ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合企画部 > 広報広聴課 > 知事記者会見録・令和3年8月10日実施分

本文

知事記者会見録・令和3年8月10日実施分

ページ番号:0013158 更新日:2021年8月12日更新

知事記者会見録一覧へ

日時 令和3年(2021年)8月10日(火曜日)
13時30分~13時42分
場所 県庁2階 記者会見室

発表項目

新型コロナウイルス感染症に係るお盆期間中の注意喚起について (PDF : 827KB)

知事

 新型コロナウイルス感染症に係るお盆期間中の注意喚起等について、説明します。
 県内の感染状況についてですけれども、こちらグラフで示しておりますけれども、先月の4連休以降、感染が拡大している状態が続いております。新規の感染者数の発生件数が、7月28日以降は、基本的には2桁台で推移しているという状況で、予断を許さない状況が続いております。
 こうした状況によって、モニタリング指標の数値は、確保病床使用率が「ステージ3」相当に移行をしております。そして、療養者数、また直近1週間の新規感染者数も増加傾向にございます。現時点におきましては「ステージ2」の状況にあると判断しておりますけれども、これから、新規感染者数が急増する、それによります医療提供体制への負荷の蓄積、そうしたことを懸念しているところです。
 一方で、全国の新規感染者数は、1日当たりが1万人を超える日が続いております。感染者の急増に歯止めがかからず、東京をはじめ、多くの自治体で過去最多の感染者数が確認されているところです。
 こうした状況から、現在、緊急事態宣言が東京や大阪など6都府県、そして、まん延防止等重点措置が福岡など13道府県に出されており、極めて深刻な事態が続いています。特に、隣県の福岡県や広島県でも感染者数が急増しておりまして、本県における新規感染者の発生についても、感染が拡大している地域との往来に由来をした感染がほとんどであることから、本県での感染拡大を食い止めるためにも、県外との往来には、特に注意する必要があります。
 県民の皆さまには、こうした状況をしっかりと認識をしていただいて、本県での感染の再拡大を防止するため、これから申し上げる感染防止対策に、ご理解とご協力をいただきますようお願いを申し上げます。
 お盆を含む夏休み期間中でございますが、県をまたぐ往来が増える時期でございます。特に、県外との往来による感染が増えている状況でございますので、帰省や旅行等によって県をまたぐ往来は控えていただきたいと思いますし、特に、東京、大阪、福岡などの緊急事態宣言地域、また、まん延防止等重点措置の地域、感染の拡大している地域との往来につきましては、強く自粛をお願いしたいと思います。
 そうした中で、やむを得ず帰ってこられる場合もあると思いますけれども、その際には、これも繰り返し言っていますけれども、2週間前からしっかりと感染防止をご自身でしっかり対策をしていただく、あるいは、帰ってきた後も、不要不急の外出ですとか、あるいは、会合への出席ですとか、そうしたものは控えていただきたいと思いますし、また、帰省後に症状が出た場合には、速やかに受診・相談センターまでご相談をいただきたいというふうに思っております。
 次に、帰省客等を対象としたPCR検査の実施についてお話をさせていただきます。
 先ほど申し上げました通り、県外との不要不急の往来は自粛してくださいということをお願いしているわけでございますけれども、そうは言いましても、お盆を含む夏休み期間中、さまざまな理由によって、やむを得ず来県される、帰省をされる方もいらっしゃることと思います。そうした中で、県内における感染拡大をなんとしても防いでいきたいと思っております。そのために、県内の空港と主要な駅において、無料のPCR検査を実施することといたします。
 具体的には、県外から帰省された方、来訪された方や、出張・帰省などで県外から帰ってこられた方のうち、希望される方を対象に、明日の8月11日から31日までの間、山口宇部空港、岩国錦帯橋空港、そしてJR新山口駅、徳山駅、この4カ所で実施することといたします。
 われわれとしては、ワクチンの接種、これをできるだけ早く進めようということで全力を挙げているところでございますけれども、この過去最大規模の現在の第5波、これへの本県への感染拡大が、できるだけ低く抑えられるように、ぜひとも、県民の皆さま方に、ご理解とご協力、感染予防、そして感染拡大防止、これについてのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 私からは以上です。

読売新聞

 無料のPCR検査のことでお伺いしたいんですけれども、この検査は、検体を採取してから、だいたいどれぐらいで検査結果というのが出るものなのでしょうか。

知事

 基本的には翌日になります。というのは、翌日の夜の21時以降に検査結果が判明をしますので、これは検査機関の方で指定するホームページに、それぞれの方にログインIDとパスワードをお渡ししますので、そちらで確認をしていただくということになります。併せまして、われわれ行政の方でも、同じ結果が確認できますので、陽性が分かれば、その時に、感染者と連絡を取って対応していくということになります。

読売新聞

 4カ所、実施箇所が記載されてますけれども、いずれも空港と新幹線が止まる駅かと思うんですけども、車で県内外を往来するような方たちからすると、こういう4カ所に来てもらいたいという、そういうところなんでしょうか。

知事

 そうですね。基本的には、空港とか新幹線で帰ってこられる方に向けて、すぐに検査できるようにということで、この4カ所にしているわけですけれども、飛行機とか新幹線を使う方に限っているわけではなくて、例えば、車で県内に帰ってこられた方もそちらに行ってもらえれば、そこで無料の検査をいたしますので、ぜひ、広く多くの方に検査を受けていただきたいと思います。それによって、今、本当に第5波、大変な大きな波になっておりますので、この勢いが県内にそのまま入ってこないように、しっかりと県内での感染拡大を一つでも多く防ぎたいと思っておりますので、ぜひご利用いただきたいと思います。

読売新聞

 ありがとうございます。

朝日新聞

 検査は翌日判明ということですが、これは、どこか民間の業者にお願いするということなんでしょうか。

知事

 そうですね。民間の検査機関に委託をして、この検査を行うことにしておりますので、そちらの方で検体をしっかりと確認をしてもらって、検査結果が判明する、そういう流れになっています。

朝日新聞

 検査機関は県内、どちらに検体を送るということになるんでしょうか。

交通政策課長

 福岡県の業者に委託しますので、福岡県の検査センターの方で検査をすることになります。

朝日新聞

 福岡ですね。

交通政策課長

 はい。

朝日新聞

 分かりました。それから、今回は、明日11日から31日までの21日間で、大体何人くらいを見込んで、予算的にはどのくらいを確保されているんでしょうか。

知事

 当面は4000件ということで見込んでおりますけれども、ただこれは、どれだけになるか分かりませんので、増えたら増えた分だけ、当然追加を行います。4000人といったら、予算的には、2500万円ですね。

朝日新聞

 2500万円。

知事

 2500万円。はい。

朝日新聞

 分かりました。これは、予算は、既に計上分の中から。

知事

 そうですね。既定予算の中で対応していくということになります。

朝日新聞

 分かりました。それから、PCR検査を今回するということですが、他県では、結構、その場で結果がばっと分かる抗原検査を活用して、迅速に判断をするという例もあります。今回、PCRを選ばれた理由というのは、どういったところなんでしょうか。

知事

 そうですね。やっぱり専門機関の方と、しっかりと委託をして、きちんと精査をして、やっぱり精度の問題もありますし、これはきちんとした検査をできるだけしていきたいと思っております。翌日に判明をしますので、その間は、受けられた方は、外出等は、ぜひ控えていただいて、結果を待ってから、いろんな行動をしていただきたいと思います。そのお願いは、併せてさせていただこうと思っています。

朝日新聞

 分かりました。それから、これまでもなんですけれども、帰省ですとか、県外移動の自粛、いらっしゃる方の自粛というのも、繰り返し、知事も呼び掛けられてきてはいるんですが、ワクチン接種を2回済ませているから大丈夫だろうとか、あとは、親御さんとあと何回会えるか分からないから、ここでもう帰るしかないんだとか、いろいろ個々のご判断があって、移動をされるという方も多いような状況になっていますが、そういう方々には、このたび、この検査を使ってほしいということなんでしょうか。

知事

 基本的には、不要不急のものについては控えていただきたいというのが、原則的な考え方です。これだけ感染が増えておりますので、やはり多くの方が山口県に帰ってこられたりですね、あるいは、往来がありますと、当然、数としては感染者が増えてきますので、できるだけそれを抑えていきたいという中では、基本的には自粛していただきたいと思っておりますが、ただ、やはり、それぞれの事情でですね、どうしてもこの時期に帰らなければということはあると思いますので、そういったケースはもちろんあると思います。ただ、その場合には、先ほども言いましたように、1週間前とかですね、帰ってこられる前に、きちんと感染防止対策を徹底していただきたいですし、できれば、帰る前にPCR検査を受けて帰っていただきたいというふうに思います。ただ、そうしたことが、いずれも難しいという方もいらっしゃいますので、その場合には、帰ってきた後でですね、空港あるいは駅で行っているPCR検査をぜひ受けていただきたいと思っています。

朝日新聞

 ありがとうございます。

防府日報

 帰省とか県外移動については、おっしゃられた通りだと思うんですけれども、昨年のお盆とかですと、例えば、会食とかですね、人がなるべく集まらないようにという呼び掛けをされていたと思うのですけれども、この3連休の間に、下関市で飲食のクラスターが発生していたりしていますけれども、お盆に戻ってこられた時のそういった集まりとかですね、会食とかその辺については、県民や戻ってきた人にどういうふうに呼び掛けられるのでしょうか。

知事

 県民の皆さんへのメッセージの中でも言っておりますけれども、できるだけ大人数の会食は控えていただきたいと思います。それぞれの方に感染防止対策をしてもらって、できるだけですね、人との接触を避けるような行動をぜひしていただきたいというふうに思っております。やはり、怖いのは、大規模なクラスターでございますし、非常に感染力が強いウイルスでございますので、大規模に広がっていきますと、そこからさらに広がっていくと、これによって一気に県内の医療が逼迫(ひっぱく)をするということが懸念されますので、ぜひ、大人数での会食は控えていただきたいと思います。

防府日報

 分かりました。ありがとうございます。

 作成:山口県総合企画部広報広聴課

 おいでませ知事室へに戻る

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)