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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・受動喫煙をなくすために
「受動喫煙をなくすために」令和元年11月30日(土曜日)放送分
関係先:山口県健康増進課
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
肺がんをはじめ多くの病気にかかる原因となる喫煙。
特にたばこを吸わない人にとって受動喫煙による健康への影響は大きな問題となっています。
今回は、山口県が進める受動喫煙をなくすための取り組みをご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「受動喫煙をなくすために」
~アナウンサーと山口県健康増進課 本田 由起恵さんとのツーショット~
【アナウンサー】
受動喫煙は大きな社会問題になっていますね。
【本田さん】
そうですね。子どもなど20歳未満の方はたばこの煙に対する感受性が高く、特に受動喫煙による健康への影響を受けやすくなります。
喫煙は肺がんや慢性閉塞性肺疾患など多くの病気の危険因子といわれていますが、たばこは喫煙者だけでなく、受動喫煙による健康影響も大きく社会全体の問題となっています。
そういったことから、昨年7月に健康増進法が改正され、受動喫煙を防止するための取り組みが進められています。
また、喫煙はマナーからルールへ変わり、来年4月からは、多くの人が利用する施設では原則屋内禁煙になります。
【アナウンサー】
県ではどのようなことを行われていますか?
【本田さん】
今年10月に山口県たばこ対策ガイドラインを改定しました。
たばこによる害のない社会の実現を目指し、受動喫煙防止、喫煙防止、禁煙支援の3本柱によるたばこ対策の取り組みを、関係機関と連携しながら進めています。
特に、健康増進法の改正に伴う、受動喫煙防止に向けた普及啓発の取り組みを強化していきます。
~山口東京理科大学の外観~
【ナレーション】
山陽小野田市の山口東京理科大学では、今年7月から段階的に敷地内禁煙に取り組み、9月から全学部で敷地内禁煙を実施しています。
~アナウンサーと山口東京理科大学 森田 廣 学長とのツーショット~
【アナウンサー】
敷地内禁煙にしてから学内はどうなりましたか?
【森田学長】
教職員の方に聞いたんですけど、中にはこれを機会にたばこをやめたと言う人もいましたし、1日1本に減らしたという人もいました。
~アナウンサーと山口東京理科大学 工学部 菅江 雄次さんとのツーショット~
【菅江さん】
学内の喫煙場所であった中庭や喫煙所の周辺で禁煙者である自分も過ごしやすくなりました。
特に、中庭では空気がきれいになったこともあり、友達と過ごす時間が増えました。
~アナウンサーと本田さんのツーショット~
【アナウンサー】
皆さんの意識も変わってきているようですね。
【本田さん】
山口東京理科大学以外にも、山口大学など敷地内を禁煙とする施設もずいぶん増えました。
県民誰もが生涯を通じて健康に暮らせるように、そして、健康へ影響が大きい子どもや患者の方を受動喫煙から守るために、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
~まとめ~
【アナウンサー】
来年にはオリンピックも開催され、ますます国際化が進むことが考えられます。
国際的なルールとなりつつある喫煙ルールを守って受動喫煙をなくしていきましょう。
関係先:山口県健康増進課