平成22年 (2010年) 2月 26日
今年度から始まった環境・生態系保全対策で、漁業者等のグループが全国各地の藻場・ 干潟の保全活動を行っています。
一般市民の保全活動に対する理解の深化と啓発を目的に、JF全漁連の主催で「なぎさ の守人(もりびと)シンポジウム2010」中央大会が開催されますが、同大会において、山口県から「山 口湾の干潟を守る会(代表者:岩本和美 山口県漁協山口支店運営委員長)」が、山口湾 の干潟保全活動(アサリ漁場の管理・干潟耕耘など)を全国に向けて発表します。
なぎさの守人(もりびと)シンポジウム2010 中央大会
※ 全国4会場で開催されたブロック大会から選出された代表事例を発表。
「山口湾の干潟を守る会」は、近畿・中国・四国ブロック大会において代表として選出された。
平成22年3月7日(日曜日)13:00〜17:00
東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
| 発表者 | 活動組織名 | 発表テーマ及び内容 |
原田義幸 (所属漁協) 山口県漁協山口支店 | 山口湾の干潟を 守る会 | 山口湾の干潟を守る会の取り組み 山口湾では、干潟再生を目的として平成16年から一般市民も参加して、干潟耕耘、アマモ場造成、アサリ漁場の管理などの様々な保全活動が行われている。 この成果として約20年ぶりに山口湾でアサリが収穫できるようになったため、アサリについては、漁業者で組織された「山口湾の干潟を守る会」が主体となって行い、さらなるアサリ資源の回復を目指して保全活動を進めていく。 |
| 都道府県 | 発表団体(活動組織名) | 活動対象 | |
| 1 | 北海道 | 歯舞地区干潟造成保存会 | 干潟 |
| 2 | 青森県 | 佐井村漁協保全の会 | 藻場 |
| 3 | 富山県 | 氷見漁場環境保全委員会 | 藻場 |
| 4 | 滋賀県 | びわこ環境保全活動組織 | ヨシ帯 |
| 5 | 山口県 | 山口湾の干潟を守る会 | 干潟 |
| 6 | 鹿児島県 | 指宿地区藻場保全会 | 藻場 |
| 7 | 沖縄県 | 石垣市サンゴ礁保全対策活動組織 | サンゴ礁 |
(1) 山口湾の干潟では、平成16年から、大学、一般市民、漁業者(海面・内水面漁協)、森林組合、NPO、行政機関が協働して、干潟耕耘、アサリ漁場の管理、アマモ場造成等の干潟再生の取り組みが進められてきた。
(2) 上記取り組みの一つであるアサリ漁場の管理では、平成21年4月には約20年ぶりに「アサリが収穫できた」という成果をあげた。
(3) この成果をもとにアサリについては、漁業者を主体に「山口湾の干潟を守る会」を結成し、環境・生態系保全対策(国、県、山口市が支援)を活用して取り組むこととなった。
(4) 「山口湾の干潟を守る会」の主な構成員は、山口県漁協山口支店の組合員22名と椹野川漁協の組合員13名。
(5) 主な活動内容は、被覆網によるアサリ漁場の管理、ナルトビエイ駆除と一般市民も参加する干潟耕耘を行い、アサリ資源の回復を目指している。

山口湾の干潟を守る会 発表者 原田義幸さん
(平成22年1月25日 近畿・中国・四国ブロック大会「神戸市」)
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