報道発表

「レッドデータブックやまぐち2019」の公開について

平成31年 (2019年) 3月 20日

平成27年度からレッドデータブックの改訂作業に着手し、平成30年3月に山口県レッドリスト2018を公開しましたが、この度、リスト掲載種に詳細な解説を付した「レッドデータブックやまぐち2019」を公開しましたのでお知らせします。


1 概要

(1) 見直しの経緯

2002年3月 「レッドデータブックやまぐち※」の作成

2003年3月 「レッドデータブックやまぐち(貝類)※」の作成

2015年度   レッドデータブック改訂作業に着手

2018年3月 「山口県レッドリスト2018」の公開

2019年3月 「レッドデータブックやまぐち2019」の公開

※ 県内の絶滅のおそれのある種を選定し、生息状況を明らかにした資料。野生動植物の保護対策のため、環境保全活動及び公共事業や各種開発における環境アセスメントなどに活用される。

なお、レッドリストはレッドデータブックの基礎データ。

(2) 検討体制

各生物群の専門家で構成する山口県希少野生動植物保護対策検討委員会において、調査・検討を行った。

(3) 対象生物群

ほ乳類、鳥類、両生類、は虫類、淡水産魚類、甲殻類、昆虫類、クモ類、

陸・淡水産貝類、維管束植物、コケ植物


2 掲載種数

レッドリスト掲載種1,470種のうち、849種を掲載(各生物群において選定)

掲載種数表
生物群解説掲載種数生物群解説掲載種数
ほ乳類21 (23)昆虫類・クモ類146(143)
鳥類104(102)陸・淡水産貝類67 (40)
両生類・は虫類16 (12)維管束植物426(320)
淡水産魚類44 (20)コケ植物21 (28)
甲殻類等4 (8)合 計849(696)

※ 括弧内は、レッドデータブックやまぐち(2002、貝類2003)の掲載種数


3 公開について(県ホームページ)

専用ウェブサイト及び自然保護課ホームページで公開しています。

○ 「レッドデータブックやまぐち2019」ウェブサイト

【URL】https://eco.pref.yamaguchi.lg.jp/rdb/site/index.php

○ 山口県自然保護課ホームページ

【URL】https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15600/red/red.html


4 参考)注目される種

 ・ 《ほ乳類》 ツキノワグマ         (旧)絶滅危惧ⅠA類 ↘ (新)絶滅危惧Ⅱ類

かつては、県東部の山間部を中心に生息していたが、近年では県西部での目撃が増加するなど分布拡大傾向にあり、調査による推定生息頭数も増加。

ツキノワグマ


 ・ 《鳥類》 クロツラヘラサギ         (旧)絶滅危惧Ⅱ類 → (新)絶滅危惧Ⅱ類

近年、山口県での越冬数は増加傾向にあるが、開発により生息地の減少が懸念。本年度、県立きらら浜自然観察公園において、傷病鳥の保護のための施設を整備。

クロツラヘラサギ


 ・ 《は虫類》 ニホンイシガメ          (旧)準絶滅危惧 ↗ (新)絶滅危惧Ⅱ類

主に山村部の小河川や溜池に生息。前回調査に比べ、個体数が減少し、新たな生息域がほとんど確認できなかった。

ニホンイシガメ


 ・ 《昆虫類》 ギフチョウ          (旧)絶滅危惧Ⅱ類 ↗ (新)絶滅危惧ⅠA類

1990年初頭までは県内に広く分布していたが、2000年以降、植生遷移と採集圧により急速に分布域を狭めた。

ギフチョウ


 


お問い合わせ先

自然保護課 自然・野生生物保護班
Tel:083-933-3050
Fax:083-933-3069
Mail:a15600@pref.yamaguchi.lg.jp

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