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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・山口県オリジナル花き 西京の初夏
「山口県オリジナル花き 西京の初夏」平成28年6月25日(土曜日)放送分
動画
関係先:山口県花き振興センター<外部リンク>
関係先:山口県農業振興課
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
今回は山口県が開発したリンドウのオリジナル品種「西京の初夏」をご紹介します。
~オープニングタイトル~
「山口県オリジナル花き 西京の初夏」
~山口県花き振興センター担当者へのインタビュー~
【アナウンサー】
きれいですね。鮮やかな紫色が印象的ですが、こちらが新しく開発されたオリジナル品種なんでしょうか?
【専門研究員 藤田淳史さん】
はい。これは平成25年から出荷を始めたリンドウのオリジナル品種で「西京の初夏」といいます。通常のリンドウは6月下旬くらいから咲き始めるのですが、この「西京の初夏」は国内で最も早い5月下旬から出荷できるように品種改良しました。この花は、花の色・ボリュームなど品質面でも県内外の市場で高い評価をいただいています。
~藤田さんの研究風景~
【ナレーター】
山口県花き振興センターでは、さまざまな花きの品種改良や開発を行っています。オリジナルリンドウでは、「西京の初夏」をはじめとして、今後出荷が始まる、咲く花の数やボリュームがより優れた「西京の涼風」や「西京の夏空」の育成も行っています。
~藤田さんへのインタビュー~
【アナウンサー】
リンドウだけでも3種類の品種を開発されたのですね。
【藤田さん】
はい。通常のリンドウは標高300mメートル以上の高地でしか栽培ができないのですが、オリジナルリンドウ「西京シリーズ」は沿岸部でも栽培が可能で、県内の中山間地域における収益性の高い水田転作作物として有望な品目であり、近年、作付面積も拡大しています。
~「やまぐちオリジナルリンドウ研究会」の取り組みについての映像~
【ナレーター】
「西京シリーズ」では、現在、生産者や市場、関係機関などで「やまぐちオリジナルリンドウ研究会」を設立し、栽培技術の向上や切り花流通販売などについて協議を重ね、市場での認知度向上に取り組んでいます。
~藤田さんへのインタビュー~
【アナウンサー】
オリジナル品種の開発というのは、さまざまなご苦労があるのでしょうね?
【藤田さん】
今回のリンドウは市場に出るまで10年くらいかかりました。毎日地道な研究が続くんですが、完成するとそういう苦労は報われます。そういうときは、本当にうれしい気持ちになります。
~まとめ~
【ナレーター】
山口県産オリジナルリンドウ「西京シリーズ」は県内のさまざまなフラワーショップで販売されています。ご不明な点があれば、山口県花き振興センターにお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】山口県花き振興センター Tel0820(24)1801
【アナウンサー】
山口県産オリジナルリンドウ「西京シリーズ」。ちょっとした贈り物に利用されてみてはいかがでしょうか。
関係先:山口県花き振興センター<外部リンク>
関係先:山口県農業振興課