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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・うそ電話詐欺にご注意

ページ番号:0012896 更新日:2021年11月1日更新

「うそ電話詐欺にご注意!」平成30年12月17日(月曜日)放送分

関係先:山口県環境生活部県民生活課

動画テキスト

イキイキ!山口

~県警本部~

【アナウンサー】
県内では、うそ電話詐欺が後を絶たず、多額のお金が犯罪者集団にだまし取られています。
今回のイキイキ!山口ではうそ電話詐欺の手口と、被害の未然防止についてご紹介します。

~オープニングタイトルの映像~
「うそ電話詐欺にご注意!」

~県警本部 会議室~

【アナウンサー】
県内での実態について県警生活安全企画課の筒井さんに伺います。
筒井さん、県内でのうそ電話詐欺被害の現状はどうなっているんですか?

【筒井さん】
県内で届け出のあったうそ電話詐欺の被害は、10月末現在で、85件に上り、被害額は2億8,761万円になっています。
件数は昨年より減ってはいるものの、被害額は大幅に増えています。
被害者の中には、5,000万円近くだまし取られた方もいます。
例年 年末にかけて 被害が増加する傾向にあるので 注意が必要です。

【アナウンサー】
詐欺の犯人はどういった手口で被害者にアプローチしてくるんですか?

【筒井さん】
こちらは実際に被害者の元に届いたものなんですが、最近は電話だけでなく、はがきや封書、電子メールなどを使う手口が増加傾向にあるんです。
また、警察の捜査が及ばないよう、犯人がお金を受け取る手口も巧妙化しています。

~(再現イメージ)ローソン山口矢原店(山口市)~
【被害者役(松崎アドバイザー)】
「カードといわれたけど どれかいのぉ。分からんのぉ。
これかいのぉ これみたいじゃのぉ。」

【被害者役】
(レジで)「すいませんが、これを10万円分買いたいんじゃけど。」

【コンビニ店員さん】
「こんなに高額、何に使われるのですか?」

【被害者役)】
「あんたには関係なかろうが・・・。」
(携帯電話を見せながら)
「カードを10万円分 買ってくれって、いわれちょるんよ・・・。」

【コンビニ店員さん】
「それって、もしかして詐欺じゃないですか。」

【被害者役】
「えっ。」

【筒井さん】
このように 最近では電子マネーカードや、コンビニの収納代行サービスを悪用してお金をだまし取る事例が多数発生しています。

~実際に詐欺を未然に防いだ コンビニ店員さんにインタビュー~

【実際に詐欺を未然に防いだ お店のスタッフさん】
お客さまが購入しようとした電子マネーの金額が高額だったのと、その時の言い方が変だったので 詐欺に気付いた。
「買ってくれと言われた」と話したことから、ちょっとこれはおかしいと思った。
(コンビニエンスストアの)本部から全店舗に「そういう詐欺の事例に気を付けてください」という通達が来ているので、詐欺被害を未然に防ぐことができて良かったです。

【筒井さん】
うそ電話詐欺の被害のきっかけは、突然、身に降りかかってきます。
日頃から「自分は大丈夫」と思わず、家庭や、ご近所で話題にしていただくなど、社会を挙げて事件を防いでいくことが重要です。

~県警本部前~

【アナウンサー】
詐欺の手口はどんどん変化し、巧妙化しています。
不審なメールやはがきが届いても、慌てて連絡先に電話せず、周囲の人にも相談するなど、うそ電話詐欺の被害を防ぎましょう。

関係先:山口県県民生活課