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犬猫の引取りについて
飼えなくなった犬・猫の引取りについて
引取りを依頼する前に
県では市町や健康福祉センター(保健所)を窓口として飼えなくなった犬・猫を引き取っていますが、引き取られた犬・猫は一部を除いて致死処分されることになります。本当に飼い続けることができないのか、もう一度家族で話し合いましょう。どうしても飼い続けることができない場合は、引取りを求める前に自分で新しい飼主を探すなど、飼主としての責任を果たしましょう。
新しい飼主探しの方法の例
- 動物愛護センターホームページでの里親探し仲介
- 保健所の犬猫の里親探し掲示板の利用
- 一般の里親探しサイトへの掲載
- 地域のコミュニティ紙への掲載
- 譲渡会を実施している動物愛護団体への相談 等
引取りをお断りする場合
次のいずれかに該当する場合は、原則、引取りをお断りします。
- 犬猫等販売業者が引取りを求める場合
- 引取りを繰り返し求める場合
- 子犬又は子猫の引取りを求める場合であって、当該引取りを求める者が都道府県等からの繁殖を制限する指示に従っていない場合
- 犬又は猫の老齢又は疾病を理由として引取りを求める場合
- 引取りを求める犬又は猫の飼養が困難であるとは認められない理由により引取りを求める場合
- あらかじめ引取りを求める犬又は猫の譲渡先を見つけるための取組を行っていない場合
やむを得ず引取りを求める際に必要なもの
※引取りを求める場合は、必ずあらかじめ住所地の市町又は管轄の保健所に連絡してください。
- 引取り手数料
- 生後90日を超える犬・猫 1頭(匹)につき2,000円
- 生後90日以内の子犬・子猫 1頭(匹)につき400円
 
- 本人確認ができる公的証明書(運転免許証、健康保険証等)
ペットは責任を持って最期まで飼いましょう
- 犬や猫などのペットは大切な家族の一員です。
- 動物の習性を理解し、終生愛情を持って飼育するようにしましょう!
- どうしても飼い続けることができない場合は、新しい飼主を探しましょう。
- 繁殖を望まない場合は、不妊手術などの繁殖制限を考えてください。
- 動物の遺棄は、法律で禁止されています。
 (動物の愛護及び管理に関する法律:1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)
環境省の啓発パンフレットを参考にしてください。
・・・「捨てないで 迷子にしないで ~42万頭の叫び~」(別ウィンドウ)<外部リンク>
所有者不明猫の引取りについて
動物の愛護及び管理に関する法律の改正によって、猫の引取りの適正化が図られ、令和2年6月1日からは、周辺の生活環境が損なわれる事態が生ずるおそれがある場合など、相当な事由がない場合は、引取りを拒否することができる規定になりました。
引取りを求める前に、次のチェックリストを確認してください。
1つでも該当しない項目がある場合は、原則、引取りをお断りしています。
チェックリストをご確認いただいた上で引取りを求める場合は、必ずあらかじめ住所地の市町又は管轄の保健所に連絡してください。
※周辺の生活環境が損なわれる事態
次のいずれかに該当するものが、周辺住民の日常生活に著しい支障を及ぼしていると認められる事態であって、かつ、当該支障が複数の周辺住民からの苦情の申出等により、周辺住民の間で共通の認識となっていると認められる事態及び周辺住民の日常生活に特に著しい支障を及ぼしているものとして特別な事情があると認められる事態
- 猫の鳴き声その他の音
- 猫のふん尿その他の汚物の放置により発生する臭気
- 猫の毛の飛散
- 多数のねずみ、はえ、蚊、ノミその他の衛生動物の発生
地域の猫との接し方(一例)
野良ねこに困っていませんか?(猫との接し方リーフレット) (PDF:758KB)
犬猫の引取り等の状況
平成22年度から令和6年度までの山口県内の犬・猫の引取り等の状況(下関市を除く。)は以下のとおりです。
令和6年度は保健所に収容された犬猫の譲渡について、動物愛護団体等をはじめとする多くの皆様のご協力があり、犬猫の処分数は平成27年度に比べおよそ1/21に減少しました。
今後も引き続き、市町や動物愛護団体、県民の皆様と連携して、犬猫の引取り・処分数の削減に取り組んでまいります。
| 年度 | 捕獲数 | 引取り数 | 返還数 | 譲渡数 | 処分数 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 平成22年度 | 1,542頭 | 301頭 | 126頭 | 99頭 | 1,618頭 | 
| 平成23年度 | 1,412頭 | 354頭 | 131頭 | 122頭 | 1,605頭 | 
| 平成24年度 | 1,138頭 | 274頭 | 111頭 | 128頭 | 1,173頭 | 
| 平成25年度 | 1,128頭 | 235頭 | 101頭 | 62頭 | 1,200頭 | 
| 平成26年度 | 1,145頭 | 144頭 | 94頭 | 145頭 | 1,050頭 | 
| 平成27年度 | 1,163頭 | 121頭 | 79頭 | 289頭 | 916頭 | 
| 平成28年度 | 1,359頭 | 77頭 | 77頭 | 1,165頭 | 176頭 | 
| 平成29年度 | 1,548頭 | 63頭 | 99頭 | 1,336頭 | 158頭 | 
| 平成30年度 | 1,450頭 | 44頭 | 77頭 | 1,294頭 | 140頭 | 
| 令和元年度 | 1,503頭 | 40頭 | 86頭 | 1,408頭 | 62頭 | 
| 令和2年度 | 1,350頭 | 14頭 | 75頭 | 1,232頭 | 57頭 | 
| 令和3年度 | 1,113頭 | 27頭 | 83頭 | 1,002頭 | 46頭 | 
| 令和4年度 | 1,070頭 | 8頭 | 72頭 | 974頭 | 35頭 | 
| 令和5年度 | 836頭 | 20頭 | 56頭 | 773頭 | 25頭 | 
| 令和6年度 | 580頭 | 14頭 | 64頭 | 520頭 | 22頭 | 
※ 令和2年度の犬の引取り数には、他県から譲受けた犬を含む
| 年度 | 引取り数 | 返還数 | 譲渡数 | 処分数 | 
|---|---|---|---|---|
| 平成22年度 | 2,617匹 | 0匹 | 18匹 | 2,599匹 | 
| 平成23年度 | 2,694匹 | 1匹 | 28匹 | 2,665匹 | 
| 平成24年度 | 3,007匹 | 2匹 | 31匹 | 2,974匹 | 
| 平成25年度 | 2,639匹 | 6匹 | 25匹 | 2,608匹 | 
| 平成26年度 | 2,744匹 | 3匹 | 40匹 | 2,701匹 | 
| 平成27年度 | 2,354匹 | 10匹 | 85匹 | 2,259匹 | 
| 平成28年度 | 1,992匹 | 1匹 | 1,071匹 | 907匹 | 
| 平成29年度 | 2,032匹 | 9匹 | 1,489匹 | 542匹 | 
| 平成30年度 | 1,825匹 | 6匹 | 1,406匹 | 424匹 | 
| 令和元年度 | 1,663匹 | 4匹 | 1,290匹 | 376匹 | 
| 令和2年度 | 756匹 | 2匹 | 594匹 | 162匹 | 
| 令和3年度 | 475匹 | 3匹 | 328匹 | 140匹 | 
| 令和4年度 | 383匹 | 2匹 | 246匹 | 139匹 | 
| 令和5年度 | 347匹 | 3匹 | 226匹 | 120匹 | 
| 令和6年度 | 326匹 | 0匹 | 203匹 | 120匹 | 




