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やまぐち女性活躍応援団・応援団会議

ページ番号:0017176 更新日:2021年11月1日更新

「応援団会議」を開催しました!

 働く場における女性活躍の推進に向け、より一層の取組を進めるため、応援団メンバー出席の下、令和3年8月4日、下記のとおり応援団会議を開催しました。

1 開催概要

  • 日時:令和3年8月4日(水曜日)14時30分から15時30分まで
  • 場所:県庁正庁会議室(県庁4階)
  • 出席者:応援団メンバー9名

所属

役職名

氏名

山口県

知事

村岡 嗣政

山口県経営者協会

会長

山本 謙

山口県商工会議所連合会

会頭

川上 康男

山口県商工会連合会

会長

藤村 利夫

山口県中小企業団体中央会

会長

和田 卓也

山口経済同友会

代表幹事

山田 正敏

大学リーグやまぐち

会長

岡 正朗

山口県市長会

会長

井原 健太郎

山口県町村会

会長

米本 正明

2 会議の様子

開会挨拶:山口県知事 村岡嗣政(やまぐち女性活躍応援団 団長)

村岡知事あいさつ

 開会にあたり、村岡知事は、「人口減少・少子高齢化に直面する本県において、地域の活力を維持・発展させるためには、女性が輝く地域社会の実現が重要であり、県では、特に、就労の場において、女性が県内企業に就職して働き続けられるよう、女性が活躍できる体制整備や働きやすい職場環境づくりなどの取組を進めている。こうした取組を一層推進し、広く県内に波及させていくため、応援団で緊密に連携して更なる取組を進めていきたい。」と挨拶しました。

報告事項:県における女性の活躍推進について

県における女性の活躍推進について

 事務局から、県の女性活躍の現状や、女性活躍に係る県の取組について説明したほか、昨年度、応援団の協力を得て実施した、大学生向けライフプラン作成セミナーの結果などについて、報告しました。

協議事項:応援団の取組方針について

 応援団の取組の方針決定を行い、メンバー全員で認識を共有し、今後、より一層、メンバー同士の連携を強化し、協力して女性活躍の取組を促進することを確認しました。

事例紹介:株式会社西京銀行個人営業部副部長 荒瀬ひろみ氏

事例紹介

 県の女性管理職アドバイザーでもある、荒瀬ひろみ氏に、アドバイザーとしての他社の女性社員への相談支援の取組や、所属されている西京銀行の女性活躍や働き方改革等の取組について、具体的な事例を紹介いただきました。
 西京銀行の女性活躍のための制度の一つである、再雇用制度・コース転換制度を実際に利用され、現在は副部長に就任されるなど、ご自身の様々な経験を踏まえ、「銀行には、再雇用や子育て経験など多様な働き方を認めてもらい、今管理職になり、大変感謝をしており、これからも後に続く女性のために頑張っていきたい。女性が生き生きと働くことで、企業も活性化し、強くなるのではないか。」と、女性活躍に対する思いを交え、ご説明いただきました。

意見交換

 応援団メンバー同士で、女性活躍について、活発な意見交換が行われました。

山口県知事

知事(意見交換)

 村岡知事からは、県庁の「女性職員活躍推進行動計画」策定等の女性活躍の取組や、コロナ禍の状況を踏まえたテレワーク環境の整備などの取組が紹介され、女性管理職の割合が上昇するなど着実に成果が出ていること、また、その結果、様々な意見が出て議論が活発化していること、職員のモチベーションも上がり、自身も、やりがいを持って職務に励む女性職員を見て心強く思っている、と報告がありました。

山口県経営者協会 会長 山本謙(宇部興産(株) 取締役会長)

経営者協会会長

 山口県経営者協会の山本会長からは、協会として継続実施している「女性リーダー養成セミナー」「男性管理職セミナー」について、これまでに200名以上が参加され、セミナーを通じて課題解決が図られたり、参加者同士のネットワークが形成されるなどの効果が生まれていると報告がありました。また、協会が設置する女性活躍推進部会においては、女性社員を対象とした企業視察会の実施などの取組をはじめ、応援団への提案として、経営者アンケートや県内の市町での事例発表などの意見が挙がったことが紹介され、「産学公が連携した取組を、やまぐち女性活躍応援団から、今後も発信し続けることが非常に重要である」と述べられました。

山口県商工会議所連合会 会頭 川上康男(下関商工会議所 会頭、(株)長府製作所 代表取締役会長)

山口県商工会議所連合会

 山口県商工会議所連合会の川上会頭からは、「連合会としても、女性活躍や働き方改革の趣旨について、大いに賛同し、山口県と一緒に取り組んでいく。」とのご発言をいただくとともに、地元の下関商工会議所での女性登用の現状や、ご自身の会社における、今後の女性管理職登用を見据えた定期的な女性の登用や採用に対する取組について、紹介いただきました。また、女性職員に活躍してほしいとの期待を込め、「女性活躍の場をもっと広げていきたい。」と思いを述べられました。

山口県商工会連合会 会長 藤村 利夫(やましろ商工会 会長、(株)藤村組 取締役会長)

商工会連合会会長

 山口県商工会連合会の藤村会長からは、商工会及び商工会連合会での取組として、女性活躍推進のため、短時間勤務、出産・育児サポートなどの職場環境づくりに自ら取り組んだ結果、女性管理職が増加していること、また、地域の商工会においても、商工会女性部を起点とした女性活躍の場が広がっており、会員事業者や地域における女性活躍を推進・発信することで、多くの女性会員の活躍を応援する組織づくりを推進していることが紹介されました。また、最後に「商工会は、地域に根差して女性の活躍を応援していく。」と述べられました。

山口県中小企業団体中央会 会長 和田卓也(山口県火災共済協同組合 理事長)

中央会

 山口県中小企業団体中央会の和田会長からは、中央会では、令和3年4月に行動指針である「アクションプラン」を定め、その中の重要事項の一つとして、組合間連携による女性の活躍推進を掲げたことが報告されました。更に、具体的取組として、女性活躍に係る協議会を立ち上げ、女性役職員同士の情報交換・相互の交流等を行うネットワークづくりを進めること、また、女性経営者の経営革新や起業支援のため、協同組合や民間企業等との連携も視野に入れ、女性活躍を促進していくことが紹介されました。そして、こうした取組を通じ、「今後も、やまぐち女性活躍応援団の一員としてしっかり応援していきたい。」と述べられました。

山口経済同友会 代表幹事 山田正敏(山田石油(株) 代表取締役社長)

山口経済同友会

 経済同友会の山田代表幹事からは、同友会としても、女性活躍を応援するため、会員企業には、様々な女性活躍の情報発信を行っていることが報告されました。また、傘下の会員企業の中には、中小企業や従業員100名以下という事業所もあり、実際に、女性の力が必要不可欠になっていること、女性活躍に関して、女性管理職の数や割合等はもちろん指標ではあるが、最終的な目標はいかに女性が輝いて働けるかということだと考えており、それぞれの組織の規模に応じて「女性活躍の形が達成できていることが確認できるよう、活動を深めていきたい。」と女性活躍への思いを述べられました。

大学リーグやまぐち 会長 岡正朗(国立大学法人山口大学 学長)

山口大学学長

 大学リーグやまぐちの岡会長からは、大学リーグの取組として、学生の県内進学・県内就職促進のためのイベントの実施、情報発信、女子学生の県内定住のための取組の実施等が報告されました。また、山口大学の事例として、2015年にダイバーシティ・キャンパスの実現を掲げ、子育てや介護などワークライフバランスの支援制度の充実や、文部科学省の事業を活用した女性活躍の成果を可視化する取組を進めた結果、研究者や上位職の女性の割合が上昇し、女性活躍が加速していることをご紹介いただきました。最後に、大学リーグやまぐちとして、「今後、県の支援事業等も活用しながら、山口県全体の女性活躍の底上げを実現したい。」と述べられました。

山口県市長会 会長 井原健太郎(柳井市長)

市長会 井原会長

 井原会長からは、県内のそれぞれの市において、政策や方針の決定過程の場に女性の視点を取り入れるなど女性活躍に取り組んでいることが報告されました。また、柳井市長として、就任以来、柳井市の審議会等における女性の登用促進を率先して実施し、取組を地道に積み重ねた結果、直近では女性委員の比率が4割超と、かなり上昇したこと、また、市役所では女性の職員自体が少なく、管理職への就任に困難な状況がある中でも、市長自身が、職員一人ひとりに向き合いながら女性登用等を進めていることが紹介されました。最後に、「今後も、現場現場で地道な取組を引き続き進めていきたい、知事が進める取組にも、少しでも貢献したい。」と述べられました。

山口県町村会 会長 米本正明(和木町長)

町村会米本会長

 米本会長からは、県内の各町でも、普及啓発、人材登用等、それぞれの取組手法で女性活躍促進を図っていることが報告されました。また、和木町の取組として、本年4月に第二次特定事業主行動計画を定め、女性の採用や登用、休暇制度などの推進等を進めていること、自身が町長に就任後、和木町で初めての女性の課長を配置したこと、管理職に占める女性の割合も、着実に目標値に近付いていることなどが紹介されました。最後に、和木町では、女性管理職を中心とした組織の機能が発揮された結果、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種が円滑に実施できたことに触れ、「今後とも、応援団のメンバーの一員として、地域特性を活かした女性活躍の推進に積極的に取り組んでいきたい。」と述べられました。

 このように、応援団メンバー同士で活発な意見交換を行い、それぞれの取組内容や様々な課題について共有しました。今後、応援団で緊密に連携し、女性活躍の促進に向け、それぞれ率先して行動していくことを全員で確認し、会議を終了しました。

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