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元気創出!どこでもトーク・H28年度実施状況
山口県では、県政運営の指針「元気創出やまぐち!未来開拓チャレンジプラン」に掲げる取組を強力に進めるとともに、「山口県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、本県の抱える大きな課題である人口減少克服と地方創生に向けた取組を積極的に進めるために、知事が県民の皆さんから直接ご意見をお聴きする「元気創出!どこでもトーク」を県内各地で実施しています。
実施状況
分野別意見交換会
知事が出席する行事等の機会を活用し、様々な分野で活動に取り組む方々から意見を伺う意見交換会
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実施日 |
トークテーマ |
実施場所 |
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第1回 |
H28年4月9日(土曜日) |
安全で安心なまちづくりの推進について |
中市コミュニティホールNac |
第2回 |
H28年6月1日(水曜日) |
元気な山口県づくりについて |
山口県立大学 桜翔館 |
第3回 |
H28年6月3日(金曜日) |
やまぐち暮らしの魅力(移住・定住の促進) |
やまぐちサッカー交流広場 |
第4回 |
H28年6月9日(木曜日) |
介護人材の確保について |
ホテルかめ福 |
第5回 |
H28年6月27日(月曜日) |
若者の県内定着を促進するために |
山口大学 総合図書館 |
第6回 |
H28年7月26日(火曜日) |
産業人材の確保・育成について |
ホテルかめ福 |
第7回 |
H28年9月17日(土曜日) |
水産業の振興について |
田布施町役場麻里府公民館 |
第8回 |
H29年1月20日(金曜日) |
女性の活躍推進に向けた取組について |
県庁1階視聴覚室 |
第9回 |
H29年2月14日(火曜日) |
産業活力の創造について |
セントコア山口 |
地域懇談会
県内8つの地域ごとに、地域で活動されている方々から地域の様々な課題等について意見を伺う懇談会
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実施日 |
地域 |
実施場所 |
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第1回 |
H28年6月28日(火曜日) |
長門 |
長門土木建築事務所 |
第2回 |
H28年7月7日(木曜日) |
岩国 |
岩国総合庁舎 |
第3回 |
H28年8月19日(金曜日) |
山口・防府 |
山口総合庁舎 |
第4回 |
H28年8月30日(火曜日) |
柳井 |
柳井総合庁舎 |
第5回 |
H28年9月6日(火曜日) |
宇部 |
宇部総合庁舎 |
第6回 |
H28年9月12日(月曜日) |
周南 |
周南総合庁舎 |
第7回 |
H28年10月6日(木曜日) |
下関 |
下関総合庁舎 |
第8回 |
H28年1月1日(火曜日) |
萩 |
萩総合庁舎 |
分野別意見交換会
第1回元気創出!どこでもトーク (「反射材着用促進の日」キャンペーンに併せて)
平成28年4月9日(土曜日)17時30分~18時30分[中市コミュニティホールNac]
テーマ:安全で安心なまちづくりの推進について
参加者:地域の交通安全、防犯活動に取り組んでおられる方 9名
参加者からのご意見等
- 交通事故を起こさない、巻き込まれないために、自分の身は自分で守るという意識を高める子どもの頃からの教育が重要。
- 学生ボランティアサークルの活動として、振り込め詐欺防止、自転車のツーロック等を呼び掛けているが、地域の防犯意識の低さが課題である。
- 反射材着用の促進をする上で、服に縫い込んだり、靴の横に入ったファッション的な反射材になるといい。
- 交通安全や防犯活動を進めるためには、若いリーダーシップをとれる後継者を育てることが課題である。 他
第2回元気創出!どこでもトーク (山口県立大学学長ランチトークに併せて)
平成28年6月1日(水曜日)12時00分~13時15分[山口県立大学 桜翔館]
テーマ:元気な山口県づくりについて
参加者:山口県立大学学生 10名
参加者からのご意見等
- 県内にもたくさんの外国人が住んでおられるので、外国人にも住み良い山口県にしたい。
- 1年間韓国に留学して見てきたことについて、地域の人に情報発信する機会があるといい。
- 山口県には、地域資源はたくさんあるがPRができていないと感じる。
- 学校給食が選択メニューで楽しみだったので、そうした他にはない、ここだけにある良さを広めていきたい。 他
第3回元気創出!どこでもトーク (「やまぐち移住倶楽部」キックオフミーティング交流会に併せて)
平成28年6月3日(金曜日)14時55分~15時10分[やまぐちサッカー交流広場]
テーマ:やまぐち暮らしの魅力(移住・定住の促進)
参加者:地域おこし協力隊員で県内定住者、移住者 25名
参加者からのご意見等
- 子育てする上で、地域の人たちが、子どもたちを見守り、大切にしてくれることに感謝している。
- 周防大島の人は、島への思いが強く、元気で、面白いアイデアマンが多い。
- 萩や山口、下関などにいろいろな史跡や文書があり、歴史を身近に感じることができる。 他
第4回元気創出!どこでもトーク (山口県介護職員合同入職式に併せて)
平成28年6月9日(木曜日)15時45分~16時25分[ホテルかめ福]
テーマ:介護人材の確保について
参加者:高齢者介護や障害者支援に携わる入職後1年未満の職員 70名程度
参加者からのご意見等
- 施設に出勤した時に、利用者の方が笑顔で「待っちょったよ」とか、「今日もよろしく」と言われ、頼られていると感じる時にやりがいを感じる。
- 介護職に従事して5年ほどでユニットリーダーの立場になったことが、任されているという一人前の気持ちになり、自信につながった。
- 介護は、一人で頑張って抱え込んでしまうと、進まずに思い悩んでしまう。チームのみんなを信頼して相談するといい。 他
第5回元気創出!どこでもトーク (山口大学学長との懇談会に併せて)
平成28年6月27日(月曜日)14時30分~15時30分[山口大学総合図書館]
テーマ:若者の県内定着を促進するために
参加者:県内高等教育機関の大学生等 11名
参加者からのご意見等
- 教育分野ではコミュニティスクールで地域との関わりは多いが、もっと大学生が地域の人と関わっていけるといい。
- 少子化の原因は晩婚化もあると思うので、婚活を積極的に取り入れるといい。
- 県内企業の情報を、中学・高校の頃から教えてもらえると、大学の進学時や就職する時に、県内へ意識が向くかもしれない。
- 「若旅」に企画段階から参加することで、山口県のすごい企業を知ることができ、山口への就職を考えるようになった。 他
第6回元気創出!どこでもトーク (山口県経営者協会常任理事会に併せて)
平成28年7月26日(火曜日)16時00分~17時40分[ホテルかめ福]
テーマ:産業人材の確保・育成について
参加者:山口県経営者協会役員 21名
参加者からのご意見等
- Coc+事業のおかげで、県外の学校の学生や、県外出身の学生の訪問もあり、よい結果を期待している。
- 産業界の各企業の様子を高校の進路担当の先生に知っていただくための、意見交換の場があるとよい。
- ベテランの知識や経験を伝授するために、各会社のもつ研修施設やプログラムをシェアできる仕組みがあるとよい。
- 産官学の連携で実施している「若旅」のように、大学、行政、民間が連携して、山口県の魅力を発信していく必要がある。
- 山口県では、近隣に工業高校があって、安定的に採用ができる面はありがたく、また強みでもある。
- 人口減少に歯止めをかけるために、安心して結婚、子育てができる社会の創生と、活力ある地域づくりに努力してほしい。 他
第7回元気創出!どこでもトーク (田布施水産加工施設、昼市の視察に併せて)
平成28年9月17日(土曜日)15時30分~16時35分[田布施町役場麻里府公民館]
テーマ:水産業の振興について
参加者:漁業関係者 9名
参加者からのご意見等
- 県の担い手支援日本一の事業により、新規就業者が研修を受け、独立しやすい状況になっており、ありがたい。
- 地域を盛り上げるための取り組みをする中で、行政には、規制ではなく提案型の指導をしていただきたい。
- 萩のしーまーとや下関の唐戸市場のような、売る拠点ができると、地域が活気づくと思う。
- 夫のIターンに併せて、大阪から移住してきた。早朝の漁など生活リズムは大変であるが、子どもを育てる上では自然があっていい。 他
第8回元気創出!どこでもトーク (「輝く女性管理職ネットやまぐち」企画発表会に併せて)
平成29年1月20日(金曜日)15時50分~16時25分[県庁1階視聴覚室]
テーマ:女性の活躍推進に向けた取組について
参加者:女性管理職ネットやまぐち参加者 6名
参加者からのご意見等
- 様々な企業の、いろいろな職種の皆さんの意見に触れ、たくさんの刺激を受けた。このような活動が各地域で行われるとよい。
- 病院は女性の就業率が高く、女性が働きやすい環境は整えられているが、制度を利用する人とそうでない人との格差が生じたりなど新たな課題が見えてきた。
- 管理職になりたい、できる女性が育たない。今のままでいいという人をどう引き上げていくかが課題である。
- 結婚や出産で仕事を辞めていた時代から、今では育児休暇を取って復職する女性が多い。会社やトップの意識もどんどん変わっていくと期待している。 他
第9回元気創出!どこでもトーク (Otis(後継者・若手経営者の会)会合に併せて)
平成29年2月14日(火曜日)16時00分~18時00分[セントコア山口]
テーマ:産業活力の創造について
参加者:県内企業の若手経営者(「Otis(後継者・若手経営者の会)」会員)) 14名
参加者からのご意見等
- 空港の便数確保のためには、インバウンドだけでなく、アウトバウンドも大事になってくる。
- 中小企業の競争力強化のため、それぞれの企業の強みの部分を洗い出し、異業種交流を進めるべきと考えるが、つながりを持つ部分が難しいので、行政の力を借りたい。
- 高校生や大学生等が、卒業して社会人になる前に、ライフプランについて考える研修会があるとよい。
- 企業が従業員の健康に配慮することで、経営面でも大きな成長が期待できるという「健康経営」の考え方を山口県でも広げていっていただきたい。 他
地域別意見交換会
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪長門≫
平成28年6月28日(火曜日)13時30分~16時30分
(1)視察
13時30分~13時45分 百姓の塩(長門市油谷向津具下937)
13時50分~14時00分 百姓庵(長門市油谷向津具下1098-1)
- 百姓庵代表の井上氏が案内され、「百姓の塩」での塩づくり、古民家を改修した民宿「百姓庵」を視察しました。
(2)地域懇談会
14時45分~16時30分[長門土木建築事務所]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:長門地域(長門市)で活動されている方々 9名
- 有限会社大小早川商店 代表取締役 早川 修
- 「玉仙閣」専務取締役 伊藤就一
- ながと物産合同会社 Coo(執行責任者) 山本桂司
- 牛生産農家 木村友則
- 「百姓庵」代表 井上 義(雄然)
- 千畳敷MTB実行委員会 委員長 松尾茂子
- 認定こども園あおい幼稚園 園長 吉岡光雄
- 特定非営利法人「人と木」理事長 岩本美枝
- 長門市消防団日置分団第1部隊(女性隊員) 森永久美 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 民間の感覚を持ちながら、地域の課題をくみ取りつつ行うミッションの中では、選択と集中が必要である。
- 仙崎にできる新しい道の駅、俵山にできる新しい道、星野リゾートに期待している。交流人口を増やして人を集めることを考えている。
- 山口県の観光政策の一環として、Mice(マイス)の誘致をお願いしたい。
- 職人の認定制度を作り、就農支援のような2年の研修、5年の補助などの制度を作るといい。
- やまぐち森林づくり県民税を、木を使って人が活動できる「木育(もくいく)」の施策に活用いただきたい。
- 中学校単位での部活動の枠を取り払って、地域から子どもたちが流出するのを止められないか。
- 県内に牛の処理場ができれば、長門の長州黒かしわと長門和牛、長門産の野菜とコラボした特産品を考えている。
- 千畳敷、元乃隅など長門市内の道をサイクルロード100選に申請することを検討している。自転車の環境、道沿い、看板やトイレ等の整備について考えてほしい。
- 社協でヘルパーをしており、高齢者の方が望まれる生活の支援ができるようにと思っている。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪岩国≫
平成28年7月7日(木曜日)14時00分~17時40分
(1)視察
14時00分~14時20分 ふれあいステーション蓮華(末北公会堂)
(岩国市周東町祖生1308-5)
- ふれあいステーション蓮華の代表者藤重氏が案内され、末北公会堂で開催のサロンを視察しました。
- 当日は7月7日で、地域の皆さんがササの葉に七夕の願い事を書いた短冊を飾り、その願い事を発表される様子を見学しました。
15時00分~15時20分 ふれあい工房クローバー
(和木町瀬田4丁目1-2)
- ふれあい工房クローバーの生活相談員松長氏が案内され、障害のある利用者が働く作業所を視察しました。
- パンの袋詰めの作業をする様子を見学し、利用者と地域住民のつながりや、障害者への理解が深まっていることについて、松長氏より説明を受けました。
(2)地域懇談会
16時00分~17時40分[岩国総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:岩国地域(岩国市、和木町)で活動されている方々 8名
- 一般社団法人岩国青年会議所 副理事長 林 和宏
- 岩国商工会議所青年部 観光推進委員長 三木栄作
- 中倉あすなろ会 会長 竹植和江
- 子育て県民運動地域推進協議会 委員 有馬直子
- 川下中学校区地域協育ネット協議会(あったかネット)統括コーディネーター 渡辺博明
- 特定非営利法人ふれあいステーション蓮華 代表者 藤重保章
- 訪問看護ステーションひだまり 管理者 杉山富美江
- 地域活動支援センター ふれあい工房クローバー 生活相談員 松長美保 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 青年会議所の会員も減少している。雇用と若者の定住を促進して、われわれと共に活動をしてくれる人が増えることを望む。
- 地域の皆さんが生き生きと集い、安心して暮らしていける地域づくりのために、環境整備や木の伐採、草刈りなどの活動をしている。
- 地域の特産品を使って作業をする中で、地域の方から頑張ってと言われるようになり、障害者の方も生活しやすくなった。
- 地元の企業についてもしっかりとPRをして、大学進学してもいずれは地元に戻れるようにするといい。
- 地域包括システムに皆さんが取り組む中で、地域で看取りができるために、訪問看護は重要な位置付けにある。
- 都会で頑張っている山口県出身者が帰って来られるように、企業のポストを確保したり、Uターン優遇税制などの環境整備を望む。
- 10月の岩国まつりでは、特産品を使ったレシピを募集、PRしていく”ぶちうまグランプリ”の開催を予定している。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪山口・防府≫
平成28年8月19日(金曜日)13時45分~17時45分
(1)視察
13時45分~14時10分 藍と愛の会「アトリエ」
(防府市大字富海1814-1)
- 藍と愛の会会長の飴村氏が案内され、会の活動状況や藍による富海の地域おこしについてお話を伺いました。
- 工房で藍染め体験をし、バンダナを作成しました。
14時45分~15時10分 フリースペース「和の家(なごみのいえ)」
(山口市秋穂西1267)
- 支えてねっトワーク代表の上村氏が案内され、心身に障がいのある方やひきこもり状態にある方が、安心して過ごせる場所として利用していただくための「和の家」の活動を視察しました。
- また、法人の実施する相談支援・居場所づくり・就労準備の各プログラムについての説明を受けました。
(2)地域懇談会
16時00分~17時45分[山口総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:山口・防府地域(山口市、防府市)で活動されている方々 8名
- 認定特定非営利活動法人支えてねっトワーク理事長 上村早苗
- 大内塗漆器振興協同組合事務局(有限会社中村民芸社) 中村理恵
- 山口市地域おこし協力隊(阿東地域担当) 平山 徹
- 湯田温泉盛り上げ隊(湯田温泉の活性化を考える女性の会) 安光孝代
- 藍と愛の会会長(染色作家) 飴村秀子
- 防府市自主防災組織等支援協力員(防災士) 高橋節男
- 特定非営利活動法人コミュニティ友志会代表理事 松永朋子
- 光浦醸造工業株式会社代表取締役 光浦健太郎 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 引きこもりの方が高齢化、長期化する中で、居場所機能の充実が必要であり、そのための人材と財源不足が課題である。
- 地域への移住を進める上では、農業地域には農業従事者を呼ぶことなどがミスマッチをなくすことになると思う。
- 県内に2~3万人いるといわれるニートの若者の相談や就職支援を、これからも長く続けたい。
- 藍は人類の宝であり、なくしてはいけない。正しいことを見つめないといけない。
- 企業に対する補助金は、20社に50万円ずつではなく、県民が評価するコンテストにより選ばれた地域の一番星の1社に1千万円としてもよいのでは。
- 大内人形を、夫婦円満の昔話を生かした人形として、またオーダーメイドで職人が作る新しい商品として、全国に発信している。
- 中山間地域の耕作放棄地の草刈りを、県や市からの燃料代とお茶代の補助を受けて地元でやりたいが、他にいいアイデアがあればと思う。
- 女性が中心となり、湯田温泉の活性化に携わりたいと思う人が集まって、お菓子や温泉化粧水の開発、御朱印を授けてもらえる社寺を案内した「御朱印マップ」を作成した。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪柳井≫
平成28年8月30日(火曜日)13時30分~17時37分
(1)視察
13時30分~13時55分 協同組合田布施地域交流館
(田布施町中央南1-8)
- 田布施地域交流館理事長の守田氏が案内され、新鮮野菜や鮮魚などを扱う直売所を視察しました。
- 化学肥料を使用しないおいしくて栄養価の高い低硝酸化の野菜づくりや、地域とのふれあいを深める祭りの開催による地域活性化の取り組みについて説明を受けました。
14時50分~15時10分 樹園地再編整備
(周防大島町久賀畑能庄)
- 狭小・不整形の棚田を、営農作業の効率化、経営規模の拡大のために県が整備した樹園地を視察しました。
- 整備された樹園地でミカン栽培を始めた小柳氏が案内され、農作業の様子についてお話を伺い、ハウスや自動制御の送水管などを見学しました。
(2)地域懇談会
16時00分~17時37分[柳井総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:柳井地域(柳井市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町)で活動されている方々 10名
- 柳井商工会議所指導部長 小川康治
- 柳井商店街連合会会長 木阪泰之
- 柑きつ栽培農家 小柳貴史
- 周東総合病院地域医療福祉連携室室長 佐川京子
- 光・熊毛地区栽培漁業センター事務局長 谷村誠児
- 柳井市消防団副団長 西本利治
- 平生まち・むらコミュニティ協議会事務局長 村川真弓
- 協同組合田布施地域交流館理事長 守田英正
- 周防大島町地域おこし協力隊員 山崎千寿
- こそだてネットワーク代表 吉光智惠 (敬称略)
参加者からのご意見等
- イノシシの被害が多く、畑を荒らされるとやる気がなくなるので、多方面での支援をお願いする。
- 生産年齢人口の減少により、人手不足が深刻である。後継者不在率も75%と高く、その解消に向けて取り組んでほしい。
- 後継者難を考えたときに、零細企業と創業者、若者とをつなぐバトンアンダーパスができるとよい。
- 在宅医療を進める上で、死ぬことについて家族でしっかり話し合い、看取りができるようになる必要がある。
- 定年退職者が農業に取り組む場合が多いので、ノウハウの共有化に取り組んできた。直売所では、得意なところを出していきたい。
- 移住希望者向けのツアーでは、良いところだけでなく、悪いところも伝えている。
- 幻の高級魚キジハタの漁獲量を増大させるためにも、稚魚一尾当たりの価格の見直しをお願いしたい。
- 行政と住民の協働のまちづくりを進めるため、コミュニティ協議会を設立した。「地域の夢プラン」を作成し、実現に向けて活動している。
- 県には、職員の継続的な派遣等、中山間地域対策を引き続きお願いしたい。
- 子育て支援センターの利用者が減っている。経済的にしっかりしていないと、センターで子どもを遊ばせるよりも職場へ戻る気持ちが強くなる。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪宇部≫
平成28年9月6日(火曜日)13時40分~18時00分
(1)視察
13時40分~14時10分 株式会社伸和精工
(宇部市山中字甲石700-21)
- 伸和精工の代表取締役社長柳井氏が案内され、産業機械部品の製造の工場を視察しました。精密機械加工の取り組みや平成27年に受賞した宇部市イノベーション大賞について説明を受けました。
14時50分~15時20分 有限会社グリーンハウス
(山陽小野田市西高泊3608)
- グリーンハウスの取締役松村氏が案内され、「おのだネギ三昧」のネーミングで県内各地に出荷されている葉ネギの生産現場を視察しました。
(2)地域懇談会
16時00分~18時00分[宇部総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:宇部地域(宇部市、山陽小野田市、美祢市)で活動されている方々 9名
- コミュニティカフェ&リカーショップwakayama代表 穐本真一
- 道の駅おふく総支配人 黒崎哲幸
- 有限会社グリーンハウス取締役 松村孝子
- 自主育児サークルH.S.J(ホップステップジャンプ)代表 森岡智恵美
- 夢ゆめクラブ吉部の郷代表 大田壮助
- 宇部市地域おこし協力隊 新田由佳
- 株式会社コア地域開発課プランナー 篠田長彦
- 合同会社優悠代表 今田千恵美
- 株式会社伸和精工代表取締役社長 柳井宏之 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 担い手支援日本一の山口県では、土地や機械が揃っている農業法人に就職して技術を習得するのがいいと思う。
- ものを作る喜びは、お金に代えられないものがあり、それを子どもや若者に味わってほしい。
- 吉田松陰などの県が誇る偉人をキーワードとして、音楽などの文化に興味を持つ県民性ができると良い。
- 於福周辺だけでなく、観光地である角島や一ノ俣温泉でも高速インターネットが整備されていない。ブロードバンドの整備をお願いしたい。
- 糖尿病対策として、蒸したキャベツを食べて口の中の炎症を抑える口腔ケアを介護施設で取り組み、日本中へ発信している。
- お母さんたちと共に育ち、子どもも親も繋がれる地域になったから、PTA活動もうまくいっている。
- 山口県は妊婦健診の助成金が手厚く、子育てを地方でしたいとの思いからJターンした。山口県のいいところをPRしていきたい。
- 芸術や音楽でも本物に触れる機会を作るなど、山口県を、本物を教えたり体感させたりする教育県にしてほしい。
- 地域活動を今後継続していくためには、マンパワーが一番の課題である。「あいかさねっと」などで、うまくマッチングができるといい。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪周南≫
平成28年9月12日(月曜日)13時20分~17時30分
(1)視察
13時20分~13時40分 トマト農園
(周南市戸田字上佐畑4246-1)
- 昨年10月に、周南市戸田で新規就農した、フマ氏のトマト農園を視察しました。
- 周南市のソレーネ周南では「みーやん家の畑」という名前で出荷しており、今後の栽培技術とブランド名の向上に向けた取り組みについて、お話を伺いました。
14時20分~14時40分 カフェ「発信キッチン」
(光市光井540番地の1(光スポーツ公園レストハウス内))
- 地域づくりグループ「Eene(ええね)」代表の増野氏が案内され、経営するカフェ「発信キッチン」を視察しました。
- 地域に眠っている、隠れた魅力を”発信”する場としてのカフェの取り組みや、地元農家と商品開発した甘酒「米のおっぱい」をご紹介いただきました。
15時00分~15時20分 下松市栽培漁業センター
(下松市大字笠戸島字細折456-3)
- 下松市栽培漁業センターの所長久山氏が案内され、栽培漁業やヒラメの養殖への取り組みについて視察しました。
- 新規就業者や地域漁業者への栽培漁業に関する技術指導や、市民を対象とした魚のさばき方教室の開催などを通じ、栽培漁業の振興に尽力されているお話を伺いました。
(2)地域懇談会
16時10分~17時30分[周南総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:周南地域(周南市、下松市、光市)で活動されている方々 8名
- トマト農家 フマ美里
- 和田の里づくり推進協議会副会長、三作神楽保存会副会長 佐藤貴志
- 靴工房「ビスポーク N.Fukuyama」経営 福山直樹
- 子育て支援サークル「てとてとて」代表 藤井佳恵
- 下松商業開発(株)代表取締役社長 金織平浩
- (公財)下松市水産振興基金協会・下松市栽培漁業センター統括管理責任者(所長) 久山裕司
- イチジク農家 出穂真奈美
- 地域づくりグループ「Eene(ええね)」代表、カフェ「発信キッチン」経営 増野睦子 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 新規就農にあたり、県や市の補助金等の支援を活用させていただき、思い切ってスタートすることができた。
- 下松市はものづくりですごいまちであることを多くの人に知ってもらい、観光にも生かしたいと思う。
- 子育て支援センターはたくさんあり、未就園児までは手厚いが、幼稚園に行ってしまうと講座に参加できないという声を聞く。
- オニオコゼの種苗など、半分近くを県外に出荷している。県内の漁協や市町の要望に、県経由で対応できるようになるとよい。
- オリジナルのドライイチジクの商品化に向けて、光市ならではのものを作っていきたい。
- ここだからできるもの、ここだからできた場所に価値がある。「価値づけ」と「発信」することを、地域で強めていきたい。
- オーダーメイドの靴工房を開業したが、県外からも客が来てもらえるようなコラボや発信ができないか試行錯誤している。
- 「地域のために学校を残す」のではなく、「子どもがこの学校で良かったと思える地域にする」という考えで、コミュニティ・スクールに活発に取り組んでいる。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪下関≫
平成28年10月6日(木曜日)13時30分~17時53分
(1)視察
13時30分~14時05分 下関市豊田農業公園みのりの丘
(下関市豊田町大字八道601-1)
- 有限会社豊田あぐりサービスの代表取締役社長冨永氏が案内され、特産品販売所みのり館を視察、ジビエ商品を試食しました。
- 田園空間博物館前で、ヘリコプターによる農薬散布を見学した後、加工体験施設でそば打ち体験をしました。
14時35分~15時00分 貴和の里
(下関市菊川町轡井250-1)
- 貴和の里につどう会の会長吉村氏が案内され、古民家を改修した貴和の宿を視察しました。
- 竹林整備事業により伐採した竹材を堆肥に活用する竹粉砕機の見学や、廃校を活用した子どもの体験の場づくりの取り組みについてお話を伺いました。
(2)地域懇談会
15時35分~17時53分[下関総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:下関地域(下関市)で活動されている方々 9名
- 有限会社豊田あぐりサービス代表取締役社長 冨永英典
- 豊田梨共同出荷組合組合長 山田正信
- 一般社団法人下関観光コンベンション協会副会長 和田健資
- 貴和の里につどう会会長 吉村利道
- 豊浦小学校地域コーディネーター 馬場加奈子
- ママさんブラスいしんぴよぴよ隊隊長 松本睦
- 社会福祉法人山口県盲人福祉協会理事長 舛尾政美
- NPO法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ代表 新名文博
- 勝谷新町自治会わんわんパトロール隊代表者 白石洋治 (敬称略)
参加者からのご意見等
- ライフセービングの活動は7月、8月しか活動がないので、インバウンドの受け入れ等通年の活動を模索している。
- 県内の職業訓練校に、調理人や接客係のサービス業の学科がない。観光を担う人を育てる必要がある。
- 子どもたちが地域のことを知り、誇りに思うことができれば、定着につながると思う。
- 大型団地のある地域で、愛犬の散歩に併せて地域や子どもを見守る、歩く110番活動を行っている。
- 農家の高齢化に伴う農作業の作業委託から、近年は耕作放棄地の小作契約による作業へと変わってきている。
- 県の担い手支援策は非常に手厚いので大変ありがたく、今後も続けていただきたい。
- 近年、糖尿病などによる視覚障害者が急増しており、グループホームの整備が急がれる。
- 若者が外に出て耕作放棄地が増える集落を維持するために、古民家を改修し、農業体験や宿泊等を行っている。
- ママさんと子どもたちとで一緒に演奏活動をしており、女性いきいき大賞の受賞で忙しく活動をしている。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪萩≫
平成28年11月1日(火曜日)14時00分~17時37分
(1)視察
14時00分~14時40分 千石台出荷組合だいこん選果場及び農場
(萩市吉部千石台)
- 千石台出荷組合の組合長田村氏が案内され、だいこん選果場の視察、及び農場での収穫体験を行いました。
- 肥沃な「黒ぼく土」と比較的冷涼な気候の自然条件を生かしただいこん栽培についての説明を受け、選果ラインを見学しました。
- また、新規就農者の育成や、海外への販路拡大・販売促進の取り組みについてお話を伺いました。
15時20分~15時40分 萩ゲストハウス「ruco」
(萩市唐樋町92)
- 萩ゲストハウス「ruco」のオーナー塩満氏が案内され、地元の大工・職人等多くの人の協力により完成したゲストハウスを視察しました。
- 安心して行きたい場所、人々が集える場所を目指し、観光客と地元の人との交流の場の手助けにと、開設された思いを伺いました。
(2)地域懇談会
16時05分~17時37分[萩総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:萩地域(萩市、阿武町)で活動されている方々 8名
- 千石台出荷組合理事、青年部長 平野喜代治
- 有限会社割烹「千代」代表取締役 河村剛太郎
- 農事組合法人福の里理事、女性部会長 中野逸子
- 須佐一本釣船団長、北浦一本釣連合会長、須佐観光協会理事 一木清久
- 萩ゲストハウス「ruco」オーナー 塩満直弘
- 阿武の鶴酒造合資会社 三好隆太郎
- ネットワークひまわり代表、オレンジレディースクラブ代表、あぶらんど萩農業協同組合理事 平田利恵
- 萩社会福祉協議会生活支援コーディネーター、民生委員、主任児童委員 原宏子 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 若い人たちと交流を取りながら野菜作りに取り組んでいる。海外への販路開拓など、新しい方向性を模索中である。
- 農地を集積し、農事組合法人を作り、お米に付加価値を付ける6次産業化に取り組んできた。明るい農山漁村を作るには、指導する農業改良普及員の力が欠かせない。
- 萩=(イコール)食がうまいになっていない。食を扱う料理人のレベルアップが課題であり、魚を知って萩に来てもらうことが必要。
- さまざまな選択肢のあるまちの中に豊かさがあり、意識を持った人たちが可能性を広げ、発信していく必要がある。
- 萩がジオパークを進めているが、海から岩を見ることができる、船から見るジオパークが売りになる。
- 新規で何かを始める時に、銀行の融資は厳しく資金繰りに苦労するので、環境整備をお願いする。
- いつどこでどんな災害が起こるか分からない中で自主防災の意識は重要であり、共助の仕組みを考えた。
- 農業の専門職に6次産業化までを担わせるのは無理。1次産業だけの力を付けてPRができる努力をしている。 他