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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・学校が変わる、子どもが変わる、地域が変わる~やまぐち型地域連携教育~
「学校が変わる、子どもが変わる、地域が変わる~やまぐち型地域連携教育~」平成29年2月20日(月曜日)放送分
関係先:山口県教育庁義務教育課
動画テキスト
~小学校の花壇を地元の方が整備している映像~
【アナウンサー】
少子高齢化や核家族化など、子どもたちを取り巻く社会環境が大きく変化する中、子どもたちの生きる力を育成するため、県では、学校・家庭・地域が連携・協働して、子どもたちの学びや育ちを見守り支援する「やまぐち型地域連携教育」の取り組みを進めています。
~オープニングタイトル~
~小学校の教室で地元の方が準備をしている映像~
【アナウンサー】
下関市の王司小学校に来ています。
もうすぐ今日の授業は終わる時間なのですが、地域の方が教室に集まって、何やら準備をしていらっしゃいます。
村井さん、これから何が始まるんですか?
【王司村塾 塾長 村井さん】
はい。今日は私たち、地域の有志が先生役となって王司村塾を開催するんですよ。
~王司村塾開催中の様子~
王司村塾は、毎週水曜日の午後放課後に教室を使って行う勉強会です。
教えるメンバーは王司小学校学校運営協議会の委員、地域の方、「王司地区ふるさと協育(きょういく)ネット“ようきたね~”」の方々です。
この日は、3年生から6年生の児童のうち、参加を希望する約20人が集まりました。
普段の授業とは雰囲気の変わった環境で、子どもたちは真剣な表情で勉強しています。
【参加した子ども】
家で(勉強)するよりも王司村塾でする方が静かだから、勉強も進むので良い。
【参加した子ども】
宿題を家でするより、ここでする方がすぐ終わる。
【参加した子ども】
きょうはカルタも頑張ったし、漢字も自分ではできなかったが、先生に教えてもらいました。
【参加した子ども】
分からないところはすぐ聞くことができ、理解しやすく、教えてもらいやすい。
【村井さん】
地域の子どもたちと触れ合うことは、自分たちの住んでいるまちをつくっていくことになるので、その点でも、地域住民が学校に関わるということは、ありがたいことだと思う。
【山口県 義務教育課 松岡さん】
県内では、全ての市・町立の小中学校が、学校・家庭・地域の方みんなで子どもたちの成長に関わっていく仕組みである「コミュニティ・スクール」に指定されています。
県では、この取り組みをさらに充実させて、将来を担う子どもたちを地域ぐるみで育んでいくことで、地域も元気になり、学校を核としたまちづくりにつなげていくことを目指します。
【アナウンサー】
今、山口県の学校は大きく変わりつつあります。
学校、家庭、そして地域を挙げて子どもたちの成長を見守り、応援する
「やまぐち型地域連携教育」の取り組みにご理解とご協力をお願いします。
関係先:山口県教育庁義務教育課