本文
県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・みんなで考えよう!若者の消費者トラブル防止策
「みんなで考えよう! 若者の消費者トラブル防止策」平成30年10月15日(月曜日)放送分
関係先:山口県環境生活部県民生活課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
~県消費生活センター「まなべる」~
【アナウンサー】
パソコンやスマートフォンを介した架空請求や、マルチまがい商法など、若者を狙った悪質商法は後を絶ちません。
一方で、内容を十分理解しないまま契約したことによるトラブルも数多く発生しています。
今回のイキイキ!山口では若者を消費者トラブルから守るための取り組みをご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「みんなで考えよう!若者の消費者トラブル防止策」
~「学生消費者リーダー」養成講座の様子~
【アナウンサー】
この会場では現在、若者自身が消費者トラブルの防止策を考え、提案してもらおうと、「学生消費者リーダー」養成講座が開かれています。
養成講座には、県内の大学に通う、学生およそ20人が参加しています。
この日は、消費者教育の専門家や弁護士らをアドバイザーに、若者を被害から守るための啓発方法などについてワークショップが開かれました。
~「あなたは普段悩み事を誰に相談しますか?」(内閣府調査結果)のグラフ~
【アナウンサー】
内閣府が行った調査では、若者の悩みごとの相談相手は「友人・知人」の割合が65.3パーセントとなっています。
同世代からの意見が受け入れられやすい傾向が伺える一方で、トラブルに遭っても独りで抱え込む傾向があるのではと心配されています。
~県消費生活センター職員にインタビュー~
【杉井さん】
若者がトラブルに巻き込まれた場合、誰にも相談できず、被害が潜在化する心配があります。
民法の改正で、成人となる年齢も引下げられることから、多くの若い方に賢い消費者としての知識を身に付けていただくことが大切になります。
学校やサークル活動の中での啓発など、消費者トラブル防止の先頭に立っていただきたいとの思いから養成講座を始めました。
~参加者にインタビュー~
【参加した男子大学生】
入学したての不安な状況の時に英語教材の訪問販売が来た。
その際「これで勉強しないとTOEIC(英語の能力テスト)はやばいよ」と言われ不安な状況に追い込まれた。
これまでは親がいたので親に相談できたが、(1人暮らしで)初めてそういう決断をすることになったので怖かった。
【参加した女子大学生】
(養成講座の)3日間で学んだことを友人や家族に伝えたり、私たち消費者リーダーが率先して啓発活動に取り組んでいきたい。
~「学生消費者リーダー」養成講座のワークショップの様子~
【アナウンサー】
最後に参加者はこれまで学んだ成果を発表しました。
【発表する大学生】
やはり実際に体験してもらった方が知識が身に付くので、A班は「悪質サイト体験」を(大学の新入生に)やってもらおうと思いました。
【アナウンサー】
県ではこの場で出された意見を元に消費者トラブル防止の啓発活動を展開していくことにしています。
~「学生消費者リーダー」養成講座参加者からの呼び掛け~
【アナウンサー】
消費者トラブルに巻き込まれない方法を学ぶとともに
【参加者の皆さん】
困ったときには抱え込まずに、消費生活センターに相談してください。
関係先:山口県県民生活課
関係先:山口県消費生活センター