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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・うそ電話詐欺にだまされないで!
「うそ電話詐欺にだまされないで!」令和2年1月20日(月曜日)放送分
関係先:山口県環境生活部県民生活課
動画テキスト
『イキイキ!山口』
~県警本部前~
【アナウンサー】
県内でもうそ電話詐欺の被害が後を絶ちません。
特に昨年は、高齢者の被害が多く発生しました。
今回のイキイキ山口では、多発している手口の実例と、被害に遭わないための対策をご紹介します。
~オープニングタイトルの映像~
「うそ電話詐欺にだまされないで!」
~県警生活安全企画課安全安心対策官 筒井克彦さんインタビュー~
【アナウンサー】
筒井さん、うそ電話詐欺の被害がなかなかなくなりませんね。
【筒井さん】
はい、県内では昨年、11月末までで57件のうそ電話詐欺被害が発生し、被害総額は2億1,000万円にのぼりました。
【アナウンサー】
一般的に「うそ電話詐欺」と言われていますが、詐欺の手口は電話以外にもさまざまなんですよね。
【筒井さん】
はい、例えば、こちらは実際に送られてきた架空請求のハガキです。
こういったハガキや封書で不安をあおり、宅配便などで現金を送らせるという手口があります。
また最近多い手口として、犯人が実際に被害者宅を訪問し、直接キャッシュカードをすり替えて盗むというものがあります。
具体的にどんな手口なのか、再現してみましたのでこちらをご覧ください。
~うそ電話詐欺の再現VTR~
【犯人A(電話)】
もしもし、こちら警察ですが、詐欺グループを検挙したら名簿にあなたの名前が載っていました。
あなたの口座から100万円が引き出されています。後で銀行協会から連絡があります。
【ナレーション】
そして数分後。
【犯人B(電話)】
銀行協会の者です。あなたの銀行口座から100万円が引き出されています。
本人確認をしますので暗証番号を逆から言ってください。
【被害者(電話)】
4、3、2、1です。
【ナレーション】
それからしばらくして。
【犯人C(訪問)】
銀行協会の者です。キャッシュカードを新しく作り替えますので、この封筒に古いカードを入れます。
封印するのに印鑑がいるので、印鑑を持ってきてもらっていいですか。
【ナレーション】
男性がその場を離れた隙に、犯人は別のカードが入った封筒とすり替えます。
こうしてキャッシュカードがまんまと盗まれてしまいました。
~まとめ~
【県警生活安全企画課安全安心対策官 筒井克彦さん】
うそ電話詐欺の被害を防ぐのに大切なことは、犯行の手口を知ること、そして現金を要求されたり、キャッシュカードの話題になったときには詐欺を疑い、すぐに家族や警察に相談することです。
警察では相談電話「#9110」も設けていますので、お気軽にご相談ください。
関係先:山口県県民生活課