次世代産業クラスター構想推進における事業化案件について

平成30年 (2018年) 12月 27日

県では、「やまぐち次世代産業クラスター構想」の推進に向けて、「医療関連」「環境・エネルギー」分野において、産学公金連携による研究開発・事業化の促進に取り組んでいます。

この度、医療関連分野において、やまぐち産業戦略研究開発等補助金により開発した「省電力デバイスによる包括的在宅・訪問医療、看護向け電子聴診解析システム」について、薬機法(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」)による認証の取得を経て、電気聴診器「JPES-01」として製品化され来月8日より発売されますので、下記のとおりお知らせします。

1 事業化案件の概要

(1) 開発テーマ

省電力デバイスによる包括的在宅・訪問医療、看護向け電子聴診解析システム

(2) 構成

【研究等実施機関】

 ・ JRCS株式会社

 ・ 国立大学法人山口大学

(3) 支援内容等

やまぐち産業戦略研究開発等補助金

(4) 事業化概要

○ 同社が開発した有機圧電フィルムを聴音部に採用し、振動を電気信号に変換することが可能であり、周囲の雑音に邪魔されることなく心音や呼吸音を聞き取ることができる電子聴診器を開発・事業化したもの。従来の聴診器では聞き取りにくかった心音や呼吸音を鮮明に聴診することができる。

○ 今後オンライン診療が普及していく中で、訪問医療や看護、介護支援とそれに従事する看護師のスキル補助を目的とした遠隔医療支援ツールとしての活用が期待される。


2 研究等実施機関の概要

(1) JRCS株式会社

代表者:近藤 髙一郎

住所:下関市東大和町1丁目2-14

資本金等:2,000万円

従業員等:390名

事業内容:船舶用配電機器・制御・計測機器の製造・販売等

事業化における役割:電子聴診解析システムの開発・製造

(2) 山口大学

代表者:岡 正朗

住所:山口市吉田1677-1

資本金等:162億円

従業員等:2,620名

事業内容:教育・学術研究機関

事業化における役割:システムの臨床評価


3 電子聴診器「JPES-01」について

 ・ 自社開発の有機圧電フィルム「Flezo Film」(フレゾフィルム)を聴音部に採用。*フィルムの名称は、flexible(フレキシブル)/やわらかいの意から

 ・ 市販のヘッドホンでも鮮明に聴診が可能な上、ステレオミニジャックでの音声出力やBluetoothでの通信によりパソコンや携帯端末への録音、再生が可能であり、様々な解析ソフトとも連携が可能。

 ・ デザインは、看護師100人へのアンケートを基に、手になじんで操作しやすい形状を採用。

 ・ 第10回山口県産業技術振興奨励賞「山口県知事賞」受賞。(平成30年9月)


4 本件に係る問い合わせ先

JRCS株式会社(下関市豊浦町川棚2155)

担当者:広報課 田上(たかみ)

連絡先:TEL:083-250-6105 携帯:080-8241-7321

※ 当社による公表内容(資料)については、以下のホームページを参照。https://www.jrcs.co.jp


 


お問い合わせ先

新産業振興課
Tel:083-933-3150
Fax:083-933-3159
Mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp