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おいでませ知事室 山口県の「新たな未来」に向けて

ページ番号:0208284 更新日:2023年1月1日更新

山口県の「新たな未来」に向けて

 新年明けましておめでとうございます。

 謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、本年が、皆様にとりまして、より良い年となりますことを、心からお祈り申し上げます。

 新型コロナウイルスとの闘いは、発生後3年を経過した今もなお引き続いており、その収束は未だ見通せていませんが、昨年後半からは社会経済活動の正常化が進み、徐々にコロナ前の日常が戻ってきています。

 久方ぶりに行動制限のない年末年始が迎えられましたのも、医療に従事されている皆様方の御尽力、そして、感染防止対策に御理解と御協力をいただいている県民・事業者の皆様のお陰であり、改めて深く感謝申し上げます。

 新年にあたり、私は、コロナの危機から県民の皆様の命と健康を守り抜くとともに、傷んだ社会経済を再生させ、山口県の元気を取り戻していく、改めて、固く決意しました。

 そして同時に、デジタル化や脱炭素化をはじめとする社会変革、頻発化・激甚化している自然災害、本県の最重要課題である人口減少など、コロナ禍で生まれた新たな課題や、深刻さの度合いが増した課題にも、しっかり取り組んでいきたいと考えています。

 こうした考えの下、県では昨年末、今後の県政運営の指針となる新たな総合計画「やまぐち未来維新プラン」を策定し、「安心・安全」、「デジタル(未来技術)」、「グリーン(脱炭素)」、「ヒューマン(人づくり・新たな人の流れ)」の4つの視点で、これまで挑戦してきた産業維新・大交流維新・生活維新の「3つの維新」をさらに進化させ、「安心で希望と活力に満ちた山口県」の実現を目指していくこととしています。

 現在、このプランの具現化に向け、来年度の予算編成に取り組んでおり、医療・介護の充実はもとより、デジタル・グリーン等新たな成長分野や観光などコロナ禍からの回復が遅れている分野の振興、山口きらら博記念公園を拠点とした県民の活力の創出・発信、そして、本県の新たな未来を切り拓く人材の育成などに力を入れてまいります。

 折しも、国において、デジタルの力を活用して地域の課題解決や魅力向上の取組の加速化を目指す「デジタル田園都市国家構想総合戦略」が策定され、今年4月には、こども政策の司令塔となる「こども家庭庁」の設置も予定されています。

 私は、こうした国の動きにも呼応しながら、「やまぐち未来維新プラン」に掲げたプロジェクトを着実に推進し、県民誰もが、山口ならではの豊かさと幸福を感じながら、未来に希望を持って暮らせる山口県の実現に全力で取り組んでまいりますので、引き続き、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。