は、3番目の停車駅・仁保(にほ)へ。

仁保駅と、その次に停車する篠目(しのめ)駅の間は峠になっており、往路最大の「山場」です。このため、仁保に停車した機関車は、急勾配に備えて石炭の積み直しや給水作業を行います。

石炭積み直し作業の写真

石炭積み直し作業


峠に向かう準備が整ったら、いざ出発!篠目駅に向かう上り坂は、確かになかなかの急勾配・・・。線路の両脇には山々が迫り、吐き出す煙も増えているようです。蒸気機関車の出す音も平地とは全く違います。

トンネルに入ると、煙が窓のすき間から客車に入ってきて、室内は少し灰色っぽくなりました。これもSLの醍醐味(だいごみ)ですね!

煙突から吐き出される煙の写真

煙突から吐き出される煙

車窓から見える山あいの写真

山あいをぐんぐんのぼります


この急勾配をのぼるときには、動輪の空転を防ぐために線路に砂をまくのだそうです。「滑らない砂」ということで、受験シーズンには受験生のお守りとして配布されているそうです。

急勾配をのぼるSL「やまぐち」号の写真

急勾配をのぼるSL「やまぐち」号の雄姿

そして篠目駅へ…旅は続きます

さて、篠目駅に到着すると…なにやら威容を誇っている塔があります。これが何かは次回後編でご紹介します。 篠目駅を出発した蒸気機関車は、終着駅の島根県・津和野を目指します。どうぞお楽しみに!

威容を誇る塔の写真

ローカル線の出会い人 道の駅長門峡 駅長 塚本さん

道の駅長門峡 駅長 塚本さんの写真

道の駅長門峡 駅長 塚本さん

ここ、道の駅長門峡(ちょうもんきょう)は、名勝長門峡を楽しむための拠点として、また、SLを見られる場所、阿東(あとう)地域のおいしい食材が買える、食べられる場所としてたくさんの方に利用していただいています。さらにフルーツ祭りといったイベントを開催しており、地元のおいしいフルーツもたくさん楽しめますよ! また、道の駅内では地元のチェーンソーアーティストによる木の彫刻やSL愛好家の方々が撮影されたSL写真を展示するなど、地域の方々のご協力によって、施設の中でも楽しんでいただけます。

ひとつ残念なことがありまして…。長門峡の遊歩道を最初のほうだけ歩いてすぐお帰りになる方が多いんです(笑)。紅葉のシーズンは本当にきれいですし、アユを食べられるお茶屋が2軒、道中と終点の竜宮淵(りゅうぐうぶち)にあります。7月から12月までは竜宮淵と道の駅長門峡を結ぶシャトルバスが運行していますので、ぜひ片道だけでも遊歩道をゆっくり歩いて、自然の美しさやマイナスイオンあふれる空気のおいしさを感じていただきたいと思います。

外郎の写真
【沿線グルメ紹介】
外郎
一般的な外郎(ういろう)は米粉を主原料とし、しっかりとした弾力がありますが、山口の外郎は、主原料にわらび粉などを用いているため、ぷるんとした軽やかな口当たりが特徴です。ほどよい甘みの上品な味と独特の軽やかな食感が魅力で、お茶席の菓子や西の京・山口の土産物として人気の逸品です。