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新型コロナウイルスのオミクロン株XBB.1.5系統の県内初確認等について
県では、県環境保健センター等において、新型コロナウイルスのゲノム解析を実施しているところですが、このたび、WHO(世界保健機構)において、注目すべき変異株に位置付けられている、オミクロン株「XBB.1.5系統」が、県内で初めて確認(2検体)されましたので、お知らせします。
XBB.1.5系統の感染力については、BA.5系統等のオミクロン株より高くなっている可能性がありますが、重症化リスクについては、現時点、明らかになっていません。
なお、新たな変異株であっても、主な感染経路は、接触感染や飛沫感染であり、これまでと変わるものではないため、県民の皆様には、引き続き、3密を避け、「十分な換気」、「こまめな手洗い・手指消毒」など、基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。
また、3月陽性者のオミクロン株亜系統の検出状況についても、次のとおり併せてお知らせします。
県では、引き続き、ゲノムサーベイランスにより発生動向を監視していきます。
【今回のゲノム解析概要】
〇 令和5年3月下旬に採取した検体8件を3月30日に解析。 〇 そのうちの2検体が「XBB.1.5系統」で、この検体の感染者について、1人は「軽症、海外渡航歴あり」、1人は「軽症、県外行動歴なし」。 〇 残りの6検体のうち、2検体は「BA.5系統」、4検体は「BA.2.75系統」。 |
【3月陽性者のオミクロン株亜系統の検出状況】 (3月30日現在)
解析 件数 |
検出件数(検出率) |
||||
BA.5 |
BA.2.75 |
BQ.1 |
XBB.1.5 |
BA.2 |
|
82
|
50 (61.0%) |
23 (28.0%) |
6 (7.3%) |
2 (2.4%) |
1 (1.2%) |