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食の安心・安全メール・第245号
やまぐち食の安心・安全メール第245号
魚介類に含まれる水銀について
- 魚介類は、良質なタンパク質や健康に良いと考えられるEPA、DHA等をその他の食品に比べ一般に多く含み、また、微量栄養素の摂取源である等、健康的な食生活にとって不可欠で優れた栄養特性を持っています
- その反面、食物連鎖の過程で水銀を体内に蓄積するため、日本人の水銀摂取の80％以上が魚介類由来となっています
魚介類に含まれる水銀の影響について
- 近年、魚介類を通じた低濃度の水銀摂取が胎児に影響を与える可能性を懸念する報告がなされています
- ただし、この胎児への影響は、例えば音を聞いた場合の反応が 1/1,000秒以下のレベルで遅れるようになるようなもので、影響があるとしても将来の社会生活に支障があるような重篤なものではありません
- この評価を踏まえ、厚生労働省では「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」を作成し、公表しています
- 魚介類は健やかな妊娠と出産に重要である栄養等のバランスのよい食事に欠かせないものです
- 妊婦の方はこの注意事項を参考に魚介類を摂食することで、水銀摂取量を減らしつつ、バランスよく栄養を摂取しましょう
- なお、妊婦以外の方については、通常食べる魚介類によって、水銀による健康への悪影響が懸念される状況ではありません
- 健康的な食生活の維持によって有益である魚介類をバランスよく食べてください
詳しくはこちら
（魚介類に含まれる水銀について（厚生労働省））＜外部リンク＞
やまぐち食の安心・安全推進協議会
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