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咽頭結膜熱の流行発生警報の発令について

ページ番号:0237492 更新日:2023年12月6日更新

咽頭結膜熱患者の定点当たり報告数が令和5年第48週(11月27日から12月3日)に3.14人となり、警報の基準としている定点当たり3人以上を上回りました。

これから、さらなる感染の拡大が予想されることから、本日、県下全域に「咽頭結膜熱流行発生警報」を発令しました。

本県で警報基準を超えるのは、現行の感染症法が施行された平成11年以降初めてとなります。

次の点に注意して感染予防に努めましょう。

 

<咽頭結膜熱とは>

1 特徴

 

  原因ウイルスはアデノウイルスで、小児を中心に季節を問わず発生する。

 

2 症状

  • 発熱(38~39℃)、のどの痛み、結膜炎などが主な症状です。
  • 吐き気、頭痛の強いとき、せきが激しいときは早めに医療機関へ相談してください。

3 感染経路

  • 飛沫感染:咳やくしゃみ等に含まれるウイルスによって感染
  • 接触感染:ウイルスが手指を介して感染

4 感染予防

 

  咽頭結膜熱にワクチンや特効薬はありません。日頃から手洗い、うがいを心がけ、タオル等の共有はやめましょう。

 

 

 

【定点当たり報告数の推移】
区分 全国 山口県
報告数

定点当たり

報告数

報告数

定点当たり

報告数

第46週(11月13日から11月19日) 10,158

3.31

94 2.19

第47週(11月20日から11月26日)

11,133 3.54 69 1.60

第48週(11月27日から12月3日)

集計中 集計中 135 3.14

 

【地域別発生状況】
岩国 柳井 周南 山口 防府 宇部 長門 下関 県全体

第46週

(11月13日から11月19日)

3.00 1.00 2.88 1.00 5.33 2.17 - - 2.11 2.19

第47週

(11月20日から11月26日)

2.20 0.67 1.50 1.40 2.33 1.67 - - 2.22 1.60

第48週

(11月27日から12月3日)

3.80 2.00 3.13 1.60 8.33 1.83 - - 4.56 3.14

※定点当たり報告数:1週間に各地域の定点医療機関(県内43箇所)から報告があった患者数の平均