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平成30年2月定例会
平成30年3月12日(月曜日)~13日(火曜日) 付託決議案等の審査、所管事項の調査
商工観光委員会を代表いたしまして、本委員会における議案の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
審査に当たりましては、関係議案及び所管事項全般にわたり、執行部に説明を求め、質疑、検討の結果、議案第1号及び第67号のうち本委員会所管分の議案2件については、賛成多数により、議案第9号、第22号、及び第75号のうち本委員会所管分並びに議案第3号、第29号、第50号及び第69号の議案7件については、全員異議なく、いずれも可決すべきものと決定いたしました。
次に、審査の過程における発言のうち、その主なものについて申し上げます。
まず、商工労働部関係では、
生産性向上・人材創造拠点による支援等について、
来年度、県では、「生産性向上・人材創造拠点」を新設するが、企業の生産性向上及び人材創造に向けて、どう取り組むのか。
との質問に対し、
産業振興財団に「生産性向上・人材創造拠点」を設置し、IoTビジネスプランナー等で編成した支援チームが企業に助言を行うなど、新技術の導入により事業展開を図る企業の取組支援と人材育成の両面から、生産性向上を図る。
また、企業の中核人材育成研修等の実施や、人材コーディネータと連携した人材ニーズの発掘、マッチングを促進していく。
との答弁がありました。
また、山口しごとセンターについて、
若者就職支援センターの名称を山口しごとセンターへ改めるとのことであるが、県内就職と人材確保の支援体制をどのように強化するのか。また、ハローワークとの違いはどこか。
との質問に対し、
支援対象にシニアと若年女性を追加し、個別相談・職業紹介等を行うほか、産業振興財団のプロフェッショナル人材戦略拠点の機能を統合することで、企業情報や求人情報を一体的・効率的に集約するとともに、無料職業紹介機能を活用した効果的なマッチングを進める。
また、専門職員によるきめ細かな相談対応や、利便性向上のため土日を含めた窓口開設時間の拡大、県内外の人材の県内就職を目的としている点が、ハローワークの機能と異なっている。
との答弁がありました。
これに関連して、
などの発言や要望がありました。
このほか、商工業振興関連では、
雇用・人材育成関連では、
原発関連では、
労働委員会関連では、
などの発言や要望がありました。
次に、観光スポーツ文化部関係では、
スポーツによる地域の活性化について、
県では、レノファ山口などの県内トップスポーツクラブと連携した地域活性化について、どのように取り組んでいくのか。
との質問に対し、
トップスポーツクラブであるレノファ山口やアクト西京は、多くの県民にスポーツの感動を与えてくれる貴重な存在となっている。来年度は、全国トップレベルの選手によるエキシビジョンマッチやスポーツ教室を開催することで、県民のスポーツ活動への参加や競技力向上などに結び付けていきたい。
との答弁がありました。
また、国際交流の取組について、
来年度のスペイン・ナバラ州やロシア・クラスノダール地方との交流に向けた、具体的な取組はどのように進めるのか。
との質問に対し、
スペイン・ナバラ州との交流では、ホストタウンに登録されている山口市及び宇部市と協力して交流に取り組んでいるところであり、来年度は、国レベルの「日本・スペイン・シンポジウム」を引き受けるほか、山口ゆめ花博の会場において「スペインの日」の関係イベントを開催する予定である。
また、ロシア・クラスノダール地方との交流では、昨年9月に現地で開催された農業博覧会において、参加した県内企業が非常に高い評価を受けており、今後も引き続き、現地で活動する県内企業を支援していくほか、青少年世代によるスポーツ交流を行うことを計画している。
との答弁がありました。
観光振興関連では、
このほか、
などの発言や要望がありました。
以上をもちまして、本委員会の報告といたします。