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おもしろ統計・知っちょる?統計やまぐち113 「新型コロナウイルスの拡大と国内移動の状況」

ページ番号:0015697 更新日:2021年11月1日更新

国内の人口移動の状況を明らかにする総務省「住民基本台帳人口移動報告」によると、2020年5月、東京都は他の道府県との移動で転出超過となりました。これは、統計上比較可能な13年7月以降初めてのことであり、新型コロナウイルスの感染拡大が影響していると考えられます。
では、山口県の人口移動の状況はどのようになっていたのでしょうか。新型コロナウイルスの影響が人口移動状況に表れ始めた5月から11月までの、他都道府県との間の転入・転出の状況を、前年の同じ期間と比べてみましょう。
移動者総数では、転出者数が転入者数を上回る転出超過であることは変わりませんが、転出超過数は前年より425人(23・4%)少ない1391人となっています。
移動者のうち特に外国人を見てみると、前年は転入者数が転出者数を上回り356人の転入超過だったのに対して、20年は135人の転出超過となりました。同じ期間で外国人が転出超過となるのは、統計上比較可能になってから初めてのことです。これは、前年に比べて他都道府県からの転入者数が739人(57・3%)減少したことが主な要因と見られます。一方、同じ期間の日本人の転入者は前年に比べ77人増加しており、外国人と日本人で異なる傾向があるようです。
これまでは、日本人の転出超過による他都道府県への人口流出を、外国人の転入超過が緩和している状態でしたが、20年は違った動きをしているようです。人口移動の状況は、これからどのように変化していくのでしょうか。

山口県の移動者数(5月~11月)

113新型コロナウイルスの拡大と国内移動の状況(令和3年1月21日掲載)[PDFファイル/102KB]

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