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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・「やまぐち和牛」ブランド力アップへの挑戦

ページ番号:0012782 更新日:2021年11月1日更新

「「やまぐち和牛」ブランド力アップへの挑戦」平成27年8月28日(金曜日)放送分

動画

関係先:山口県畜産振興課

動画テキスト

「大好き!やまぐち」

 

~牛舎の前に立つアナウンサーの映像~
【アナウンサー】
現在、山口県では、よりおいしい肉質を持つ「やまぐち和牛」というブランドを確立するためにさまざまな取組を行なっています。今日は、その取組についてご紹介します。

 

~オープニングタイトル映像~
「『やまぐち和牛』ブランド力アップへの挑戦」


~県畜産試験場で育てた黒毛和種種雄牛「美津安」号の映像~
【アナウンサー】
山口県では、県内の肉用牛農家を支援するため、肉質や肉量はもとより、牛肉の「おいしさ」に優れた黒毛和種種雄牛の育成に取り組んでいます。こうした中、昨年、県畜産試験場で育てた黒毛和種種雄牛「美津安」号が霜降りの度合いで県内歴代トップの成績を収めました。

 

~繁殖農家を訪問するアナウンサーの映像~
【アナウンサー】
皆さんは、肉牛を育てる農家が繁殖農家と肥育農家という2つの役割に別れていることをご存知ですか。繁殖農家は肉質の良い遺伝子を持つ子牛を生ませます。肥育農家はその子牛を購入し、肉牛として大きく育てる役割を担うんです。

【あとう和牛改良組合 組合長 中村 稔(なかむら みのる)さん】
山口市阿東で肉牛の飼育を営む中村さん。
中村さんのお宅では、祖父の代から繁殖農家として子牛を育ててきました。

 

~「ひらかつ」号の映像~
【アナウンサー】
中村さん、こちらの牛はどういう状態なんですか?

【中村さん】
この牛は名前が「ひらかつ」号といって「美津安」号と交配して今、だいたい7カ月になっています。9月の末から10月初旬に子牛が生まれる予定です。

 

~第10回全国和牛能力共進会の映像~
【アナウンサー】
中村さんには、今、大きな目標があります。
平成29年9月に、宮城県で開催される和牛のオリンピック「第11回全国和牛能力共進会」で、地元で生産された牛が日本一を取ることです。通称「全共」と呼ばれるこの品評会は5年に一度開催され、全国の肉用牛関係者などが最も注目する大会です。ここでの上位入賞は「やまぐち和牛」はもとより、中村さんが住んでいる山口市阿東地域を全国にPRする絶好の機会になるからです。

 

~アナウンサーと中村さん~
【アナウンサー】
全共で優勝できるといいですね?

【中村さん】
そうですね。そのために丹精込めて牛を育てています。少しでも肥育農家の方に喜んでもらえる牛を育てていくのが、私たち繁殖農家の役割かなと思うんですよ。全共で1位がとれれば牛達も喜ぶんじゃないかって思います。

【アナウンサー】
中村さんの牛舎で生まれた子牛は肥育農家に渡り約2年間かけ丹精込めて育てられます。
2年後の「第11回全国和牛能力共進会」で上位入賞し、大勢の方にそのおいしさを知ってもらう。目指せ全共日本一!への取組はこれからも続いていきます。

 

関係先:山口県畜産振興課