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明推協委員のエッセイ

◆何でだろう…分かんない

山口県明るい選挙推進協議会理事 堀江 穆

 お笑いの世界でテツ&トモが、「何でだろう、何でだろう」と歌って一世を風靡した。いまは少し下火になっているが、私の頭の中には強烈に残っている。その類で、「選挙って何なのだろうか」を考える。

 実はこの原稿を書くにあたって、何も発想が湧いてこない。何でだろう。いくつか自分の心に問い合わせてみるのだが、何も湧いてこない。

 戦後60年が経過した。私の人生も62年が過ぎた。その間、衆議院の選挙が23回。参議院の選挙は20回実施されている。でも記憶に残っているのは選挙権を持つようになった昭和39年以降のことになる。その後、マスコミの社会に就職し、選挙は重要な仕事となった。目の前の選挙って、確かに誰が勝つのかに興味が湧く。無風選挙、結果が見えていると本当に面白くない。候補者がしのぎを削って政策を訴え、支持者も懸命に活動する選挙って迫力がある。だけど投票が終わって結果が出ると世の中は静かになり、社会が大きく変化したという実感はない。何でだろう。

 困った時活用するのが、私の頭の中の「魔法の引き出し」。検索すると「原点回帰」と出てきた。「何でだろう」を問い詰めるとどこに行き着くのか。憲法、民主主義、政治、社会、経済、…ウーン、いっぱい出てくる。ますます分かんない。どこに原点を求めたらさわやかな結論が生み出せるのか。自慢の「魔法の引き出し」もたいしたことないなァ。魔法なんて麗句は取っちゃうぞ。…脅しても結論は出てこない。

 歴史をひも解いてみる。封建社会、下克上の戦国時代、朝廷と武家の主導権争い、聖徳太子の描いた「和をもって尊しと為す」時代、…でも、分かんない。

 今度は自分の世界に戻って、現役華やかな時代、青春時代、お餓鬼さまの時代…ウッ、少し引っかかってきた。そう、いまの時代、仲間同士の喧嘩の仲裁から、戦利品の配分まで、人に文句を言わせないでちゃんと収めていた「ガキ大将」がいない。子供の頃、本当に怖かったお兄ちゃん、いま考えると優しかったよな。その辺りから選挙ってものを考えてみよう。原点を探る旅はまだまだ続く。

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