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平成30年 (2018年) 5月 2日
山口県及び下関地方気象台は、「錦川」「門前川」「島田川」「椹野川」「仁保川」「厚東川」の4水系6 河川を対象に洪水のおそれがある場合に共同で洪水予報を発表しています。その洪水予報において、洪水の危 険のレベル及び市町や住民がとるべき避難行動と洪水予報の関連をよりわかりやすくするために洪水予報の発 表形式の改善を行います。
洪水等が発生した際、地域住民のより的確で安全な避難実施のためには、河川の危険な情報等の防災情報が 迅速に伝達されるだけでなく、情報の受け手である住民、市町の防災担当者及び報道機関に正確に理解され的 確な判断や安全な行動につながる情報の内容や表現であることが極めて重要です。
このため、国土交通省において平成18年10月に「洪水等に関する防災情報体系の見直し実施要領」が策 定されました。山口県及び下関地方気象台は、本年6月3日よりこれに基づき洪水予報の発表形式を改善する こととしました。
(1)市町や住民がとるべき避難行動と洪水予報の関連が理解しやすいように、洪水予報の標題と水位の名称を洪水の危険に応じてレベル化します。危険レベル毎の標題とそれに対応する水位等は以下のとおりです。
レベル5 標題:はん濫発生情報 状態:はん濫発生
レベル4 標題:はん濫危険情報 水位名称:はん濫危険水位
レベル3 標題:はん濫警戒情報 水位名称:避難判断水位
レベル2 標題:はん濫注意情報 水位名称:はん濫注意水位
レベル1 (発表はしない) 水位名称:水防団待機水位
(2)洪水予報の内容を理解しやすくするため、発表内容を要約した見出し文を新たに付けます。