感染症対策等・モデルナ社ワクチンの異物混入について

モデルナ社ワクチンの異物混入について

　このことについては、8月26日（木曜日）、全国的な事案として厚生労働省から公表され、本県においても該当があった旨、武田薬品工業株式会社から連絡があったことを受け、以下のとおり状況を確認したところです。
　その後、モデルナ社による調査が行われ、10月1日（金曜日）、武田薬品工業株式会社から、次のとおり調査結果の公表がありましたので、お知らせします。

• 異物は、製造機器の組立て時の人的過誤を起因とした不具合により、ステンレスの破片が混入
  していたもの。
• ステンレスは心臓のペースメーカーや歯のインプラントなどの医療機器にも使用されており、
  仮に体内に入ったとしても、アレルギーの誘因となる可能性は低い。
• ステンレスが仮にワクチン薬液内に混入したとしても、溶け出す等の恐れは少なく、ワクチン
  の有効性・安全性への影響はない。

　COVID-19 ワクチンモデルナ筋注一部ロットの自主回収に関する調査結果について（2021年10月）（PDF：449KB）
　※詳しくは、武田薬品工業株式会社ホームページ＜外部リンク＞を御覧ください。

8月26日の状況確認

1　本県の状況

（1）配送状況

（2）接種の状況

• 8月25日（水曜日）、周南市の集団接種会場で290人の方に対して接種。
• 接種時にバイアル又はシリンジの薬液を目視で点検するとともに、使用済バイアルを確認した
  結果、いずれも異物の混入は確認されていません。
• 上記の使用分以外は未使用であり、未使用のバイアルは医薬品卸売業者を通じて既に回収されています。

2　相談窓口

（1）副反応等について

　県ワクチン接種専門相談センター（083-902-2277　※24時間対応）

（2）今回の異物混入（疑い）について

　武田薬品工業(株)くすり相談室（0120-793-056　※9時00分～17時30分：土日祝日を除く)
　※　普段と変わったことがあった場合には、医師（かかりつけ医等）に相談してください。

3　今後の接種予定

　今後、県周南総合庁舎で実施を予定している接種については、代替品の確保等により、予定どおり実施します。

【参考】厚生労働省の発表内容（新型コロナワクチンの一部ロットの使用見合わせについて）