県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・女性が活躍!地域を守る消防団

「女性が活躍！地域を守る消防団」令和3年3月15日(月曜日)放送分

関係先：山口県消防保安課

動画テキスト

『イキイキ!山口』

【アナウンサー】
地域の防災力の強化には消防団の力が不可欠です。
高齢化や就業構造の変化などにより団員の数は減少し続けていますが、その一方で女性や学生の消防団員は増加しています。
今回の「イキイキ！山口」はそんな女性団員の活動を紹介します。

～オープニングタイトルの映像～

「女性が活躍！地域を守る消防団」

～消防車や道具を点検している様子～

【ナレーション】

消防団は「自分たちの地域は自分たちで守る」という理念のもと、地域住民の命や財産を守るため、市町村が設置している消防機関の一つです。
しかし、全国的に消防団員は年々減少傾向にあり、山口県でもピーク時の約6割にまで減ってきています。
これに対し、学生や女性の団員数は近年増加していて、中でも山口県では全団員に占める女性の割合が5.3％と、全国平均を2ポイントも上回っています。
災害の大規模化や社会構造の変化などによって消防団に求められる役割が多様化する中、高齢者宅への防火訪問や応急手当の普及指導、避難所での支援活動など、女性団員の特性を生かした活動を担うことが求められています。

～周南市消防本部を背景にアナウンサーのワンショット～

【アナウンサー】
周南市消防本部に来ています。
きょうは市内の消防団に配備されている消防車やポンプの点検が行われていて、2人の入団間もない女性団員も参加しています。

～周南市消防団第16分団 中由美子さんに入団のきっかけをインタビューしている様子～

【中さん】
子どもが手が離れて自由な時間をたくさん持てるようになって、今までお世話になった地域の皆さんに何か恩返しができたらなと思っていて、そこでちょうど消防団の方から声が掛かって、こういう活動ならできるかなと思って入団しました。

～周南市消防団第16分団 渕上美穂さんに入団のきっかけをインタビューしている様子～

【渕上さん】
ランニングクラブで一緒の先輩方がいるのですが、一緒にやらないかと言われて入りました。
地域の安全と安心のために貢献していけたらなと思います。

～周南市消防団第16分団 副文団長 水井隆志さんに女性団員の増加についての感想ををインタビューしている様子～

【水井さん】
ますます女性団員の増加に伴いまして女性団員の活躍を大変期待しているところです。

～消防車を背景に県消防保安課 中山壮史さんのワンショット～

【中山さん】
性別や職業に関係なく団員になることができますので、地域のために何かしたいと思われる方は、お住まいの市町・消防本部の消防団担当または県消防保安課までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先

お住まいの市町・消防本部の消防団担当
県消防保安課　電話083-933-2399

～まとめ～

【アナウンサー】
自分たちの暮らす地域を守るのは自分たちです。
防災という観点で、あなたも地域に貢献してみませんか。

関係先:山口県消防保安課