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県政放送(動画配信)・大好き!やまぐち・子どもの交通安全教育
「子どもの交通安全教育」平成31年3月9日(土曜日)放送分
関係先:山口県警察本部<外部リンク>
動画テキスト
『大好き!やまぐち』
【アナウンサー】
自分の身を守るため、子どもの頃から身に付けておきたい交通安全のルール。
今回は、子どもたちと保護者のための交通安全教育のポイントをご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「子どもの交通安全教育」
【ナレーション】
入学すると保護者から離れて行動する機会が増える小学一年生。
例年、全国で発生した登下校時間中の交通事故の学年別の死傷者は、小学一年生が最も多くなっており、小学校入学前から正しい交通安全の知識を習得する必要があります。
~アナウンサーと山口県警察本部交通企画課 縄田 里奈(なわた りな)さんのツーショット~
【アナウンサー】
縄田さん、子どもたちに交通安全についてどのように教えていけばよいでしょうか。
【縄田さん】
はい、まずは保護者や周りの大人が子どもの特性を理解し、それを踏まえて交通ルールを繰り返し教えることが大事になります。
まず、「危ないよ」などあいまいな言葉だけでは理解できないため、何がどのように危険なのか、具体的に繰り返し教えてください。
一つのものに注意が向くと、周りのものが目に入らなくなる場合があります。道路への急な飛び出しや、車両の直前直後の横断をしないように教えましょう。
【ナレーション】
その他にも、手を上げれば車は止まると思い込み道路を渡りだすなど、状況に応じた適切な判断ができなかったり、気分によって急に走り出すこともあります。
信号や標識の意味を覚えること、歩道や横断歩道をきちんと利用すること、信号や踏切では立ち止まることなどが大切になります。
また、道路を渡るときは斜め横断をしないこと、信号機のない横断歩道では特に注意することなどもポイントです。
【縄田さん】
大人の皆さんに交通安全についてしっかり教えてもらった上で、子どもたちには「見る・待つ・確かめる」を徹底してもらいたいですね。
【アナウンサー】
具体的にどのような行動ですか。
【縄田さん】
はい、まずは「見る 安全確認」です。
左右、前後、周りが安全かどうかを自分の目でしっかり見ましょう。
続いて、「待つ 安全確保」。
心・時間にゆとりを持ち、安全が確保されるまで、人や車が通過するのを待ちます。
そして、「確かめる 再確認」です。
安全に横断、通行ができるかどうか、もう一度、よく確かめましょう。
【アナウンサー】
一歩外に出たら、「見る・待つ・確かめる」を忘れずに行動してほしいですね。
【縄田さん】
そうですね。
~まとめ~
【アナウンサー】
子どもたちを交通事故から守るためには、日常的な交通安全教育が重要です。
保護者だけでなく、地域の皆さんも声掛けなどで協力して、子どもたちの成長を見守りましょう。
関係先:山口県警察本部<外部リンク>