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山口県母子保健ガイド・不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス検査等の実施について
新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、妊婦は日常生活等が制限され、自身のみならず、胎児や新生児の健康等について、強い不安を抱えて生活している状況にあります。
このため、妊婦の不安解消を目的とした分娩前の新型コロナウイルス検査等について、令和2年10月1日(木曜日)から次のとおり実施します。
1 不安を抱える妊婦への分娩前新型コロナウイルス検査
※不安解消のために検査を希望する方が対象です。検査を希望されない方は、受ける必要はありません。
※本検査を県外の産科医療機関等で受けた場合、その費用の一部を助成します。
詳しくは、山口県母子保健ガイド・県外への里帰り出産時に受けた分娩前新型コロナウイルス検査費用の助成についてをご覧ください。
(1)対象者
以下の全てにあてはまる方
- 山口県内の医療機関、助産所で出産予定(県外からの里帰り出産を含む)
- 妊娠週数が概ね36~38週頃(医師の判断により検査の時期が変わる場合があります)
- 発熱など感染を疑う症状がない
- 現在の妊娠期間中に本事業による不安解消を目的とした検査を受けたことがない
(2)相談先
検査を希望される方は、出産を予定している産科医療機関にご相談ください。
検査内容の説明を受け、検査の目的や影響などを御承諾の上、検査を受けることができます。
(3)検査方法
唾液又は鼻から綿棒を入れて鼻の奥から採取した粘膜の検査(PCR法、Lamp法)
(4)検査費用
無料(県が負担します)
※別途診察料等の自己負担が発生する場合があります。
詳しくは、検査を行う産科医療機関にお問い合わせください。
(5)留意事項
検査の性質上、実際には感染しているのに結果が陰性(偽陰性)となることや、感染していないのに結果が陽性(偽陽性)となることがあります。
検査結果が陽性となった場合について
- 検査が陽性となった場合、保健所が対応します。保健所職員の指示に従ってください。
- 症状の有無に関わらず、指定の医療機関に入院となる可能性があります。
- 分娩方法等が変更(帝王切開や計画分娩等)される可能性があります。
- 入院中の面会および分娩時の立ち会いが制限される可能性があります。
- 分娩後に、一定期間の母子分離(お母さんと赤ちゃんが別室での管理となり、赤ちゃんに触れたり授乳することができない)となる可能性があります。
- 行政検査と同様に、個人が特定されない範囲で公表されます。
2 新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦への相談支援
新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦に対して、母子の健康や育児に関する助言指導など、保健師等による妊産婦に寄り添った相談支援を実施します。
(1)相談窓口
新型コロナウイルスに関する妊産婦相談窓口
【受付時間】8時30分~17時15分(土日祝日を除く)
【電話番号】083-933-2947
(2)利用料
無料