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おいでませ知事室 コロナの時代の県づくり

ページ番号:0011326 更新日:2021年4月15日更新

 皆さん、こんにちは。村岡嗣政です。

 4月に入り、新たなスタートを切られた方も大勢いらっしゃると思います。
 県でも、フレッシュな職員を迎え、新たな顔ぶれで新年度の業務をスタートさせました。

 今、私たちは、新型コロナウイルスの感染拡大により、100年に1度ともいわれる歴史的な危機に見舞われています。幸い本県では、県民や事業者の皆様の御協力、そして医療従事者の方々の御尽力により、現在のところ、新規感染者の発生は比較的少ない状況で推移していますが、決して油断はできません。

 全国では感染者数が再び増加傾向にあり、現在、東京都や大阪府など、6都府県に「まん延防止等重点措置」が適用されるなど、もはや「第4波の到来」ともいわれるような状況になっています。

 年度初めのこの時期は、人の移動が増え、会食の機会も多くなりがちです。感染力が強いといわれる変異株も広がっていますので、県民の皆様には、手洗いの励行やマスクの着用など、基本的な感染予防対策を、今一度徹底していただきたいと思います。

 こうした中で、高齢者の方々を対象とするワクチン接種が始まりました。ワクチンはコロナ対策の切り札になると大きな期待が寄せられています。県では、国や市町、医療機関等と緊密に連携しながら、県民の皆様への接種を安全かつ着実に進めてまいります。

 また、こうした感染防止対策と同時に、コロナによって大きな影響を受けている経済の活性化も大きな課題です。そのため、県では、先日、5,000円の宿泊券を半額で購入できる「行こうよ。やまぐちプレミアムキャンペーン」(第2弾)や、県産農林水産物が割引料金で購入できる「もっとみんなでたべちゃろ!キャンペーン」(第3弾)を開始しました。皆様には、この機会に、山口県の自然や観光地を楽しんで、また、本県の特産品を味わっていただきたいと思っています。

 さらに、今後は、「コロナの危機から生まれた変化を成長へつなげる県づくりの加速化」を図っていくことが大変重要となります。

 特に「デジタル化」は、コロナの時代にあって、今までよりも豊かで安心・安全に暮らすことのできる社会を創り上げていく上で、その原動力となるものです。私は、単にデジタル技術を導入するだけでなく、関連する制度や施策も併せて変革していく、そうした社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に進めていきたいと考えています。

 私は、これを「やまぐちデジタル改革」と位置づけ、今後、県民の皆様に改革の成果を目に見える形でいち早く実感していただけるよう、取組を進めてまいります。

 コロナとの闘いは長期戦になるかもしれません。しかし、私は、こうした時代にあっても「活力みなぎる山口県」を必ず実現していくとの強い思いを持って、積極果敢にチャレンジしてまいります。皆様の御理解と御協力を、引き続きよろしくお願いします。

デジタル推進本部会議