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おいでませ知事室 豪雨災害を経験して

ページ番号:0011221 更新日:2009年8月24日更新

 このたびの「平成21年7月21日豪雨災害」は、かつて経験したことがないほどの大規模な土石流や河川の氾濫等を引き起こし、17名もの尊い人命を奪ったほか、家屋の滅失や浸水、道路、河川の損壊など、県内各地に大きな被害をもたらしました。
 改めて、お亡くなりになられました方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、全国から温かい励ましや多くの義援金が寄せられましたことに対しまして、厚くお礼申し上げます。

県では、8月7日の臨時県議会で、その時点での被害状況に基づき、特に緊急に措置すべき経費についての補正予算を計上しましたが、必要に応じてさらなる追加措置を講じるなど、一日も早い復旧と被災された方々の生活再建の支援に全力を挙げていきたいと考えています。

 私は、このたびの豪雨災害を経験し、県民の皆様の安心・安全を守ることがいかに重要であるか、そして、この分野で行政が果たす役割がいかに大きいかということを再認識しました。今回得られた貴重な教訓を活かし、防災について、もう一度足もとから見つめ直してみる必要があると考えています。
 また、被災家屋の復旧や清掃、周辺のガレキの撤去等には多くの人手が必要ですが、今回の豪雨災害では、被災直後から多くの方々が被災地に入り、ボランティアとして復旧作業に協力してくださっています。住民どうしが支え合い、地域の中で協力し合うことにより着実に復興が進んでいることに、私は大変心強い思いを感じるとともに、「共助」や「協働」の精神で行動することの重要性を改めて感じたところです。

 今後、関係する市町や団体等、多くの方々とともに、被災された皆さんが1日も早く安心したくらしを取り戻すことができるよう全力を挙げるとともに、県民生活の安心・安全の基盤づくりを一層推進してまいります。