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和木町、岩国市、柳井市、周防大島町沿岸における赤潮警報の発令について(令和3年度赤潮警報第2号)
1 現状
7月13日、和木町沖において、魚介類に対して有害なプランクトン(シャットネラ アンティカ)が増殖し、赤潮警報密度である100個/mlを超える121個/mlの発生を確認したことから、同日、和木町、岩国市、柳井市、周防大島町及び関係漁協に「赤潮警報」(裏面資料のとおり)を発令し、警戒を呼びかけました。
なお、現時点で漁業被害の情報はありません。
[赤潮警報発令対象市(漁協)]和木町、岩国市、柳井市、周防大島町(山口県漁協岩柳大島統括支店)
2 県の対応について
今後も、モニタリング調査等を通じた情報収集や調査結果の提供などにより、一層の警戒を続けるとともに、関係市及び漁協に対し、次の点について指導を行います。
漁港内での蓄養は避け、活け〆出荷等の対策を講じること。
3 今後の赤潮の見通し
気象条件等によっては、広い範囲で本種がさらに増殖することも考えられ、漁業被害の発生も懸念されます。
4 参考
- 本種は、低濃度(海水が着色しない状態)でも魚類やエビ類に有害なプランクトンであり、日中は表層に、夜間は中層に滞留して、上下動を繰り返します。
- 本年2回目の赤潮警報の発令です。
添付ファイル
R3年07月13日警報(和木町、岩国市、柳井市、周防大島町沿岸)(PDF:194KB)
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