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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・「特産品とコラボ!新たな養殖開発」

ページ番号:0243201 更新日:2024年2月1日更新

県政テレビ番組 yab「イキイキ!山口」

「特産品とコラボ!新たな養殖開発」令和6年1月29日(月曜日)放送分

関係先:水産振興課

動画テキスト

『イキイキ!山口』

 

 

【アナウンサー】

山口県を代表する特産品の一つ、日本酒を製造する際に出る酒粕。

これを使用したブランド養殖魚「やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚」をご存じですか?

今回のイキイキ!山口では、「山口県ならでは」の養殖ブランドの開発に向けた

取り組みについてご紹介します。

 

 

~オープニングタイトルの映像~

特産品とコラボ!新たな養殖開発

 

~県水産研究センターの外観の映像~

 

【アナウンサー】

長門市にある県水産研究センターは、さまざまな調査研究、技術開発に取り組む、

県の拠点施設です。

 

 

~アナウンサーと県水産振興課 久村 悠貴さんのツーショット~

 

【アナウンサー】

こちらで「やまぐちほろ酔い酒粕養殖魚」を開発されたそうですね。

 

【久村さん】

県内養殖業の振興のため、県が令和元年度からこちらの県水産研究センターで開発を進めてきました。

山口県を代表する特産品の一つである日本酒を製造する際に出る酒粕を

魚の餌に利用しており、これまで、サバ、ウマヅラハギ、アユの開発に成功しました。

 

【アナウンサー】

どんな特長があるのでしょうか。

 

【久村さん】

魚の臭みが軽減された上品な香りや、程よい脂乗りとうまみが特長です。

令和3年度以降、ほろ酔いさばをスタートに順次販売を開始していますが、

大変好評をいただいております。

この取り組みを通して「山口県ならでは」の特色ある養殖業を

展開していきたいと思います。

 

~県水産研究センターの内部の映像~

 

【アナウンサー】

他にも、県水産研究センターではさまざまな取り組みを行っています。

 

 

~アナウンサーと県水産研究センター 白木 信彦さんのツーショット~

 

【アナウンサー】

現在進行中の取り組みについて教えてください。

 

【白木さん】

こちらの「ムラサキウニ」をご覧ください。

 

【アナウンサー】

立派なウニですね。

 

【白木さん】

ムラサキウニは県の重要な水産資源ですが、

近年の大量発生により、海藻が食べ尽くされ海底の岩肌がむき出しになる

「磯焼け」の一因となっています。

「磯焼け」が広がることにより、ウニ類のほかアワビやサザエなど貝類の餌不足や、

魚類の産卵場が減るなど、漁業に大きな影響を与えています。

そのため、県内では「磯焼け」対策としてムラサキウニの捕獲、駆除が

行われていますが、このウニを捨てるのではなく、養殖という形で活用し、

ほろ酔いシリーズに続く新たな特産ブランドにしようと取り組んでいます。

 

【アナウンサー】

ウニには何を食べさせるんですか?

 

【白木さん】

海藻や農産物など、県内のさまざまな食材を食べさせる試験を行っていて、

身入りの改善や、味や香りの変化について確認をしています。

他にも新たなほろ酔いシリーズとして、マアジやトラフグといった魚種の

開発試験も行っていますので、今後も期待してください。

 

 

~まとめ~

 

【久村さん】

さらにおいしい山口県の水産物を皆さんに食べていただくために、「ほろ酔いシリーズ」をはじめとした「山口県ならでは」の養殖ブランド開発に向けて頑張っています。

今後もご期待ください。

 

 

関係先:水産振興課