水稲の斑点米カメムシ対策として「県内一斉草刈り運動」を展開します

平成30年 (2018年) 6月 29日

1 概要

山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)と全国農業協同組合連合会山口県本部(JAグループ山口)は、米の品質を低下させる斑点米カメムシ類の発生源をなくし水稲の品質を向上させるため、「県内一斉草刈り運動」を展開します。

カメムシ類は、主に水田の畦畔や休耕田等のイネ科雑草で繁殖した後、出穂後の稲穂に集まり吸汁し、米の品質を低下させます。草刈りはカメムシ類の発生源をなくすという点で有効な対策として知られています。

このため、7月7日~16日(ただし水稲出穂2週間前まで)を県内一斉草刈り推進期間として、関係する方々へ呼びかけ運動を展開します。

情報は、パンフレットを農家に配布する他、山口県農林総合技術センター(山口県病害虫防除所)のホームページで提供します。


http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a17201/nougyou/shigen/index00.html


2 問い合わせ先

山口県農林総合技術センター 農業技術部 資源循環研究室(山口県病害虫防除所)

担当   畑中 猛(はたなか たけし) (TEL 083-927-4006)


<参考> 斑点米カメムシ類と草刈りについて

(1) 斑点米カメムシ類は、水稲の重要な害虫の一つで、本県では大型種のクモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、小型種のアカスジカスミカメが主な種類です。

(2) 被害は、本カメムシ類が出穂後の稲穂に口針を突き刺して栄養分を吸収することにより、玄米に黒色の斑点が生じる「斑点米」を発生させます。

(3) 草刈りが行われていない水田の畦畔や休耕田等のイネ科雑草の穂により増殖するので、こうした場所の周辺水田で被害が多い傾向があります。

(4) 草刈りは、水稲出穂2週間前までに一斉に行うことが重要であり、出穂期前後に行う等時期を逸すると、本虫が水田内へ移動するのを助長します。


クモヘリカメムシ

クモヘリカメムシ(体長15-17mm)クモヘリカメムシによる斑点米クモヘリカメムシによる斑点米

 


添付ファイル

斑点米カメムシチラシ2018.pdf (PDF : 493KB)

 


お問い合わせ先

農林総合技術センター
Mail:a17201@pref.yamaguchi.lg.jp