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平成30年 (2018年) 5月 7日
<事故事例1>
洗濯機に手を入れたら、洗濯物に指が巻き込まれて薬指を切断した。
<事故事例2>
洗濯が終了したと思ってふたを開けて手を入れたら、まだ回っていて、シーツが指にからんで薬指を切断した。
<原因(事例1)>
洗濯槽の回転が完全に停止していないうちに手を入れたため、指を切断したものです。また、洗濯槽のブレーキ
が摩耗して故障した状態で使用していました。
<原因(事例2)>
フタのロック機構が壊れた状態で使用していたため、洗濯槽の回転中に手を入れてしまって指を切断したものです。
<アドバイス>
◆洗濯機の回転が完全に止まるまでは、絶対に中の洗濯物に触れないでください。
◆特に古くなった製品は、ブレーキが劣化して回転が停止するまでに時間がかかる場合があります。
◆(社)日本電機工業会では、「ふたを開けてから15秒以内に脱水槽が止まらない場合は、故障のおそれがあります。
速やかに、ご購入の販売店にご相談ください」と呼びかけています。機器の異変に気がついたら使用を中止して、点検を受けてください。
詳細は、nite(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のポスターを御確認ください。