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ローカル山だより/ローカル山だより・木づかいのある下関市へ!木材利用推進ワークショップを開催!

ページ番号:0023053 更新日:2021年11月1日更新

 ウッドネット西部やまぐち協同組合は、一般社団法人木を活かす建築推進協議会との共催により令和2年12月17日(木曜日)にワークショップに取り組みました。本ワークショップは全3回を計画しており、今回は2回目として、下関市内の森林組合、製材関係者、設計関係者、施工関係者、行政21名の参加により、木材利用の先進事例を学ぶとともに意見交換を実施しました。
 午前は、木材利用の先進事例として、国内最大級の木造ハイブリッド構造である長門市役所庁舎および製材を納品された製材業者の一社である(株)シンラテックを見学しました。
 市役所庁舎の設計に携わった山本道善設計士(M.DESIGN ASSOCIATES 一級建築事務所)より、長門市役所庁舎の基本計画から完成までの経緯・想いや、市民との関わりなどを説明していただきました。
 株式会社シンラテックでは、近藤友宏代表取締役より、エンドユーザーに魅力的な製材工場になるための取り組みについて、説明していただきました。
 両者より、長門市役所庁舎が市民の誇りとなるよう取り組んできた成果であることを学びました。
 午後からは、「公共建築物の木造化の推進に向けた取り組みについて」と題し、内田文雄氏(株式会社龍環境計画・代表取締役、山口大学名誉教授)より講演がありました。「その地域に合った川上から川下までの連携のあり方をつくることが重要である。」、「計画、設計、施工、運用段階のそれぞれに課題がある。」との示唆がありました。
 その後、下関市における木造化・木質化の課題についてディスカッションを行い、「川上、川中、川下の連携・体制づくりの重要性」、「木材利用に対する意識の高揚」などの意見が挙がりました。3回目は、川上、川中、川下の連携・体制づくりにフォーカスして、ワークショップを進めていくこととなりました。
 ウッドネット西部やまぐち協同組合では、残り1回のワークショップを通じて、川上から川下までの良好な関係構築とともに、下関市での木材利用が推進されることを期待しています。

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