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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・ヘルプマークを知っていますか?
「ヘルプマークを知っていますか?」令和3年5月24日(月曜日)放送分
関係先:山口県厚政課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
【アナウンサー】
皆さんは、このようなマークを身に着けている方をご覧になったことはありますか?
これは「ヘルプマーク」と言います。今回のイキイキ!山口では、ヘルプマークについてご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「ヘルプマークを知っていますか?」
【アナウンサー】
中村さん、ヘルプマークについて教えてください。
【中村さん】
義足や人工関節を使用していたり、内部障害、妊娠初期など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方たちがいます。ヘルプマークはそうした方たちが、周囲に援助や配慮を求めていることを知らせるためのマークです。
【アナウンサー】
そうなんですね。
【中村さん】
ヘルプマークは平成24年に東京都が最初に作成し、山口県では平成31年3月から配布を開始しました。
ヘルプマークには、必要とする支援内容や、通院先などの情報が記載できるシールが付いています。
公共交通機関などでヘルプマークを付けた人を見かけたら、席を譲るなど、援助や配慮をお願いします。
【アナウンサー】
バス協会の取り組みについて教えて下さい。
~山口県バス協会 藤原徳行さんにインタビューしている様子~
【藤原さん】
山口県ではヘルプマークを周知するためのチラシやステッカーを作っております。
山口県バス協会としても実際に県からのステッカーを810枚添付しております。
県内を走っているほとんどのバスにはヘルプマークのステッカーが貼ってあって、人から目につきやすいと思っています。遠慮しないで気持ちよくバスに乗っていただきたいと思っています。
ヘルプマークを付けた方を見かけられたら、お手伝いをするとか、普段は何もしなくていいと思うがいざという時には声掛けをするとかしていただけたらと思っています。
【中村さん】
昨年12月末までに約3000個を配布しています。今後は利用者を増やすとともに県民の皆さんにもヘルプマークの存在を知ってほしいと思います。県ではヘルプマークとヘルプカードの2種類を作成していて、ヘルプマークは市や町、健康福祉センター、児童相談所、県庁厚政課で配布しています。また、ヘルプカードは県庁厚政課のホームページからダウンロードすることができます。
~まとめ~
【アナウンサー】
見かけた方が自然に援助や配慮ができるようになるといいですね。
【中村さん】
そうですね。最近では、岩国市の錦川鉄道にもステッカーの配布などのご協力をいただいており、取り組みの「輪」が広がっています。
ヘルプマークを通した「優しい山口県」をみんなでつくっていきましょう。
関係先:山口県厚政課