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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・女性が輝く社会を目指して
「女性が輝く社会を目指して」平成28年11月7日(月曜日)放送分
関係先:山口県男女共同参画課
動画テキスト
~女性管理職ネット勉強会が開催されている山口県総合保健会館の外観映像~
【アナウンサー】
昨年、女性活躍推進法が成立し、企業は女性の活躍に向けた具体的な取り組みが求められるようになりました。人口減少や少子高齢化が進む中、地域を発展させていく上で、意欲と能力のある女性が力を発揮できる社会づくりを進めていくことが大変重要です。
今回は働く女性の活躍に向けた県の取り組みを紹介します。
~オープニングタイトル~
~女性管理職ネット勉強会の映像~
【アナウンサー】
こちらの会場では、県内企業などの女性管理職が集まった勉強会が開かれています。
この勉強会は、女性管理職で構成する「輝く女性管理職ネットやまぐち」の活動を通じ、職場での女性の活躍推進を図ろうと開かれています。
国は、平成32年までに社会のあらゆる分野で、指導的地位に女性が占める割合を、少なくとも30%程度にする、という目標を立てていますが、企業の女性管理職の割合を見ても、目標にはほど遠いのが実情です。
~企業の管理職に占める女性の割合の推移のグラフ映像~
※平成26年の課長相当職9.7%、部長相当職6.9%
【アナウンサー】
勉強会では、さまざまな職場で管理職として日々の業務に励んでいる参加者が、それぞれの業界の実情や、将来に向けた職場環境改善への方策について意見交換しています。
【勉強会参加者の声】
(女性が子育てのため退職していく背景に)職場の協力がなかったり、周りの助けが得られないことがある。
イクボス(子育てを応援する上司)を宣言する企業を中小企業レベルまで広げ、それを強制するぐらいの気概が必要。
県内の中小企業は女性管理職の数が少なく、(社会全体で)意識を変えていかなければならないと今回の勉強会で強く感じた。
【アナウンサー】
また県では、職場での女性の活躍推進に積極的な企業をPRするなどの取り組みも進めています。
【山口県男女共同参画課 谷村さん】
女性が活躍できる職場づくりは、多様化する社会のニーズに応えて、企業が競争力を発揮するための重要な戦略です。また、柔軟で多様性があり、活力ある社会づくりにつながります。
こうしたことから、県では、企業の女性社員をはじめ、経営者や男性管理職に向けた意識改革を行うとともに、女性の活躍を推進する企業を支援・PRする取り組みを進めています。
~文字映像~
企業が女性の活躍促進に取り組むと・・・
- 女性の採用・職域拡大、管理職増加
→社員のモチベーションUP - 女性の勤続年数の伸長
→採用と教育のコスト削減 - 働きやすい職場づくりをPR
→優秀な人材の確保
【アナウンサー】
女性の活躍を推進するには、民間、そして行政が力を合わせて取り組むことが必要です。
地域が発展し、活力ある社会づくりのために、ご理解とご協力をお願いします。
関係先:山口県男女共同参画課