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下松市、周南市、防府市沿岸における赤潮警報の発令について

ページ番号:0038263 更新日:2020年9月17日更新

1 現状

 下松市、周南市沿岸において、魚介類に対して有害なプランクトン(カレニア ミキモトイ)が増殖していたため、赤潮注意報を発令し注意喚起していたところですが、本日、防府市沿岸で赤潮警報密度である5,000個/mlを超える233,000個/mlの発生を確認したことから、下松市、周南市、防府市及び関係漁協に「赤潮警報」(裏面資料のとおり)を発令し、警戒を呼びかけました。
 なお、現時点で漁業被害(蓄養中のタコのへい死:被害額は確認中)が発生しています。
 [赤潮警報発令対象市] 下松市、周南市、防府市

下松市、周南市、防府市沿岸における赤潮警報の発令についての画像

2 県の対応について

 今後も、モニタリング調査等を通じた情報収集や調査結果の提供などにより、一層の警戒を続けるとともに、関係市及び漁協に対し、次の点について指導を行います。

  • 漁港内での蓄養は避け、活け〆出荷等の対策を講じること。
  • 養殖魚等については、より深い生け簀の活用、餌止めによる魚の安静状態維持、早期出荷などの対策を講じること。

3 今後の赤潮の見通し

 気象条件等によっては、広い範囲で本種がさらに増殖することも考えられることから、今後の発生動向に十分留意する必要があります。

4 参考

  • 本種は、魚類の鰓を損傷させてへい死させるプランクトンで、過去、本県で最も大きな漁業被害が発生したプランクトンです。
  • 本種は、中層・底層を中心に増殖し、パッチ状になって上下動を繰り返すことから、海面からの観察では海水の着色(暗褐色)が判別しにくいプランクトンです。
  • なお、当該海域における魚介類を食しても人体に影響はありません。
  • 本年2回目の赤潮警報の発令です

添付ファイル

 2020年09月17日 警報第2報(PDF:151KB)

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水産振興課
Tel:083-933-3540
Mail:a16500@pref.yamaguchi.lg.jp