本文
元気創出!どこでもトーク・H29年度実施状況
山口県では、県政運営の指針「元気創出やまぐち!未来開拓チャレンジプラン」に掲げる取組を強力に進めるとともに、「山口県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、本県の抱える大きな課題である人口減少克服と地方創生に向けた取組を積極的に進めるために、知事が県民の皆さんから直接ご意見をお聴きする「元気創出!どこでもトーク」を県内各地で実施しています。
実施状況
分野別意見交換会
知事が出席する行事等の機会を活用し、様々な分野で活動に取り組む方々から意見を伺う意見交換会
|
実施日 |
トークテーマ |
実施場所 |
---|---|---|---|
第1回 |
H29年6月16日(金曜日) |
介護人材の確保について |
ホテルかめ福 |
第2回 |
H29年6月19日(月曜日) |
県内就職に向けて |
県庁4階共用第3会議室 |
第3回 |
H29年8月4日(金曜日) |
農山村における女性の活躍と活動定着に向けた課題について |
県庁4階共用第1会議室 |
第4回 |
H29年9月4日(月曜日) |
|
山口グランドホテル |
第5回 |
H29年9月14日(木曜日) |
地域と学校が連携した子育て支援等の取組について |
大津緑洋高等学校 大津校舎 |
第6回 |
H29年10月10日(火曜日) |
創業の促進に向けて |
mirai365 |
第7回 |
H29年10月19日(木曜日) |
女性にとって働きやすい職場づくり |
翠山荘 |
第8回 |
H29年10月23日(月曜日) |
地域の活性化に向けた水産業の振興について |
山口県漁業協同組合江崎支店 |
第9回 |
H29年11月7日(火曜日) |
学校・家庭・地域の連携・協働について ~コミュニティ・スクールの取組を通して~ |
山口市立湯田中学校 |
地域懇談会
県内各地域で活動されている方々から、地域の様々な課題等について意見を伺う懇談会
|
実施日 |
地域 |
実施場所 |
---|---|---|---|
第1回 |
H29年7月20日(木曜日) |
岩国 |
岩国総合庁舎 |
第2回 |
H29年8月17日(木曜日) |
下関 |
下関総合庁舎 |
第3回 |
H29年9月12日(火曜日) |
萩 |
萩総合庁舎 |
第4回 |
H29年10月4日(水曜日) |
周南 |
周南総合庁舎 |
分野別意見交換会
第1回元気創出!どこでもトーク (山口県介護職員合同入職式に併せて)
平成29年6月16日(金曜日)13時25分~14時15分[ホテルかめ福]
テーマ:介護人材の確保について
参加者:高齢者介護や障害者支援に携わる入職後1年未満の職員 70名程度
参加者からのご意見等
- 利用者からはもちろん、職員からも信頼し、頼りにされる介護職員になりたいと思う。
- 利用者の方のうれしいや心地よいことが分かってくると、意思疎通が困難な方との関わり方もいろいろできるようになり、仕事か楽しいと思える瞬間である。
- 最初は、「新人さん」と呼ばれていたのが、「〇〇さん」と名前を呼ばれるようになったことがうれしく思う。
- ケアのことで、先輩から異なる指導をされることもあるが、それぞれが間違いではなく正解が一つではないので、いろいろと知っておくとよい。 他
第2回元気創出!どこでもトーク (県内高等教育機関の学長と知事との意見交換会)
平成29年6月19日(月曜日)15時50分~16時50分[県庁4階 共用第3会議室]
テーマ:県内就職に向けて
参加者:大学リーグやまぐち構成機関の長 14名
参加者からのご意見等
- 県が作成している「オープンキャンパスマップ」を高校生に配布し、地域のいろんな大学を訪問するように指示が与えられるとよい。
- 若者の県内定着のためには、山口県全体の高等教育機関への進学率を上げる取り組みをお願いしたい。
- インターンシップを加速させて、地域の方に講師に来ていただいたり、小中学校へ行って理科の実験をしたりなど、地域との結びつきを強くしている。
- 教育実習や保育実習の旅費を県が負担することも、就職にあたっての一つのきっかけづくりとして考えられる。 他
第3回元気創出!どこでもトーク (山口県農家生活改善士会役員会に併せて)
平成29年8月4日(金曜日)11時00分~12時00分[県庁4階 共用第1会議室]
テーマ:農山村における女性の活躍と活動定着に向けた課題について
参加者:山口県農家生活改善士会役員 8名
参加者からのご意見等
- 改善士は、農家女性や若い就農者に声を掛け、地域の中で寄り添える存在でありたい。
- 新規就農者が経営を確立し、定着するには時間がかかるので、地域で支え、フォローしていきたい。
- 農業は、パートとは違って時間調整が自分でできるので、女性にあった仕事だと思う。また、頑張ったら頑張った分、収入になって帰ってくるので、やりがいを感じている。 他
第4回元気創出!どこでもトーク (山口県自治会連合会)
平成29年9月4日(月曜日)13時30分~14時30分[山口グランドホテル]
テーマ:
- 自治会活動を通じた地域づくりについて
- 少子高齢化および人口減少における自治会活動について
参加者:山口県自治会連合会役員 14名
参加者からのご意見等
- 自治会を敬遠する風潮もあるが、安心・安全なまちづくり、地域づくりのためには、今後、自治会の重要性はますます増してくる。
- 空き家を多世代の交流の場に利活用できればと思う。空き家の適正な管理ができるよう、さまざまな支援をお願いしたい。
- 自治会には、地域の問題を解決したり、公園などの清掃活動、地域の人々の交流や親睦を図るなど、さまざまな機能、活動がある。そのために、自治会長は日々頑張っている。 他
第5回元気創出!どこでもトーク (未来のパパ・ママ!子育て体験交流in大津緑洋高校)
平成29年9月14日(木曜日)15時30分~16時30分[大津緑洋高校 大津校舎]
テーマ:地域と学校が連携した子育て支援等の取組について
参加者:「高校生と乳幼児親子との触れ合い体験」の参加者等 13名
参加者からのご意見等
- 地域と学校との関係は、地域の人が学校の中に入って、関わることでできる。地域の人が入っていきやすいことが大事である。
- 子育て支援の活動は、皆さんからの「ありがとう」の言葉やとびきりの笑顔をいただけると、地域のために取り組みたいなと思う。
- 子育ては簡単なものではなく、大変なことも精神的に追い詰められることもあるだろうけれども、楽しいこともちゃんとあることが分かった。
- 育休を取る周りの人が理解や協力をし、「いいな」とみんなが支えてくれる社会の雰囲気が広がるといい。
- 子育て体験がもっと増えると、将来、子どもにも愛情を注ぎながら、仕事にも取り組めると思う。 他
第6回元気創出!どこでもトーク (「だるま鍼灸院」及び「萩野菜ピクルスTea Cafe」の視察に併せて)
平成29年10月10日(火曜日)15時00分~16時20分[やまぐち創業応援スペース「mirai365」]
テーマ:創業の促進に向けて
参加者:創業者及び支援者 10名
参加者からのご意見等
- 女性が創業する環境にとてもいい山口県で、多くの人に開業してもらって、女性でしかできないものを全国に広めてほしい。
- 創業には、自分の道というポリシーとコンセプトは大切だが、広い視野も必要で、mirai365に入ることでできたと思う。
- ここmirai365では、同じ夢を持つ仲間がいて、話ができることがすごくありがたい。 他
第7回元気創出!どこでもトーク (山口県経営者協会 女性活躍推進部会に併せて)
平成29年10月19日(木曜日)16時30分~17時30分[翠山荘]
テーマ:女性にとって働きやすい職場づくり
参加者:山口県経営者協会 女性活躍推進部会部会員 10名
参加者からのご意見等
- 交代勤務のある製造業の現場でも女性が勤務できるよう、ハード面の環境整備のための施策をお願いしたい。
- 女性が輝ける仕組みづくりのためには、子どもを育てながら働けるよう、保育の場が必要である。
- 高校生の職場体験は、いろんな分野に行かれるような体制をつくってほしい。
- Uターン、Iターンの人たちに、子育てや親の介護をしながらでも仕事がしやすい山口県をアピールしてほしい。 他
第8回元気創出!どこでもトーク (江崎大型定置網操業と女性部の加工作業の視察に併せて)
平成29年10月23日(月曜日)11時10分~12時15分[山口県漁業協同組合江崎支店]
テーマ:地域の活性化に向けた水産業の振興について
参加者:漁業関係者 9名
参加者からのご意見等
- 長年止めていた大型定置網漁業を2月に再開し、乗組員も確保しながら、順調な水揚げが期待されている。
- 女性部で、定置網の未利用魚を加工したお総菜を作って、道の駅で販売したり、地域のお年寄りに安否確認を兼ねた宅配をしたりしている。
- 山口県で新規に漁業に就業したのは、付加価値をつけてしっかり売っていく取り組みが須佐のイカにあったこと、また所得が確保されるように山口県の支援制度があったことからである。 他
第9回元気創出!どこでもトーク (コミュニティ・スクールの先進校訪問に併せて)
平成29年11月7日(火曜日)15時00分~16時00分[山口市立湯田中学校]
テーマ:学校・家庭・地域の連携・協働について
~コミュニティ・スクールの取組を通して~
参加者:コミュニティ・スクール関係者等 12名
参加者からのご意見等
- 年1回の思春期子育て体験授業の延長線上に、毎週開催される「湯田中学校ひろば」がある。生徒もお母さんも笑顔になって、生きる力になっている。
- 地域の方が来校されて、活動を通じて、活動の話だけではなく普段の話もできるので、別の楽しさが味わえる。
- 「湯田中学校ひろば」には毎回行っており、ひろば以外で、地域で会った時にも声を掛けてもらったり、自分から声を掛けられるようになったりしたのがよかった。
- コミュニティ・スクールがうまくいくには、校長先生のリーダーシップが大切であり、また、学校と地域を取り持つコーディネーターの充実が必要である。
- コミュニティ・スクールは、地域にあるいいものを取り込んで、地域の人と一緒になって日常的な取り組みにすることが大事である。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪岩国≫
平成29年7月20日(木曜日)14時00分~17時00分
(1)視察
14時00分~14時20分 岩国市観光交流所「本家 松がね」
(岩国市岩国1丁目7番3号)
- 江戸時代の商家建築のたたずまいを今に伝える国の登録有形文化財「国安家住宅」を、岩国市が今春整備した観光交流所『本家 松がね』で、観光振興や地域の活性化に係る取り組みを伺いました。
- 岩国観光プロモーション協議会の観光戦略マネージャー星氏が案内され、観光情報の発信や体験型交流の甲冑(かっちゅう)体験(岩国藩鉄砲隊保存会)の取り組み状況などの説明を受けました。また、当日開催の、浴衣で鵜飼い(うかい)を楽しむ「ゆかたDay」についてお話を伺いました。
14時40分~15時00分 はっちの家
(和木町大字瀬田260番地1)
- はっちの家の責任者中礒氏が案内され、開園30周年を迎えた蜂ケ峯(はちがみね)総合公園内の「はっちの家」を視察しました。
- 「瀬戸の黒めん」や「やまももソフト」、新商品「わき愛す」などの地域の特産品開発の取り組みや、地域のイベント会場や休憩所としても利用されているお話をお聴きしました。
(2)地域懇談会
15時30分~16時55分[岩国総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:岩国地域(岩国市、和木町)で活動されている方々 9名
- 岩国観光プロモーション戦略協議会 観光戦略マネージャー 星 光一
- 山口県デイサービスセンター協議会 岩国地区代表 山永則宏
- 岩国市岩国生活改善実行グループ連絡協議会 副会長 白木悦子
- 灘地区地域協育ネット協議会(みんNa元気Daネット) 会長 岡崎天隆
- 島づくり推進協議会 会長 森岡信孝
- (一社)岩国青年会議所 副理事長 友田洋介
- イチゴ農園Taro 運営責任者 山中健生、山中 歩
- 「はっちの家」責任者 中礒和子 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 岩国市内の観光・地域交流施設「里の駅」12カ所を結ぶサイクルマップを作成した。自転車で観光・特産品巡りを楽しむことで、地域活性化につなげたい。
- 特産品で、町をPRしていくことを目標にしている。体験活動や、地域資源を使って楽しめる企画を、町内外に発信している。
- 錦帯橋を訪れた人に、もっといろんな所に回ってもらいたい。また、ターゲットや地区によって、発信の仕方を変えたい。
- いきいきサロンで、地域で高齢者が元気に過ごせるためのお話をしたり、認知症サポーター養成講座に出向いて、高齢者を支える人づくりをしている。
- 新規就農には、高価な農機具をそろえることも大変なので、リースができるようにするなど、農作業をしてみたいという若い人ができる環境づくりが大切だと思う。
- 協育ネットの活動が、地域の人に浸透するよう啓発が必要である。コミュニティ・スクールは、今後は質の時代だと思う。
- お盆の夏祭りを始めるなどで島を活性化し、島に人が帰ってくるよう頑張っている。
- 農業でサラリーマンと同じくらいの所得が得られるように頑張りたい。また、作物のおいしさを目標とした栽培技術を身に付けたい。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪下関≫
平成29年8月17日(木曜日)13時00分~16時35分
(1)視察
13時00分~13時15分 下関市立西市小学校「ホタル飼育室」
(下関市豊田町大字矢田132番地)
- 西市小学校の「ホタル室」で、子どもたちから、ホタルの世話や幼虫の生育実験の活動の様子をお聴きしました。
- 学校運営協議会コーディネーターとして支援している、下関市豊田町観光協会副会長の伊藤氏が案内され、地域と連携しながら続けているホタルの飼育や観察研究活動についてお話を伺いました。
14時05分~14時25分 安岡ひまわりレディース「ひまわり夢ハウス」
(下関市安岡町七丁目4-13)
- 安岡ひまわりレディースの皆さんから、女性の視点を生かした野菜づくりや共販活動など、幅広い取り組みについてお話を伺いました。
(2)地域懇談会
15時00分~16時35分[下関総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:下関地域(下関市)で活動されている方々 9名
- 河田清香園 河田晃幸
- 安岡ひまわりレディース 代表 田崎育子
- 自家焙煎珈琲専門店 タカダコーヒー 東 竜
- 馬関奇兵隊 代表 浜崎康一
- 下関市豊田町観光協会 副会長 伊藤孝之
- 下関市放課後子供教室 コーディネーター 井上幸子
- 下関市男性保育士バンド「The P-Manz(ザピーマンズ)」リーダー 大方伸敏
- 一般財団法人山口県手をつなぐ育成会 理事 沖村文子
- 道の駅 北浦街道ほうほく 菊地裕子 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 子どもはもちろんだが、子どもと関わることで地域のお年寄りや保護者も元気になる。
- 若い世代など新たな移住者を呼び込むため、移住希望者の住まい探しのきめ細かいサポートがあるとよい。
- 地域の行事の継続のために、若者が頑張らないといけない。また、子どもたちに体験させることで、郷土愛を育みたい。
- 害獣対策は、やめることなく継続的に駆除をしてほしい。
- 地方では男性保育士が少ないので、男の先生が頑張っているPRとイクメンを盛り上げるために、バンド演奏で手遊びの活動をしている。
- 地域の活性化、にぎわいづくりのためにお店を活用し、若い世代を巻き込んだ活動に取り組みたい。
- 障害者も高齢者も、誰がどんな状況になっても住みやすい、隙間のない制度を考えていけたらと思う。
- 「好きっちゃ好きなほ!下関」の歌が市内の小学校の運動会で踊られ、地域学習の教材に使われている。面白く、分かりやすい伝え方で、ふるさとに誇りを持った人を育てたい。
- 防災意識の向上に取り組んでいただきたい。断層がいつか動いたときに、皆の命を守れるよう、津波の訓練は定着してほしい。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪萩≫
平成29年9月12日(火曜日)14時30分~17時30分
(1)視察
14時30分~15時20分 萩往還佐々並おもてなし茶屋(旧小林家住宅)
(萩市大字佐々並2524番地の1)
- 萩往還佐々並どうしんてやろう会の会長林氏が案内され、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された、佐々並の町並みを見学しました。
- 石州赤瓦の町並みが並ぶ佐々並市は、かつての萩城下町と三田尻を結ぶ古道「萩往還」の宿駅を果たした宿場町です。この佐々並市で、施設の管理やガイド等の町並みを利用した地域活性化の取り組みについてのお話を伺いました。
(2)地域懇談会
16時00分~17時30分[萩総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:地域(萩市、阿武町)で活動されている方々 7名
- (有)萩ミート販売取締役 岡崎健志
- 漁師 茂刈達美
- 萩往還佐々並どうしんてやろう会 会長 林 壯助
- 大島元気なねえさまの会 会長 吉光寿寿子
- 萩ふるさとツーリズム推進協議会 会長 藤岡敏明
- 阿武町地域おこし協力隊 鍋倉 旭
- 企業組合「来てぇね紫福」代表 水津ひと子 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 農山漁村民泊体験受け入れは、中学生を中心に、最近ではインバウンドもある。人との触れ合いに感動する子どもたちのためにも、地域の経済的な支えのためにも、この受け入れ事業を継続してやっていきたい。
- 漁業の担い手支援の取り組みは手厚く、大変ありがたい。漁業は手間のいる仕事なので、引き続きフェアで就業者を増やしてほしい。
- 和牛の全国能力共進会では、山口県は8区で3位入賞の良い成績を収めた。首都圏においても、山口県内の牛のブランド力を高めて、販路を拡大していきたい。
- 新しく定置網漁業を操業しているが、組織を法人化することで年金や保険も整備され、新規漁業者が入ってきている。
- 町並みを歩く人のいる賑わいのある地域にしたい。また、皆が経済的に潤い、近所防災とコミュニケーションができる地域にしていきたい。
- 国内のLccを、山口県の空港に誘致をお願いしたい。
- 地域のおいしい野菜、果物などの特産品を生かした食堂は、地域の活性化のために、そして女性が生き生きと暮らしていくために活動している。 他
元気創出!どこでもトーク(地域懇談会)≪周南≫
平成29年10月4日(水曜日)14時00分~16時30分
(1)視察
14時00分~14時30分 東洋鋼鈑(株)下松事業所
(下松市東豊井1302番地の1)
- 液晶フィルムや樹脂の精密加工技術を持つ東洋鋼鈑(株)下松事業所で、山口大学などと共同開発した「遺伝子対外診療薬システム」における遺伝子解析キット(DNAチップ)について、取締役常務執行役員技術研究所長森賀氏から説明を受けました。この研究の推進に当たっては、「やまぐち産業戦略研究開発等補助金」を活用しています。
- また、事業所開放イベント「Tkworksフェスティバル」の開催や、子どものための次世代育成支援事業への寄付など、地元貢献の取り組みについてのお話を伺いました。
(2)地域懇談会
15時00分~16時30分[周南総合庁舎]
テーマ:県の元気創出に向けて
参加者:周南地域(周南市、下松市、光市)で活動されている方々 8名
- がはは本舗 代表 守屋佳代子
- 野菜ソムリエpro 西川満希子
- 漫画家 矢尾聡一朗
- ふくぷくファーム(株)代表取締役 白井智規
- 東洋鋼鈑(株)下松事業所 業務・勤労部長 多田俊之
- 国民宿舎大城支配人 有吉良美
- NPO法人チャイルドハウス「ひなたぼっこ」理事長 原田幸子
- 光市青少年健全育成市民会議運営委員会 委員長、山口県青少年育成県民会議 副会長 田中道治 (敬称略)
参加者からのご意見等
- 未就園のサークルなどに手作りの品物を持っていって、「お店屋さんごっこ」の活動をしているが、この時間が、お母さん方のリフレッシュの時間になっている。
- 「子どもの野菜好き日本一の県、山口」を目標に、野菜・果物が好きで、その魅力を発信できる子どもの育成に力を入れている。
- 漫画家志望の若者が、切磋琢磨しながら、山間部の集落で、地域の人に支えられて共同生活をしている。漫画家として成功して、地域に根を張って住んでいきたい。
- 農業の経営は、多手法ではなく、強みに特化して儲けていくといい。農業にも、野心的な、ビジネスプランにジョインしてくれる経営者が必要だと思う。
- 従来、男性だけであった交代勤務のある製造業の現場でも、女性トイレなどインフラの整備や仕事を変えるなど、女性の活躍推進のための取り組みを進めている。
- 新しくなった建物で、お客さまに感動してもらうために取り組んでいる。県内の特産品を使った料理で発信などを考えている。
- 障害のあるお子さんや不登校のお子さんと、その母親が相談できる場所がもっと広がるとよい。
- 教育界ではコミュニティ・スクールが、また、県民会議では家庭の日が進められている。学校と地域の連携だけでなく、いかに家庭に入り込んでいくかが重要である。 他