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平成30年 (2018年) 5月 2日
多自然型川づくりは、河川が本来持つ多様で豊かな自然環境を保全・創出および再生することを目指した川づくりです。自然豊かな川は私たちの心をなごませてくれます。私たちのくらしの基盤である地域の自然の重要性を認識し、人間と自然が共生する川づくりを通して地域の豊かな風土・文化を守り育てていく取り組みが求められています。
美祢市を南北に貫流する大田川では、大田川らしい環境の再現に向けて多自然型川づくりにより生き物の生息しやすい多様な環境を保全・創出し、人の集う川づくりを進めています。
生態系に優しい川づくり -ビオトープゾーンの創出-
大田川の河川生態を調査し、自然環境の特性に応じた水辺空間を保全・創出します。自然生態の観察ができるような環境学習の場を提供します。
いろいろな魚の生息場所の復元 | 小魚やウナギなどの隠れ場所の再現 |
多様な流れの川づくり -瀬・淵の保全、修復-
瀬・淵の保全、修復により魚類や水生生物の生息環境に配慮した整備を進めます。また、魚類等の追跡調査を実施します。