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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・知っていますか?HACCP(ハサップ)
「知っていますか?HACCP(ハサップ)」令和2年6月13日(土曜日)放送分
関係先:山口県生活衛生課
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
安全で衛生的な食品を製造するための管理手法HACCP(ハサップ)。
県では食品などを取り扱う事業者がHACCP(ハサップ)に取り組むことができるよう、指導や支援を進めています。
~オープニングタイトルの映像~
「知っていますか?HACCP(ハサップ)」
~アナウンサーと山口県生活衛生課 福本 寛之さんとのツーショット~
【アナウンサー】
福本さん、HACCP(ハサップ)とはどういうものなんですか?
【福本さん】
はい。原料の受け入れから製造、出荷までの全工程において危害の防止につながるポイントをリアルタイムで監視・記録し、製品の安全を確保する取り組みです。
取り扱う食品などに応じて衛生管理の計画書を作り、実践、記録、確認することで、衛生管理を「見える化」するものです。
【アナウンサー】
どのように取り組むんですか?
【福本さん】
決められた手順に従って、事業所で取り組む衛生管理の計画書を作ります。
飲食店などの一部の業種や、小規模な製造業者は、簡略化された方法で取り組むことができます。業種ごとに用意された手引書に使えば、難しくありません。
県では、取り組み事業者にステッカーを配布しており、これにより県民の皆さんが一目でより安全な取り組みを行う店舗であることが分かるようになっています。
~HACCP(ハサップ)を導入した岩国市内の老舗旅館、半月庵の外観の映像~
【ナレーション】
岩国市内の老舗旅館、半月庵。
去年、市内の同業者と一緒に、HACCP(ハサップ)導入に取り組みました。
~アナウンサーと半月庵6代目主人 森本 洋一さんとのツーショット~
【アナウンサー】
取り組まれたきっかけはなんですか?
【森本さん】
食品衛生法が改正されてHACCP(ハサップ)という制度が導入されることがわかっておりましたので、早くそういったものになじまなきゃいけないということで、当組合で皆さんと話をして、導入検討の勉強会をして導入を決めました。
【アナウンサー】
導入は大変でしたか?
【森本さん】
そうですね、難しくはないのですが、面倒くさいというところがあったので、それを実践してやることによって少し慣れが必要でしたけれども、割とスムーズに導入できたと思います。
【アナウンサー】
導入後、何か変化がありましたか?
【森本さん】
はい。やはり管理するもの記録するということが非常に意識を変えていただきまして、あとは日々の作業を振り返るときに記録があるというのはすごくいいことがわかりました。何か問題が起こった時にトレースできるというのもいい点だと思います。非常に従業員の意識、皆の意識が変わったと思います。
~まとめ~
【福本さん】
令和3年6月から、原則として全ての食品を取り扱う事業者に、HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の実施が義務付けられます。
県では講習会を開催し、導入を支援しています。
HACCP(ハサップ)についてのお問い合わせは最寄りの健康福祉センター、または、県生活衛生課までお願いします。
【お問い合わせ】
生活衛生課 Tel:083-933-2974
【アナウンサー】
HACCP(ハサップ)の導入で食品の安全を確保しましょう。
関係先:山口県生活衛生課