ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合企画部 > 統計分析課 > おもしろ統計・知っちょる?統計やまぐち90「未活用労働力はどの層に?」

本文

おもしろ統計・知っちょる?統計やまぐち90「未活用労働力はどの層に?」

ページ番号:0015706 更新日:2021年11月1日更新

最近、少子高齢化などによる労働力不足の問題がテレビや新聞で取り上げられることが多いですが、山口県ではどうなのでしょうか。
国勢調査(総務省)の結果から労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口(就業者及び完全失業者の割合))の推移をグラフで見てみると、1980年に64.0%であったものが、2015年には56.3%まで低下しています。全国で見ても労働力率は低下していますが、山口県のほうがより低下が著しいことが分かります。
今後、生産年齢人口(15歳~64歳)のさらなる減少が想定される中で、労働力を確保するための効果的な対策を検討するには、人々の就業に関する意識やその実態をより詳しく把握する必要があります。
そこで、就業・不就業の状況について毎月調査し、就業率や完全失業率などを公表している労働力調査(総務省)において、昨年1月から調査項目が追加されました。パートタイムなどの就業者の中でもっと長い時間働きたい人(追加就労希望就業者)や、働きたいが仕事を探していない人(潜在労働力人口)も調査することで、未活用労働の状況を把握することができるようになっています。
未活用労働については全国結果のみ公表されていますが、最新の2018年7~9月のデータから追加就労希望就業者を年齢階級別男女別にみてみると、男性は65歳以上が最も多くなっていますが、女性は45歳~54歳の年齢階級、次いで35歳~44歳の年齢階級が多くなっています。
こうした、もっと働きたいと希望している人が、さらに活躍できる環境づくりを進めることも、労働力不足解消のひとつのポイントと言えそうです。

労働力率の推移

90未活用労働力はどの層に?(平成31年2月21日掲載)[PDFファイル/195KB]

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)