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オミクロン株対応ワクチンの接種について
オミクロン株対応ワクチンについて
オミクロン株対応ワクチンは、従来株とオミクロン株の両方に対応した2価のワクチンです。
重症化予防はもとより、発症予防、感染予防を目的に接種が実施されます。
オミクロン株対応ワクチンの効果
■ 従来型ワクチンを上回るオミクロン株への効果が期待されています。
オミクロン株対応ワクチンの追加接種には、オミクロン株の成分が含まれるため、従来型ワクチンと比較した場合、オミクロン株に対する重症化予防効果、感染予防効果、発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導します。
そのため、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性があるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されています。
■ 2価のワクチンであることにより、様々な新型コロナウイルスに反応します。
異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられます。 そのため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています。
※2022年8月現在の科学的知見を踏まえた専門家の議論をもとに記載しています。今後、知見の蓄積等によりアップデートされる可能性があります。
[出典:新型コロナワクチンの製造株に関する検討会 第二次とりまとめ]
使用するワクチンと安全性
ワクチン接種では、ファイザー社又はモデルナ社のワクチンを使用します。
※12~17歳の方は、ファイザー社ワクチンのみ接種できます。
出典:厚生労働省情報提供資材
ワクチンの安全性について、ファイザー社及びモデルナ社の2価ワクチンの薬事承認において、どちらのワクチンも従来型ワクチンと概ね同様の症状が見られました。
接種の対象と開始時期
〇初回接種(1・2回目接種)を完了した12歳以上の方であって、前回の接種から3か月以上経過した方
※オミクロン株対応ワクチンの接種は、現時点で1人1回の接種になります。
[出典:第37回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(資料1)]
〇本県では、60歳以上等の4回目接種対象者のうち、未接種の方から接種を開始し、続いてエッセンシャルワーカーへ順次接種を行います。
[厚生労働省情報提供資材を一部改変]
本県における接種計画
オミクロン株対応ワクチンは、前倒し分として9月19日の週から10月上旬にかけて配送され、本格実施分として、10月半ば以降、対象者全員分が順次配送される見込みです。
国の方針に基づき、本県では次のとおり接種を進めていきます。
各市町における接種日時・場所など
原則として、住民票所在地の市町(住所地)の医療機関や集団接種会場で接種を受けていただきます。
接種の開始時期など、詳細については、お住まいの市町にご確認ください。
各市町のオミクロン株対応ワクチンに関する情報は下の市町名をクリックしてご覧いただけます。
下関市<外部リンク> | 美祢市<外部リンク> |
宇部市<外部リンク> | 周南市<外部リンク> |
山口市<外部リンク> | 山陽小野田市<外部リンク> |
萩市<外部リンク> | 周防大島町<外部リンク> |
防府市<外部リンク> | 和木町<外部リンク> |
下松市<外部リンク> | 上関町<外部リンク> |
岩国市<外部リンク> | 田布施町<外部リンク> |
光市<外部リンク> | 平生町<外部リンク> |
長門市<外部リンク> | 阿武町<外部リンク> |
柳井市<外部リンク> |
説明書とリーフレット
秋から冬にかけての接種【令和4年秋開始接種】についてのお知らせ(第2版) (PDF:799KB)
秋から冬にかけての接種【令和4年秋開始接種】についてのお知らせ (PDF:790KB)
オミクロン株対応ワクチン接種のお知らせ (PDF:1011KB)
オミクロン株対応ワクチン接種のお知らせ(第2報) (PDF:599KB)
オミクロン株対応ワクチン接種のお知らせ(第3報) (PDF:1.07MB)
ファイザー_新型コロナワクチン予防接種についての説明書 (PDF:262KB)
モデルナ_新型コロナワクチン予防接種についての説明書 (PDF:887KB)
オミクロン株対応ワクチンに関するQ&A
1 | オミクロン株対応ワクチンは何回接種するのですか。 |
• 1回です。 |
2 | BA.1対応型ワクチンとBA.4/5対応型ワクチンのどちらのほうが効果があるのですか。 | • 現時点の知見を踏まえた専門家による検討では、従来株と現在流行しているオミクロン株との間の抗原性の差と比較すると、オミクロン株の中での亜系統間の抗原性の差は大きくないことが示唆されており、オミクロン株対応ワクチンは、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4/5)に関わらず、オミクロン株成分を含むことで、従来型ワクチンを上回る効果があること、オミクロン株と武漢株の2種類の成分が含まれることで、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いことが期待されています。 • そのため、その時点でオミクロン株成分を含む接種可能なワクチンを接種いただくようお願いいたします。 |
3 | オミクロン株対応ワクチンが追加接種のみで初回接種として接種されないのはなぜですか。 |
• オミクロン株対応ワクチンは、現時点で追加接種として臨床試験がなされており、追加接種の用法のみで薬事承認がなされています。今後、新たなデータが得られれば初回接種の用法も含めて薬事承認がなされることも考えられますが、現時点では、薬事承認に基づき、初回接種としては接種しないこととしています。 |
4 | 小児用ワクチンで初回(1・2回目)接種を終了した児童が、追加(3回目)接種を受ける時点で12歳に到達している場合、3回目接種は、12歳以上用の従来ワクチンは未接種のため、初回接種として従来ワクチンを接種するのか、初回接種完了者として、オミクロン株対応ワクチンを接種するのか、どちらですか。 | • 小児用ワクチンで初回接種を完了していますので、オミクロン株対応ワクチンを接種します。 |
5 | 新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。 | • 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。 |
[出典:新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に係る自治体説明会(第17回)・厚生労働省新型コロナワクチンQ&A]