本文
県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・元気な高齢者の皆さん、「介護助手」として働きませんか?
「元気な高齢者の皆さん、『介護助手』として働きませんか?」令和元年12月23日(月曜日)放送分
関係先:山口県健康福祉部厚政課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
【アナウンサー】
皆さんは、福祉・介護施設等で、部屋の掃除や利用者の話相手などを行う「介護助手」という仕事をご存知でしょうか。
今回のイキイキ!山口では、介護助手の仕事の様子と、その魅力をご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「元気な高齢者の皆さん、『介護助手』として働きませんか?」
~地域密着型特別養護老人ホームくすのき苑(周南市)~
【アナウンサー】
周南市の特別養護老人ホームで働く有吉清彦さん。
室内の掃除や食事の配膳など、介護の専門の資格がなくても行うことができる業務を受け持っています。
前の会社を退職後、少しでも社会貢献したいと仕事を探していた際、介護助手のことを知り、この施設の面接を受けて採用されました。
今では、話し相手や見守りなど直接入居者と接する部分も任され、仕事にやりがいを感じているそうです。
【介護助手 有吉清彦さん】
食べ物はおいしいですか。
【入居者】
おいしいです。
【介護助手 有吉清彦さん】
よく食べられると、元気で長生きできますからね。
~介護助手 有吉清彦さんインタビュー~
【アナウンサー】
有吉さん、この仕事のやりがいはどういうところですか。
【介護助手 有吉清彦さん】
居室やトイレの清掃をしているときに、入居者やその家族から「有難う」「気持ちがいいね」などの言葉をもらったことがあります。その時、私は「どういたしまして、皆さんが毎日気持ちよく過ごしてもらえれば大変嬉しいです」と答えています。入居者の方が気持ちよい状態で過ごされれば私自身もやりがいを感じます。
~くすのき苑 介護専門職員 高橋理恵さんインタビュー~
【アナウンサー】
一方、施設側にとっては、周辺業務を受け持つ介護助手の存在は、専門職員の負担軽減につながります。
その分、入居者の世話などを手厚くすることが可能になり、介護の質の向上に役立ちます。
【くすのき苑 介護専門職員 高橋理恵さん】
有吉さんに仕事を手伝っていただくことで、専門職員が精神的にも余裕を持てるようになり、それがケアの質の向上につながっています。介護助手の役割は、私たちだけでなく、入居されている方にとっても大きな力になっていると感じています。
~県からのお知らせ~
【山口県厚政課 大島裕市さん】
県福祉人材センターでは、元気な高齢者の皆さんなどを対象に、福祉・介護の周辺業務を行う「介護助手」を募集しています。
介護の資格や経験は不要で、1日数時間程度、週に数日程度の時短勤務など、働き方も多様です。興味のある方はぜひお問合せください。
~まとめ~
【アナウンサー】
これからまだまだ働きたいと考えている高齢者の皆さん。
介護助手として、住み慣れた地域の福祉・介護を支えてみませんか。
関係先:山口県厚政課