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県政放送(動画配信)・イキイキ!山口・文書館ってどんなところ?

ページ番号:0012913 更新日:2021年11月1日更新

「文書館ってどんなところ?」令和2年6月29日(月曜日)放送分

関係先:山口県文書館<外部リンク>

動画テキスト

『イキイキ!山口』

~山口県文書館の前~

【アナウンサー】
ここは山口県文書館です。県の歴史や文化に関する貴重な文書記録などを保存・公開しています。
こうした取り組みは、現在各地で進められていますが、実は日本で最初に取り組んだのが、この山口県文書館なんです。
今回のイキイキ!山口では、その見どころなどをご紹介します。

~オープニングタイトルの映像~

「文書館ってどんなところ?」

~アナウンサーと山口県文書館 重田香澄さんとのツーショット~

【アナウンサー】
重田さん。ここは日本の先駆けとなった施設なんですよね?

【重田さん】
そうなんです。萩藩主であった毛利家から、約5万点もの江戸時代の貴重な文書が県に寄託されたことをきっかけに、昭和34年に開館しました。
日本に文書館ができたのはここが最初なんです。

【ナレーション】
それ以来、貴重な資料の寄贈なども相次ぎ、今では鎌倉時代から現代までの約50万点の歴史資料を所蔵し、その保存や整理、公開を進めています。

【アナウンサー】
ものすごい数の資料ですね。

【重田さん】
そうですね。こちらが書庫です。ここで資料を保管し、必要に応じて取り出して閲覧室でご覧いただいています。

【アナウンサー】
代表的な資料にはどんなものがあるのですか?

【重田さん】
こちら。この文書館が設置されるきっかけとなった毛利家文庫です。
萩藩の記録を中心とした5万点の資料の中には、幕末に活躍した志士たちに関する記録も多数含まれています。

【ナレーション】
近代史の重要な資料である「山口県行政文書」
中には、西南戦争の戦況を県に伝える電報などもあります。
明治から昭和22年にかけての山口県の歴史的な公文書、約1万3000点は国の重要文化財に指定されています。

~山口県文書館 重田香澄さんのワンショット~

【重田さん】
近年は、所蔵資料のデジタル化を進めています。
古写真や絵はがきなど、約1万3000点の画像がウェブサイトでご覧いただけます。
デジタルアーカイブでは、吉田松陰が処刑される直前に詠んだ「絶筆」を高画質で拡大して閲覧することもできます。
また、教科書などで見たことのある岩倉使節団や在りし日の萩城の天守、明治末期の県内各地の名所旧跡を写したものなど、数多くの古写真を見ることができます。

~まとめ~

【アナウンサー】
実際に利用して、歴史的な文書記録の保存の重要性や県文書館の役割について理解を深めていただきたいと思います。

関係先:山口県文書館<外部リンク>