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平成30年 (2018年) 5月 2日
山口県の県管理河川の整備率は平均約39%で、全国的にみても低い値となっています。安全で安心できる川づくりをめざして、今後とも総合的な治水施設等の整備を計画的に推進します。
粟野川では平成11年6月28日~29日の梅雨前線豪雨により家屋が浸水し、甚大な被害が発生しました。治水安全度を効率的かつ早急に向上させる方策として河川災害復旧等関連緊急事業(復緊事業)による対策を進めています。
【被災状況】
宮迫地区 | 小迫地区 |
河川の流下能力を確保します
浸水家屋周辺の築堤や家屋の地上げとともに、河道拡幅及び河床掘削を実施することにより、河川の流下能力を確保します。
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1.流域水防災事業
地先ごとの浸水家屋周辺の築堤や家屋を地上げすることにより宅地の浸水を防御します。
2.河道拡幅、河床掘削
河道断面が不足している区間に対しては、流下能力の向上を図るため河道拡幅および河床掘削を実施します。
3.関連工事
上記の改修工事により影響を受ける道路、橋梁、排水施設等については、各事業と連携して必要に応じた改築を行います。