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ローカル山だより/ローカル山だより・周南市立櫛浜小学校で森林体験学習を実施しました

ページ番号:0023061 更新日:2021年11月1日更新

 令和3年1月29日(金曜日)に周南市立櫛浜小学校において、5年生の児童62名が椎茸の駒打ちを体験しました。
 これは、次世代を担う子どもたちに、ふるさとの森林の大切さやそれを支える林業の役割などについて理解を深めてもらうために、林業研究グループ「徳山グリーンサークル」(松原近志会長、会員数14名)が「森林体験学習」として行ったものです。
 まずは、体育館で指導者から「森林の役割」や「原木椎茸の栽培方法」についての説明を受けると、児童達からは「悪天候や自然災害があると、椎茸の味は変わるの?」「椎茸を生産するのに、いくら位お金がかかるの?」など、熱心な質問がありました。
 次に、屋外で、チェーンソーの実演を見学した後、チェーンソーで輪切りにしてもらった6種類の樹木の木片を水槽に浮かべて、木の比重の違いを観察しました。浮かぶ樹木もあれば、沈む樹木もありで、児童たちは水槽の周りに集まってワイワイと観察していました。
 最後は、クヌギの原木にドリルで穴を開けて、椎茸の駒打ちを体験しました。
 ドリルで勢いよくクヌギに穴が開く様子に驚いた様子の児童達でしたが、かなづちを使って空いた穴にコンコンと楽しそうに種駒を打ち込んでいました。
 その後、種駒を打ったクヌギは、校内の木陰に全員で運びました。運んだ場所の横には、みんなの先輩達が種駒を打ったクヌギから、小さな椎茸が生えていました。今日、種駒を打ったクヌギから椎茸が生える頃には、みんなはもう中学生です。
 当日は、周南市北部では積雪、南部でも冷たい風が強く吹く凍えるような1日でしたが、児童達は元気いっぱいで、「初めて椎茸の駒打ちをしたし、楽しかった。」「結構、作業が大変だった。」と感想を聞かせてくれました。

椎茸ドリルの音と勢いにびっくりの画像
椎茸ドリルの音と勢いにびっくり​
「コンコン」と種駒を打つ音が響きますの画像
「コンコン」と種駒を打つ音が響きます